<楽楽・神戸>練習風景


2月11日(日) 2月3日の練習風景
 
マンドラのK.Iさんのレポート

練習風景(2007.2.3)

早や2月。“2ndコンサート”までの練習回数を数えると一桁になりました。
最近は全員に近い出席でフランチャイズが手狭になり今回の例会会場は東灘の青木文化センターです。

今日は大西プロとの練習があるので午前10時30分集合、午後5時解散というハードなスケジュールです。

暖冬とはいえまだ身体も手指も温まっていない状態で大西プロとの協演「カラーチェのマンドリンコンチェルト/マルキアーレ」の練習開始。開始まもなくテンポやrall.のかけ方などの意見のやりとりがあって、一気に気持ちがひきしまってきます。要所ようしょを念入りに合わせるのにお付き合いいただいた大西プロに感謝。あっという間に正午直前になっていました。最後に曲全体をとおして弾ききり、部分ぶぶんの練習とは違う少しばかりの達成感が味わえました。練習直後に大西プロに講評をお願いして、曰はく、『本番までまだ日がありますから…。それから、隣どうしではタイミングが合っているけど、後ろの方は左と右で音がずれています。』

昼食の前に大西プロを交えて全員集合の写真撮影。この写真は“2ndコンサート” のプログラムに載るようです。
1stマンドリンは昼の休憩を一部返上でパート練習。

午後1時。さて、いよいよこれからが! 例会の始まりです。
先ずは、Iさん指揮の3曲。「主よ、人の望みの喜びよ」(Bach)、「楽興の時」(Schubert)、「第九合唱つき」(Beethoven)の練習です。「主よ、…」はベースを主役にした短縮版に、「第九合唱つき」も曲の入りの部分に2小節を加えるなどの変更がありました。よく知られている曲ばかりなのでIさんは曲想のほかに曲と曲のつながりにも腐心しているようです。

続いてFさん指揮で「祈り」、「エンマ・イゾッタ」、「ミュージカル・メドレー」の3曲。「エンマ・イゾッタ」は小品というのでしょうがテンポが速いのでかなりの難曲です。「ミュージカル…」は盛り沢山のメドレーで、一部をカットすることになりました。本番の編成はキーボード(シンセサイザー?)やパーカッションが加わるそうなので、その感触と全体をとおして弾く感じを早く味わいたいものです。

午後3時すぎ。やっと一息つける「お知らせと癒しと休憩の時間」ですが話題満載で休憩は極めて短いものとなりました。
話題のトップは何といっても“2ndコンサート”のこと。企画委員長O氏からプログラムとチラシ作成の状況について報告があり、アンコール曲は「ラデツキー行進曲」が候補に挙がっているとの話がありました。
I氏から「第九の合唱隊」募集の飛び入り提案。会員の家族に呼びかけて20人くらい集まればやりたいというものです。歌詞(ドイツ語)が配られ次の例会で応募の様子をみて結論を出すことになりました。実現すれば新鮮な企画になりそうです。

癒しの時間の主役は今月が誕生月のN.A.さん、E.I.さん、J.S.さんの3人です。Mさんの進行役による三人三様の一言とバースデーソングで祝福。

決算と予算の報告がSさんから、監査報告がTさんからあって、明瞭・健全会計を拍手で確認。例会会場費の説明に関連して、会場確保の苦労が話題になりました。今後“2ndコンサート”までの会場が都度変わりますので皆さん充分ご注意を!

午後3時45分。トリの練習はKさん指揮の「山の印象(初版)」「パストラルファンタジー」です。「山の印象」は第2楽章「高原の午後」に集中。Kさんもこの部分の曲想を練り上げている途中のようです。因みに、第2楽章の解説によればこの曲の情景はちょうど“2ndコンサート”の時季にあたります。グッドタイミングです。「パストラルファンタジー」はアレグロの部分を集中練習。不慣れな重音が多く、強烈な音量を要求されるので大変です。きれいな音が出ていないのは自覚しているし、力いっぱい弾くことの難しさを痛感させられます。

ようやく長い一日が終わりました。
今日の練習で印象に残ったのは、一曲を通して演奏したときの心地よさでした。
大曲や難曲が多いのですが、不十分でも通して弾けるように早くなりたいものだと思います。そうなれば、例会の都度わずかずつでも達成感を大きくしていけるのではないかと考える次第です。

K.I.





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