中古のETCで遊んでみる!

【INDEX】
 1.初めのウダウダ
 2.ジャンクETC到着!
 3.電源コネクター準備
 4.完動品ETC到着!
 5.アンテナ線カットにトライ!
 6.端子の分解
 7.端子の組み立て
 8.動作確認
 9.取り付けテスト
10.実走行テスト
11.ジャンク品実走行テスト
12.ジャンク品手直し
13.ほぼ最終形態?
14.ON/OFF-SW取り付け
15.電源SW埋め込み処置
16.ETC最終形態?
17.JRM−12ゲット!
18.JRM-12電源部作成!
19.電源部形状変更
20.実走行テスト





2010/07/01[始めのウダウダ]
 昨日、楽天オークションにてジャンク(ガラクタ)品扱いのETC(1500円也!)を見掛けたので、面白半分で落札してみた!

 ま、普段ならジャンクなどに手を出す事は無いのだが、そろそろETC装着を考えていた所へ持ってきて、見た目が綺麗だったのと送料無料が目に止まり、つ い、「もし直せたら儲け物!」と思っちまったんだよね〜…(^^;;;

 もし上手く直せてオマケに軽四登録だったりしたら万々歳!な訳だが、多分、普通車登録だろうな… って、その時はその時で四輪に使えばイイや…


 と、こう書くと必ず、『軽四登録のETCをバイクで使うのは違法だ!』とか、『中古のETCを使う場合は、再セットアップが義務付 けられている!』とか言い出す人が出てくる訳なんだが、ま、確かに仰ってる事は社会的には正論なんだろう。(多分)

 注:面倒なのでココでは、『バイクへの流用は違法では無く、単なる利用規約違反であって罰則規定は無い!』とか言った 弁護士的な解釈には触れないでおく。 どうしても法的解釈に拘りたい人は右のHPを参照の事。→自主運用は違法か?

 只、それに対して、『料金をキチンと払っているのに何故ダメなんだ?』と 言った、実に素朴な疑問(反論?)が生じてくるのは当然である!

 そもそも有料道路の通行とは、対価を払ってサービスを得る立派な商取り引き! 気持ち良く言われた通りの金額を支払ってくれる人は、お客様である!

 その客に対して商売人がゴチャゴチャと支払い方法に対して妙な注文を付けてくるのは、(法律だ規約だと騒ぐ以前の問題で)商売道徳として間違って いる!


[二輪車に対する規約]
 お上(もしくは、その天下り団体)からのお達しによれば、『二輪車は雨や振動への対策が必要なので専用品を…』との事なのだが、それは単 に努力目標とすべき程度の事であって、(新品だと実に4倍以上もの価格差がある物の購入を)強制されたのでは溜った物では無い!

 注:二輪専用ETCの価格は、アンテナ一体型が2万円、アンテナ別体型だと3万円もする上、作っているの が1社だけなので値引きも無い! 更にはこの上に取り付け工賃まで掛かる(<詳細は後述する!)ので実際の価格差は6倍以上と言う馬鹿げた事になる!(補 足:最近になって別の会社からも一体型が出たらしいが、価格が全く同じで意味が無い!)

 『二輪車は四輪車と比べると使用条件が過酷な為、できるだけ二輪車専用品をお勧めします。 又、止むなく四輪車用を流用する際には、雨や振動に付 いての十分な対策を講じて下さい。』程度が妥当だろう。


 そして更に納得できないのが、『二輪車用ETCの取り付けは、指定店でのみ行えます。』との規定で、この理由付けも、『取り付けに 技術が必要なので…』との実に曖昧な事しか書かれておらず、果たして四輪用ETCの取り付けと比較して、どれだけ難しいと言うのかカナリ疑問だ。 (勿論、取り外しに付いても同様である。)

 確かに、四輪で、『シガーライターから電源を取って、本体はダッシュボードの上に両面テープで固定!』に比べれば面倒だが、それは言わば、『道具無しで 組み立てられます!』か『組み立てにはドライバー(+)が必要です!』程度の差でしか無く、指定店での高額な取り付けを義務付けるには余りにも合理的根拠 に欠ける!

 仮に100歩譲って、『ETCの取り付けミスに因って不具合が出る可能性は、バイクの方が100倍も高い!』としても、そのミス率を分母に掛けた実際の 不具合発生数を比較すれば、四輪の方が遥かに多くなる事は言うまでも無い訳で、故にこれも、『取り付けに自信の無い方は、指定店での取り付けをお勧 めします!』で十分である!

