<楽楽・神戸>練習風景


11月27日(月) 11月23日灘の楽芸会
 
 指揮者柏木さんによるレポート

2006年11月23日 第6回「灘の楽芸会」報告
2001年11月から始まった神戸市灘区での地域の手作りの音楽祭が、今年で第6回になり盛大にとり行われました。毎年11月23日の勤労感謝の日に行われています。今年は、阪急六甲の西南約5分ほどの六甲小学校が会場でした。

今回は、12:30から16:00までで、21組のエンターテイナーがそれぞれの個性を出し合いました(持ち時間各10分)。和太鼓、ハワイアン、ピアノソロや連弾、ギター・バイオリン、オペラ、ハーモニカソロ、シャンソン、女声コーラス、さらに落語ありと実に多彩な内容でした。例えばハーモニカソロは世界大会(ドイツ)でベストテンに入る実力者というように、当地区の音楽・芸能レベルの高さがうかがえました。会場は体育館で音響は良くない?ため、マイクをつかっての演奏が多くあり効果的でした。

当初から地区の有志のボランティアにより完全な手作りで企画・運営されており、会場は六甲小学校を借りて、出演者も会場作りから手伝っています。
私たちマンドリン合奏団<楽楽神戸>は最も多い39名が出席し、「ラデツキー行進曲」と「エスパニア・カーニ」の2曲を演奏し、18:00からの交流会にも出席して、多大な貢献をしました。
来年は女声コーラスとの合同演奏の話も持ち上がりました。来年も協力しましょう。
私たち<楽楽神戸>はこれまで毎回出席の皆勤賞もので、これまでの演目は下記の通りです。
第1回(2001年):「旅愁の主題による変奏曲」「秋桜(コスモス)」「ファンタジア九州」
第2回(2002年):「こんなんで演歌」「川のながれのように」
第3回(2003年):「美しき蒼きドナウ」「荒城の月変奏曲」「六甲おろし」
第4回(2004年):「ひまわり」「サンタルチア」「オーソレミオ」
第5回(2005年):「ミュージカルメドレーNO3」
(2006年11月25日柏木記)

「ラデツキー行進曲」:
(ヨハン・バプティスト・シュトラウス (1804 〜 1849) オーストリアJohann Baptist Strauss作曲)
作曲者は、シュトラウス1世で、「ワルツの父」と呼ばれている人です。「ワルツ王」と呼ばれ、「美しく青ドナウ」など多くのワルツ曲を作曲したヨハン・シュトラウスのお父様です。
曲名のラデツキーは、オーストリアの将軍であり、1848年の三月革命における北イタリアの独立運動を鎮圧しました。その勝利をたたえて作曲されたと言われています。
吹奏楽で多く演奏され、よく入場行進に使われている、皆様もよくご存知の、軽快で明るく楽しい行進曲です。よろしければ手拍子でどうぞ。

「エスパニア・カーニ」:
(パスカル・マルキーナPascual Marquina作曲)
最もスパニッシュらしさを感じるパソドーブル(闘牛士の踊り)の代表曲。
情熱の国スペインの若者達がタンバリン、カスタネットを持ち、手を打ち、足を踏み鳴らして踊る様子を描いた青春の舞曲です。
マンドリンだけでなく、吹奏楽などいろいろなアレンジで毎日日本のどこかで演奏されている日本人好みの親しみやすい曲は、ご来場の皆さんもご一緒に「オーレッ!!」と叫べばストレス解消間違いなしです。




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