<楽楽・神戸>HTML入門


其の弐 HTML文書の構造

1.HTMLとは?
 HTMLというのは、hyper text markup language のことです。
 ハイパーテキストを記述する為の言語です。
 インターネットのホームページを記述するのに使われます。
 ハイパーテキストとは、コンピューター上の文書で、他の文書を参照したり、他の文章に移動出来るような仕組み、考え方のことです。
(goo の辞書を参照)

2.いきなり、「其の弐」とは何事か?
 既にタグ入門其の六でHTML文書を作成しています。
 ですから、HTML入門は既に始まっていたのです。(^_^;

3.HTML文書の構成
(1)HTML文書は、次のような記述をすることになっています。

<HTML>
<HEAD>
<TITL>タイトル</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
本文
</BODY>
</HTML>

解説
(a)HTML文書は、<HTML> で始まり、</HTML>で終わります。
  これが一つの画面に相当します。
<HTML>

</HTML>

(b)HTML文書は、<HEAD>の部分と<BODY>の二つの記述に分かれます。
<HTML>
<HEAD>


<BODY>


</HTML>

(c)<HEAD>の部分には、<TITL>を記述します。
  これは、HTML文書のタイトルを記述する部分です。
  タイトルの最後は、</TITLE>で締めくくります。
  他にも色々と記述しますが、最初は基本的な部分のみ覚えて下さい。
  <HEAD>の部分の最後は、</HEAD>で締めくくります。
<HTML>
<HEAD>
<TITL>タイトル</TITLE>
</HEAD>

<BODY>


</HTML>

(d)<BODY>の部分には、本文を記述します。
  ホームページの見出し、文章、写真などを記述します。
  <BODY>の最後は、</BODY>で締めくくります。
<HTML>
<HEAD>
<TITL>タイトル</TITLE>
</HEAD>

<BODY>
本文(見出し、文章、写真など)
</BODY>
</HTML>


4.HTML文書の実習です。
(1)メモ帳を開きます。
(2)先ほどの(d)の所のHTML文書の構成をコピーして貼り付けます。
  ・カーソルをコピーする範囲の先頭に持っていって、マウスを左クリックしたまま、コピーする範囲の最後まで引きずっていきます。
   これでコピーする範囲が選択出来ました。(ドラグすると言います。)
  ・コピーします。(ctrl + C )
  ・メモ帳の方へカーソルを持っていって、貼り付けます。(ctrl + V )
  ・これでメモ帳は次のようになっています。
  ・本文では、各文章の最後に改行の印を入れます。<br>が改行の印です。

<HTML>
<HEAD>
<TITL>タイトル</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
本文<br>
</BODY>
</HTML>

(3)タイトル欄に「楽楽・神戸」と入れてみます。
  次のようになります。

<HTML><br>
<HEAD><br>
<TITL>楽楽・神戸</TITLE><br>
</HEAD><br>
<BODY><br>
本文<br>
</BODY><br>
</HTML><br>


(4)本文欄に「こんにちは。○○です。」と入れます。○○には自分の名前をいれて下さい。
  改行マークを入れて、次の行に「私のホームページです。」と書いて下さい。

<HTML><br>
<HEAD><br>
<TITL>楽楽・神戸</TITLE><br>
</HEAD><br>
<BODY><br>
こんにちは。○○です。<br>
私のホームページです。<br>
</BODY><br>
</HTML><br>


(5)この文章を保存します。(タグ入門其の六にある手順を見て下さい。)
  前に説明したようにテキスト文書で保存します。
  名前は、watasi.txt としておきましょう。
  次にHTML文書にします。
  つまり、ファイル名を書き換えます。
  watasi.html にします。
  (拡張子は htm でも構いませんが、html のを htm で呼び出せませんし、その逆も又同じです。
  拡張子をどちらを使うのか意識して使いましょう。)
  これでwatasiという名前の文書はホームページの画面になりました。
  ダブルクリックして開いてみて下さい。

  ここでもう一つの方法も説明しておきます。
  第2のHTML文書の作り方です。
  メモ帳で文書を保存する時に、一気にHTML文書で保存してしまうのです。
  それは、「名前を付けて保存」の時に、名前が *.txt と表示されているのを watasi.html と書き換えて保存するのです。
  すると一気にHTML文書で保存されます。

(6)さて、出来上がった画面を良く見て下さい。
  表示された画面には本文で記述した文章しか表示されていません。
  タイトルに記述した「楽楽・神戸」は、デスクトップ画面の一番下の段のタスクバーの所に「楽楽・神戸」と表示されています。
  つまり、タスクの名前として扱われています。
  又、ホームページの画面の一番上の行、青い色の部分にも「楽楽・神戸」と表示されています。
  あとは、このホームページを印刷した時に、印刷したページの一番上に「楽楽・神戸」と表示されています。
  この画面と記述を良く見て、タイトル行がどう扱われるのか、良く理解しておいて下さい。
  これは、「本文」の中で、見出し行を作成した場合に、よくタイトル行と混同しやすいので注意すべき箇所なのです。

(7)タグ入門で字のサイズを大きくしたり、色をつけたりしたのですが、あれは、そのままHTML文書で使えます。
  ですから、これで字だけのホームページは作れるということです。
  まずは、初めてのホームページ作成で祝杯を挙げましょう。

  




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