重要:指定店とは言っても呆れる様な取り付けをする店が多いのも、又、事実! 既存の配線にワンタッ チカプラーを噛ませて電源を取り出し、ハンドルに取り付けベースを固定し、余りまくった配線を縛り付けただけで、1万〜1.5万円もの工賃をぼったくる! 凸(-"-)


 続いて不愉快なのが、『中古のETCを買ったり車を買い換えた時には、再セットアップして下さい。(<これは四輪に付いても同じ!)』と の規約で、この後には、『セットアップでは、車の車種や登録番号(ナンバー)をETCに記録させ、ゲートを通過する時に情報のやり取りを行う為、再 セットアップをしないまま通行するとトラブルの原因になります!』との殆 ど恫喝紛いの文言が続く…凸(-"-)(蛇足だけど似た様な仕組みに、Nシステムってのがあったよな〜…? アレも莫大な費用が掛 かってる訳だけど、ムダになるのか?)

 すると何かい? 「車やバイクを複数台所有している場合には、各1台づつに専用のETCを付けなきゃならんのか!?」 自動車保険なら、 「もしかしたら自分以外の人間が乗る可能性が(盗まれた場合も含めて)否定できない!」ので嫌々納得せざるを得ない部分もあるのだが、ETCに付いては納 得できる理由が無い!

 まったく、世界に冠たるバイクメーカーが4社も集っていながら、こんな差別的な規約に対して何の反論もしなかったのか?(本田宗一郎氏が草葉の陰で泣い てるぞ…)


[ETC本来の目的]
 そもそもがETC導入本来の目的とは、[料金所における停滞の緩和!]であって、[ドライバー(ライダー)の管理!]では 無いし、況してや[金儲けのネタ!]であってはならない筈なのだが、どうもこれらの規約を見ていると本来のお題目からズレている様に思えて ならない。

 本来の目的を重視するなら、マズは普及させる事が第一であって、その為には、『ETCには、車種切り替えSWの装着を義務付け、その内訳は、[原 付、二輪、軽四、普四、大四、特大]の6種類とする。』としておいて、ユーザーが切り換えられる様にすべきだろう! 勿論、セットアップなど必要 無い!(但し、切り換えミスは不可避なので、車種情報は、ETCからの情報よりもゲート側が重量や映像から判断した情報を優先して構わない。

 そうすればETC自体のコストもずっと下がるし、再セットアップの度に(手間の割にバカ高い)手数料が天下り団体に流れる事も無くなる!


[まとめ]
 この問題の根本的な原因は、『二輪車の通行料が軽四輪車と同額!』である事に尽きる!

 二輪車は、道路へのダメージ量では軽四輪車を遥かに下回っているにも関わらず、我々ライダーは長い間に渡って根拠の無い差別的とも言える料金を押し付け られてきた。

 それを逆手に取って、『軽四登録のETCをバイクに流用!』するのは言わば庶民の知恵であって、何ら非難されるべき筋合いの物では無い!

 どうしても二輪車専用のETCを義務付けたいのなら、マズは第一に、二輪車の通行料金を下げる事!(次に車載器の低価格化!)

 これをせずに単に負担だけを押し付けておいて、一体誰が素直に言う事を聞くと言うのだろう???


 と、以前からETCへの不満が溜っていたのでダラダラと前置きが長くなってしまったが、要は、「倫理的に見て間違った行為だとは思えない!」っ て事。

 確かに利用規約違反である事は明白だが、絶対的に有利な立場(『同意しなきゃ売ってやらない!』)を利用して一方的に押しつけられた規約って、確か、消 費者保護法の観点から無効とした判例が出てたんじゃ…?(まぁ、そもそもが規約に同意して購入したのは最初のユーザーであって、我々中古ユーザーは、そん な規約に同意した覚えは無いしな…(^^;;;)



2010/06/27[無事到着!]
 6月27日に楽天 オークションにて落札したETC(ジャンク扱い送料無料の1500円即落!)が届いた!(Panasonic CY-ET805)

 『本体が稼働せずジャンク品!』との事なので、多分、電源ハーネスの断線程度だろうと判断したのだが、実際に届いてみると非常に綺麗!

 しかも信じられない事に、電源を繋いでみると電源ランプが点灯した!(写真1)

 もしかしたら…と淡い期待を寄せつつETCカードを挿入すると、これが何と正常に認識できてスタンバイランプが見事点灯!\(^_^)/ヤタッ!(写真 2)

 試しに面白半分で、普通のクレジットカード(ICチップ入り)を入れてみたら、ちゃんとエラーランプが点滅しよった…(^^;;;<おい!

 只、音声が出ないので、一応スピーカーの断線をチェックする為に裏蓋を開けようとしたら、このネジの頭がY字状の初めて見るタイプ!

