<楽楽・神戸>練習風景


9月 6日(水) 神戸大学 Home coming day
 
 神戸大学で9月30日にHome coming dayが催されます。
    http://home.kobe-u.com/bel-council/pc/event.shtml
    http://home.kobe-u.com/bel-council/hcd/
    http://www.kobe-u.ac.jp/hcd/index.htm
    KUMCの演奏、松田晃演(二郎)氏のギター演奏があります。
    この件に関しては15回生のMさんから早くから連絡を頂いていました。
    弦友会会長の今崎氏からは、以下の様なメールを頂戴しています。
    
神戸大学 Home coming dayについて

 大学活性化の一環として今まで卒後疎遠になることが多かったOB,OGとの絆をつくる目的で全学的に今年からはじめるものである。
 今年は9月30日にまず、9回、19回、29回、39回生を招待する。
 内容はキャンパス案内、講演会、コンサート,園遊会など各学部ごとに企画されている。

KUMCの出演について
 同日11時から百年記念館六甲ホールで全学的な記念式典が開かれます。
 このオープニングにKUMCが出演します。
 今までこのような出演はほとんどオケかグリーだったのですが、KUMCは今や文化総部の中でも有力な花形クラブになりつつあり、この栄誉が与えられました。心強いことです。

 なお、この式典には凌霜会役員として私も出席します。

松田晃演氏について(旧名 松田二郎)
 この日社会科学系のイベントとして午後2時から六甲台の講堂で松田氏のギターコンサートがあります。
 彼は姫路市の商家に生まれ若くしてクラシックギターに興味を持ち 月村嘉孝氏に師事し頭角を現しました。
 経済学部4回生として1952年に神戸大学に入学されています。
 入学後、戦後復活したマンドリンクラブのギターパートに入部しましたが、クラブ全体として人数が少なく新入生の勧誘や育成にも熱心ではなかった様子で、マンドリンクラブとしては戦後復活後定演を4回開いたところで消滅状態となり、松田氏を中心とするギターメンバーのみのオタク?な団体として 古典ギタークラブ と改名して存続することになりました。
 1957年3月に松田氏が卒業後この古典ギタークラブに小畠、東,会沢、今アが入部し、私は松田氏の自宅に ギターレッスンに通うようになりました。
 とはいっても古典ギタークラブとしては部員は数名、活動も制約され先に希望が見えない状態でした。
 そのような日々、1958年秋のある日、松田氏宅でレッスンを受けた後この.古典ギタークラブの行く末について 松田氏と私がいろいろ話し合いました・・・・そしてそのときがやってきます。
 そのとき・・・・松田氏がふと
 ♪ 古典ギタークラブでは発展性がないのなら・・・マンドリンクラブを復活させたらどうか?
 いろいろ難しいかもしれないが、君にその熱意があるか?♪と私に問いかけてきました。
 そして熟慮の末マンドリンクラブを復活させることになり松田氏にコーチをお願いして大野氏や会沢氏なども松田氏宅にギターを習いに行くようになりました。
 そしてマンドリンの方々は松田氏の紹介で月村さん宅に習いに行きました。
 このような経緯で、ある意味では松田氏はKUMCの恩人とも言えます。

 さて1962年にアンドレセゴビアが来日したとき、彼の前で日本のギタリストたちのオーディションが開かれました。難しい曲を緊張して弾く人たちが多い中で松田氏は易しい?練習曲を丁寧に正確にゆったりと弾かれました。
 これがセゴビアに好印象 を与え ”日本にギタリストがいた!” と感慨深く名文句を残した。  そして松田氏にスペインに行きセゴビアに師事する道が開けたわけです。

         今ア




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