 止むなく精密ドライバー(−)で無理矢理回して開けてみたら、基盤の上のICチップが撚損(?)しており気分は一気に急降下…(;_;)(写真下段)

 これが単に音声出力に関係しているだけのチップなら問題無いが、もし送信に関わっていたらアウトだな…

 とは言え、ETCカードが正常に認識できているのに、試しもせずに捨てる様な真似は、エコ精神の面からもできんよな〜…(^^;;;

 と言う訳で、今度の日曜日の早朝の空いた時間帯を狙って、近くのETCゲートに突っ込んできます!\(^_^)/(多分、普通車登録だとは思うのだけ ど、詐欺になるのは避けたいのでバイクで試しとこ!)

P.S  もしかして、基盤左上の一回り大きなチップが送信用のアンテナなのだろうか? 他にそれらしきパーツは見当らないし…? それとも、その下の青い奴か な?



2010/07/03[電源コネクター準備!]
 雨なもんで、取り 敢えず電源の準備をしておく事にした。

 ETC側は、数メートルもある付属の電源ハーネスを50cm程にカットして接続用のコネクターを装着!(写真左側) 勿論、オトコはヒューズなんてヌル いモンは付けねえぜ!!<おい!

 続いて車体側へと移るが、響子さんは手間取りそうなんで後回しにして、マズはK7から。

 K7は常時点灯方式なので、この手のアクセサリーの電源はライトから取るのが一番簡単確実な訳だが、メーターを外してみたら丁度スモールランプの配線が 目に止まってしまい、オマケにこの配線が即外せたもんだから、予定を変更してココから取り出す事にした。(写真右側)

 こうやって配線が簡単に外せると、机の上で作業ができるんで凄く楽なんだよね〜…(^^;;;(注:配線のプラスマイナスに気を付けよう!)


 続いて響子さんへ の取り付け!

 響子さんの場合は、常時点灯方式じゃ無いので配線群の中からACC(キーをONにすると電気が流れる)を見付けないといけないのだが、これが結構面倒な 作業で、配線図と睨めっこをしなきゃなんない! って、普通はね…

 でも幸いな事に、今年に入ってからハンドル回りのSWを交換したり、春にはセルが回らなくなって又バラしたりしたもんで、マダ頭の中に配線データが残っ てるのだな…(^^;;;

 で、正面にあるコネクターから電源を取ろうとするとFカウルが邪魔なんで、Fカウルの右下に見えてるメインハーネスのコネクターから分岐させといた。 (写真左側。 写真右側は、K7の電源コネクターでライトステーの下から顔を出してる。)

 最後に、各々にETCを繋いで動作確認をして今日の所はオシマイ!



2010/07/04[完動品ETCも到着!]
 集まる時には集ま る物で、さるお人からアンテナ分離式軽登録完動品のETCを譲って貰ったのが届いた!\(^_^)/(DENSO DIU-5100<表記はトヨタ純正だけど…(^^;;;)

 実は昨日の内に届いてたんだが、どうせ明日の朝一じゃ路面がマダ濡れてるし遅くなったら暑いしで、今日に延期したのだな。

 で、電源繋いだらイキナリ喋りやがってビビった…<完動品なんだから当然だ! あんまり五月蝿いので音声案内をオフにしたのだが、ACC接続だけなもん で電源を落とすと設定がリセットされちまって、又、喋り出す…(-"-)

 ま、仕方が無いな… タンクバックの中に入れるつもりだから、実際には余り聞こえんだろ。

 でも、あの小さなスピーカーからあの音量を出すには、カナリの電流量が必要になると思うのだが、パナETCのチップが撚損してたのもその関係かな?  (もしそうなら使える可能性が高まるのだが…?)

 それと、電源カプラーの形状と配線が上のパナETCと同じで助かった! これで、どっちを使うにしても問題無い訳だ。

 只、見ての通りアンテナケーブルが異常なまでに長くて、3.5mもありやがる! こんなもん、タンクバックの中でトグロを巻かせたら場所を喰っちまって 仕方が無い。

 スッキリ度では、やはり一体型なのだが、どうもネットでの評判はイマイチで、『一体型を使っていたが、どうもエラーが多いので分離型に換えてみた所、以 後は問題無し!』って話が多かったんだよね〜…

 因みにカタログを調べてみると、分離型であるデンソーETCのアンテナ設置角度は(フロントガラスの傾斜角で)20〜50度とカナリ幅があるのだが、一 体型であるパナETCの本体設置角度は、10〜20度と実にシビアなので、ココさえ正確に調整してやれば一体型でも問題無いとは思うのだが…?

 それと取り説を読んで面白かったのが、利用履歴が100件カードに記録されてて、後から日付と金額が確認できるって話! ETCって車種情報とカード Noを送信してるだけだと思ってたんだが、受信もしてたんだね〜っ!



[アンテナケーブルのカットにトライ!]

 で、いよいよ難敵のケーブルカットにトライ!

 アンテナ側を開けてみたらプラスティックを熱で変形させてカシメてあった(写真1:黒い●部分)ので、(それよりは楽だと思える)本体差し込み側をバラ す事にした。

 差し込みコネクターを良く見ると、白いT字型のパーツがあるのが分る。(写真2) これは多分、抜け防止用のロックピースだと判断して精密ドライバーで こじ開けた。(写真3)

 このピースの下に本来の抜け防止用の爪があり、それを持ち上げてやるとカシメられた同軸ケーブルを抜く事ができる。(写真4) それを軸方向から見たの が写真5。

 これは単にカシメられているだけで無く、網線部分はハンダ付けまでされているのでカナリ面倒…(-"-)

 新品端子が手に入らないか少し探してみるつもりだが、最悪、入手不可能だった場合にはケーブル中間を詰める事も考えないとイカンな…

 …と言った次第で、又、来週へと続くのである。

[補足]
 検索を掛けてネットを調べ回った結果、取り敢えず下記の事が分った。

1.同軸ケーブルをカットしてコネクターで繋ぐと、信号が−2dB程減衰するので余りしない方が良いらしい。
2.使われている同軸ケーブルは、1.5Cナンタラと言うタイプらしい。(TVのアンテナだと3Cとか5Cが使われる。)
3.余ったケーブルを小さく巻くと、コイルになってしまって性能が格段に落ちる!(無造作に汚く縛るのが良いらしい…(-"-))
4.ヤフー知恵袋に同様の、『ETCのアンテナ線を短くしたいのですが…』と言った質問が何件も見つかり、「あぁ、誰しも思う事は同じなのだな〜…」と感 慨にふけった…<おい!



2010/07/05[端子(ターミナル)の分解]

 今日は、クーラーの効いた部屋の中にて作業続行!(ケーブルの途中を切るのは余り良くないらしいし、高周波用のコネクターは高いので諦めて、当初の予定 通りに端子側をバラす事にした。)

 分解と言えば聞こえは良いのだが、実の所カシメられているので力技で外すしか無く、バイスプライヤーで頭を咥えておいて、精密ドライバーを隙間に突っ込 んでコジるのみ!(写真1)

 カシメの上からハンダ付けされていた部分は、ハンダ吸い取り線で可能な限りハンダを吸い取ってから、コテで熱しつつ精密ドライバーでコジって外した。 (写真2)

 中心の端子を抜いてみると、先端部分がフォークの様に二股に割れているのが興味深い! コイツでETC本体側の芯線を受け止める訳だな。(写真3)

 この二股端子の根元が一番大事な部分なんで丁寧にバラしたかったのだが、幅が1mmも無いくらいの細さなんでカシメを外す事ができず、止む無くカットし て対処!(;_;)(はてさて、果たして上手く繋げるものやら…?)

 ケーブルをほぐしてみるとこんな感じで、面白いのは網線のスグ下に銅の薄膜が巻いてあった事と、普通、芯線は単線なのだがコイツは数本のより線だった 事。(写真4)

 と言った具合で、もうココまで来たら戻れまへん…(;_;)<男やったら腹くくらんか〜いっ!!(さて…と、忘れない内に新品のアンテナを注文しとこか な…?<おい!)


2010/07/06[端子(ターミナル)の組み立て]

 ったく〜…凸(-"-) 二股端子を触っていたらヘンに力を掛けてしまったらしく、作業開始早々、カシメ部分から真っ二つに折っちまった…(;_;)

 って、今更どうしようも無いので、強度不足を承知でハンダで接続!(写真1黄色○印: 上のマチ針の写真と比べてみれば、どのくらい小さいのか分ると思 う。)

 肉眼じゃ殆ど見えないので、ルーペで覗いては勘でハンダ付けし、又、ルーペで覗いてはやり直しの繰り返し…(;_;)(網線が芯線に触れないよう細心の 注意を払う事!)

 芯線用の端子(写真1)を、網線側の端子に挿入した所!(写真2) いつ断線してもオカシク無いので、スグに分解できる様にカシメの部分はラジペンで軽 く締め付けただけにしておいた。

 でき上がった端子をコネクターに挿入し、戻り防止爪を降ろして端子を固定し、ロックピースを填め込んでオシマイ!(写真3)

 あ〜、滅茶苦茶疲れた! 老眼が始まりだした目には、実に辛い作業だったな〜… 眼精疲労で頭がガンガンしやがる…(;_;)

 以上、まぁ、やってやれない作業では無いのだが、正直、カナリの暇人でないと難しいと思う。 せめて新品の端子が手に入るならともかく、そうでないなら カタギの人は手を出さない方が無難!

[補足]
 同じく、コネクターでの接続に付いてネットを調べ回った結果、下記の事が分った。

1.ETCの使用周波数帯域は、5.8GHz帯である。
2.その為、それに適合したコネクターを使わないと信号が劣化&減衰してしまうらしい。<電気はよ〜分らん!
3.高周波コネクターに付いては、[
東洋コネクター]に詳しい説明が出てるので必見!(SMAなら問題無さそうだ。)
4.上記SMAタイプを使えば信頼性は遥かに上がったんだろうが、値段がカナリ高くて1セットで中古のETCが買えちまう…(^^;;;

2010/07/12[補足]
 ネットを調べていたら、こんなのを発見!→[
アンテナケーブルのカッ ト!
見た目が悪くなる事さえ気にしなければ、この程度の処置でも十分みたいだ…(ワシは、美の探求者なんでパスだが…(^^;;;<おい!)



[続いて、動作確認!]

 やっとこさの動作確認は、勿論OKだ〜っ!!\(^_^)/

 って、取り敢えずランプの点灯と、後、10回ばかりアンテナ端子を抜き差ししてみて、『アンテナの接続が異常です!』と『ETCが使用できます!』のア ナウンスが交互に流れる事を確認しただけだが…

 さて、後はいよいよバイクに積んで、実際にゲートを通過してみるだけだな!

 因みに、ケーブルの長さはノーマルの3.5m → 85cmへと大幅に短縮されて見た目超スッキリ!(先の写真と比べてみると違いは歴然!)

 当初は、もっと短くしてタンクバックの中にアンテナを付けるつもりだったが、折角アンテナにも表示ランプが付いてるんだし、これを見える位置(カウルの 裏とか)にセットしたくなったので少し長目にしてみた。


2010/07/07[取り付けテスト!]
 毎日少しづつ作業 を続けて、やっとここまで漕ぎ着けた!

 当初、アンテナユニットは、もっと下の目立たない部分にアルミ板でステーを作って…と思ってたんだが、良く考えてみるとアルミじゃ電波を通さないからダ メなんだよね…(;_;)

 アクリル板で作る事も考えたが、カウルの下の方じゃ金属パーツで電波が減衰する可能性があるし、何より動作ランプが見難いので、多少の見た目の悪さには 目を瞑って、セオリー通りシールドの根元(メーターの上)にマジックテープで装着!

 響子さんはケーブルがメーターに隠れるので目立たないが、K7はそのまま横に逃がすしか無くて、これが結構目障り…(-"-)

 K7専用で使えるのならメーターとカウルの間を通すんだけど…(アンテナだけ、もう1個買うか?*)

 ETC本体の方も、タンクバックのファスナーの隙間からコードが2本も出てて鬱陶しい…(バックの目立たない場所に穴でも空けるか?)

 本体を車体側に付ければ確かにスッキリとはするだろうが、振動・雨・ホコリへの対策(<嵩張る!)、トラブル時に迅速にカードが出せるか?、2台間での 移し換えが簡単に行えるか?(<この状態なら1分弱で可能!)、更には駐車時の盗難対策まで考えると、やはりこの辺りが落とし所の様に思える。

 ま、将来的にETCがもう1台手に入る様な事があれば、又、その時に考えるとして、今回は妥協するしかあるまい…

2010/07/09[追記]
 取り付けた時には何とも思わなかったのだが、上の写真を見ていてフト、『コレじゃ盗んでくれと言ってる様なもんだな〜…』と気付いた…(;_;)

 確かに、「駐車時には、ETCはバックごと持って行くので安心!」な訳だが、SAでのトイレ休憩なんかで短時間離れる場合には完全無防備状態だ!

 えっ! トイレにまで持ち込むのか? でも、切羽詰まってる時なんか外してる余裕は無いぞ! もし外してる最中に…<い、いや、そう言う話はイイから… (-"-)

 まぁ取り敢えずは、適当な地図等をETCの上に置いて目隠しにしておくとして、将来的にはバックの下段に入れるなり、できれば車体側に移設するのがベス トだよな…

 でも、1分未満での付け外しが可能で、振動・雨・ホコリに付いて配慮されており、更には盗難への最低限の対策が施されているのにカードが簡単に取り出せ る取り付け方法!って、滅茶苦茶矛盾してるよ〜な気がする…<してるって!

*2010/07/15[補足]
 デンソー取扱店に、アンテナだけの入荷が可能か尋ねたらOKとの返事! 但し値段が
2800円!だそうで、これでは意味が無い!凸(-"-) ジャンク品の ETCを探した方が良さそうだ。



2010/07/10[実走行テスト成功!]

 幸いにも天候に恵まれたので、ETC搭載のK7にて朝の6時30分出発!(<もしもトラブルが起きた場合に後続車に迷惑を掛けたくない為。)

 因みに響子さんにしなかったのは、K7には、もう1カ月以上も乗ってなくてバッテリーが不安だったから…(^^;;;>K7

 で、テストポイントに選んだのは、交通量の少ない六甲北有料道路の柳谷JCT出口(<軽二の通行料は50円! 万一何らかのエラーで大型車2と認識され ても370円で済むので…(^^;;;)

 料金所手前の路肩で一旦停止し、後にいた1台の1Boxをかわしてから、いざ、突入!(いや〜、ドキドキするな〜っ!(*^_^*))

 あれれ? この料金所って、ETC/一般共用なんで開閉バーが無いのね… 何だかちょっと悲しい…(;_;)

 で、そのまま進むと、横の電光掲示板に[通過]とだけ表示が出て、そのままパス!(車種と料金が出るのは高速道路だけなのか?)

 え゛… たったのこれだけで終わりかよ? 何かもっと感動する様なセレモニーを準備しておいて欲しいよな〜…<おい!

 と言った次第で無事にテストは成功!\(^_^)/

 引き続き、帰路に置ける新神戸トンネルでのテストも問題無く成功して、こっちはゲートが開くので少しだけ嬉しかった…(^^;;;

 帰宅後に履歴を確認すると、ちゃんと50円と400円が記録されてて、マズは一段落!(問題は、ジャンクETCだよな…)

 因みに今後の課題は、やはりケーブルの取り回しと固定方法に再考が必要だって事!(どうも走ってるとブラブラして目障り!)



2010/07/18[ジャンクETC実走行テスト]

 一応の準備として、(取り説の指示通り)少し前傾(10゜〜20゜)になる様、適当な木切れをガムテで貼り付け、更に薄板で調整しといた。

 カナリの手抜きだが、正常に動く可能性は半分くらいだし、もし動いたとしても多分普通車での登録だろうから、そんな物に手間は掛けたくないしね。

 で、先週と同じく早起きして6時30分出発でコースも同じ!<芸が無い…

 今日は後方がクリアなので気持ち良く出口に突入したのだが、残念ながら[停止!]の表示が出てしまい、敢えなく撃沈…(;_;) グリップに挟んでおい た50円を手渡して通過…

 「ま、ジャンク品じゃしゃ〜ないよね…」と諦めて完動品のETCと繋ぎ換え、走り出してフト見るとアンテナのLEDが点いてない!

 なんで???と思いながら走っていると、その内に点いたり消えたり… って、モロに接触不良じゃん!凸(-"-) これじゃジャンクETCのテストにな らん!

 で、帰宅後に調べてみたら、カウル右下の電源コネクターの配線が、カウルの端で叩かれて断線してた…(;_;)

 って、サイドカウルを外してるもんでFカウルの端を固定する物が無く、振動や風圧で結構バタ付くんだよね〜… 取り付け時に、もちっと考えるべきだっ た。

 サッサと手直しして、明日もう一度リベンジしてきます!


2010/07/19[ジャンク品再チャレンジ!]
 動かなかった時の原因を切り分けたかったので、先のテストで実績のあるK7に積んで出発!

 ほんでもってゲートに突っ込んだ結果、今度は[通過!]の表示が出て見事成功しました!\(^_^)/

 帰宅後、デンソーの完動品で履歴をチェックしてみると…

『履歴1、7月19日、料金は400円です。』 これは、新神戸トンネルを完動品ETCで通過した分。 続いて、
『履歴2、7月19日、料金は50円です。』 って、ヤタ〜ッ!!\(^_^)/(柳谷JCT出口をジャンクETCで通過した分で、普通車なら100 円!)

 マサカ、ジャンク品だった筈のETCが、実は軽登録の実使用可能(音声案内のみ不可)ETCだったなんて、信じられん幸運! しかも、これがたったの 1500円!(^^;;;(今ならサマージャンボが当たるかもしれん…<こらこら)

 となると今後の使い回しが課題で、利便性なら一体型なんだが、動作LEDが確認できる分離型の方が安心できるのも確かなんだよな。(万が一のトラブル時 に、公団やオルセから突っ込まれるのは恥だ!)

 チト、考えてみます。(一体型の動作LEDだけを外に引っ張り出してみるか? それとON/OFFのSWも欲しいな。)


2010/07/21[ジャンクETC手直し]
 一体型は配線が スッキリしてて良いのだが、走行中にスタンバイランプが確認できないのが最大の難点! そこで、LEDだけを外に引っ張り出せない物かと再度分解してみた のだが〜…

 光っている小さなLEDの電圧を計ってみると、たったの2.23Vしか無く、試しに手持ちのLEDを並列に繋いでみても全然点かない…(;_;) せめ てボンヤリとでも点いてくれたら何とかなるのだが…(写真1)

 手持ちのパーツで済ませたいので、このLEDを外して移動させる事も考えてみたのだが、なんせ2mmに届かない程の大きさなんでハンダゴテを当てるのは 怖いし、又、外した後の再ハンダ付けも面倒なんでこの試案は一時保留として、何か他の手が無いか探す事にした。

 ボディー側をバラしてみると、半透明の樹脂パーツ(プリズム)が入っており、これを使ってLEDの光軸を90゜曲げてインジケーターランプを光らせてい る点に注目!(写真2の中央)

 実際に点灯させたLEDの上に乗せてみると、所詮は樹脂製なので光がカナリ外部に漏れているのが分る。(写真3)

 だったら、上面カバーの、このプリズムが見える位置に小さな穴を空けてやれば行けるんじゃないかと推測。

 それに苦労してLEDを移動させたとしても、直射日光下でこの光量を確認するのは難しいと思われるのに対し、暗い穴の奥が光っているのなら十分に分る 筈!

 と言う訳で、上面カバーの乗車時の視線とLEDを結んだ線上に直径2mmの穴を空けてみた。(写真4) 2mmにしたのは、1mmだと視認性が悪いし、 かと言って3mmじゃ防水性が一気に低下する為。

 で、結果は見ての通りで、真上からフラッシュを焚いているのに、スタンバイランプが光っているのが良く分る!(対するエラー側は真っ暗!)

 実走行時には、ETCの真上には自分の体があって光が差し込む事は絶対に無いので、これならOKだろ!

 ついでに役に立たないスピーカーを外して、カバーの裏側から防水用のシリコン系接着剤を塗っといた。

※2010/07/24 昼間走行時に於けるスタンバイランプの視認性確認と、六甲北有料道路と山麓バイパスでのゲート 通過テスト、共に問題無し!


2010/07/27[ほぼ最終形態に到達!]
 ヤフオクでジャン クETCを落札して、アンテナをもう一個ゲット!\(^_^)/

 同じ様にアンテナと電源ケーブルの短縮作業を行った後、コッチは響子さん専用として固定する事にした!(これでETCの取り付けは、10秒程度で可能と なる!)

 まぁ、正直言って駐車時に外した配線がブラブラしているのは不快だが、タンクバック無しで走る事はマズ無いので、実用上は問題無いだろう。

 ついでに、タンクバックの中でETCがゴソゴソと動き回るのが鬱陶しかったので、元から付いていた携帯電話用のビニールポケットを切り取って座りを良く して、横に緩衝材を貼り付けてズレ無い様にしといた。(写真上段)

 これで、ほぼ最終形態!

 メイン機は、やはり信頼性の面から素性のハッキリしているデンソーの分離型で行く事に決定!

 パナソニックの一体型は、予備機として常にバック内に入れて置く事として、アンテナ角度を適正に保つ為のクッションゴムを貼り付けておいた。(写真下 段)


2010/07/31[ON/OFF-SW取り付け]
 使っていない時は 電源を切っておきたいと思っていたのだが、ホームセンターのカー用品コーナーで使えそうなSWを発見し、即、ゲット!(エーモン 貼り付けプッシュスイッ チ No.1621 約8百円也)

 ETCの本体側に取り付けた為、細かい作業が多くてカナリ面倒だったが、プラの質感が近くて違和感が少なく、結構スッキリと仕上がったので大満足!(正 常品の蓋に配線穴を空けるのは忍びなかった為、ジャンク品の蓋に加工して使用。)

 これならタンクバックのカバーの上からでも、自由にON/OFFができるので凄く便利だ!

 只、問題はSWの許容電流量で、ETC側は取り説によると、max0.5Aなのに対し、このSWは僅か0.2A…(^^;;;

 まぁ、SWを経由するのはACC線だけなんで、多分0.3〜4Aしか流れないと思うし、それにmax値が出るのは多分、最大音量でのアナウンス時では無 いかと思うので、何とか行けるんじゃなかろうか???

2010/08/01 六甲北有料道路と新神戸トンネルでのゲート通過テストOK! 只、帰宅後に履歴を聞こうとしたら 何故か音声が出なくなっていた。(アラートは流れるのでスピーカーに問題は無い。)

 蓋を開けて基盤のマイクロSWを直接押せば正常に喋るので 無理矢理入れたSWの配線が基盤を押し下げてしまい、マイ クロSWが押せなくなっている様だ。 もう一回り細い配線に換えてみるか? とは言え、普通に使う分には問題無いし、又、気が向いた時に換えトコ。

 それから電流量の問題だが、掲示板にて、『0.5Aが流れるのは、赤(バッテリー)線で、黄(ACC)線は、0. 01Aしか流れない。』との情報を教えて頂き、一安心!

※2010/08/07 音声が流れなかったのは、正常ETCの上蓋だけをジャンク品の物に換えた為、ボタンの位置がズ レてマイクロSWが押せなかった為と判明! ボタンの裏の正しい位置にエポキシ樹脂でポッチを作り解決! 又、取り説を熟読した所、バッテリーが黄色で、 ACCは赤色である事が分ったので配線のやり直し!(図を修正)


2010/08/08[電源SW埋め込み処置]
 眺めているウチ に、両面テープで固定しただけのSWが目障りになってしまい、結局、埋め込む事に…(^^;;;

 最初は、填め込むだけでキッチリと固定できる様にするつもりだったんだが、SWに段差を付けるのに少し削ったら、プラの厚みがまるで無くて内側にまで届 いてしまい、止むなく接着剤で固定…(;_;)

 オマケに採寸をミスって埋め込む量が1mmばかり深過ぎてしまい、蓋がちゃんと閉じなくなった…(ネジが何とか届いているのがせめてもの救い…)

 ま、初回はどうしてもミスが多くなるんで仕方あるまい。 その代わり、次は絶対にキッチリと仕上げてやる!(加工したのはジャンク品の上蓋で、本来の上 蓋はマダ無傷で残ってる。)


2010/08/28[ETC最終形態?]
 ちゃんと動くのが 分るに連れて段々と飽きてきた…(^^;;; そんでもって、やはりタンクバックから伸びている配線が邪魔!(特にガソリンを入れる時が鬱陶しい!)

 なので、パナの一体型を乾電池駆動にしてみた!(普通は、単3×8本が使われる事が多いのだが、可能な限り軽く小さくしたかったので、9V×2個を選 択!)

 ついでに、故障していて鳴らないスピーカーを外して、その位置に電源SWを装着! これで料金所の手前と通過後にコマメにON/OFFしてやれば、例え 9Vでもカナリ持つ筈!

 適当なバッテリーケースが見つからなかったのでチト裏側が不細工だが、又、何か手を考えるつもり。

 因みに電源ONからスタンバイまでの起動時間は、デンソーが9秒近くも掛かるのに対し、パナは4秒しか掛からず非常にグッド!(これなら料金所が見えて からでも十分間に合う!)


2010/08/29[テスト失敗!]
 出発時の点検では OKだったのに、料金所の手前で電源ONにすると、何故かエラー&スタンバイランプが点滅状態に…???

 仕方が無いのでカード単体で払って通過し、20分程走った後の信号待ちで再チェックしてみると、同じく点滅状態なのだが点滅の間隔が短くなってる…

 その後もどんどん点滅間隔が短くなって行って、ついには無点灯状態になっちまった…(;_;) 電源SWの照明は点くので、どうやら電圧不足らしい… <いくらなんでも短過ぎだろ!

 って、ACC配線(赤)の電源がOFFでも、バッテリー配線(黄)を通じて微量の電流が流れている様だ。(車載バッテリーには微量でも、9Vのマンガン 電池に取っては大量って事だな…)

 仕方が無いので、電源が全てSW経由になる様に配線を変更(図参照!)して、来週に再テストの予定!

 先にも述べた様に、SWの定格電流200mAをオーバーしてしまう訳だが、ま、短時間(せいぜい10秒程度)だけだし、音声案内も無いので何とか行ける と思うのだが…(テストでは問題無し!)

 しかし、電圧低下のアラームをLEDの点滅で知らせてくれるとは、実に嬉しい誤算! これなら交換時期がスグに分るので、予備の電池か緊急用のハーネス さえ準備しておけば何の問題も無い!


2010/08/30[更にやり直し!]
 100円ショップ で2個105円の中国製006P乾電池を買ってきて、漏れ電流の確認テストをしたらマダ漏れてやがる!凸(-"-)

 止むなくテスターで抵抗値を計ってみた所、漏れてると思っていた1番ピン(BAT)と2番ピン(GND)の間は、10MΩで漏れていない事が判明!(何 やってんだか…凸(-"-))

 漏れていたのは、使っていない筈の5番ピンからで、2番ピン(GND)との間の抵抗値は、1.1kΩしか無かった…

 で、一体何回目になるのか又も配線変更!(図参照!)

 今度は、1番ピン(BAT)に電源、2番ピン(GND)にアースをそのままカプラーで入力し、基盤側の1番ピンと3番ピン(ACC)をSW経由でジャン パーさせて、これで1番ピンと2番ピンとの間の抵抗値は、SW−OFFで10MΩ、SW−ONで約50kΩと完璧だぜ!

 ったく、初めからちゃんと抵抗値を計っていれば、こんな二度手間をする事は無かったのに、つくづくワシって馬鹿!


2010/09/01[ハーネス埋め込み]
 電源ハーネスが目 障りだったので、ケースの中を通す様に改造。

 ついでにコネクターの穴に絶縁テープを貼って目隠し。

 後は、電池ケースさえもちっと見栄えのする物にできればな〜…


2010/09/23[訃報!]
 本日、2色LEDの取り付け作業中の事故に因り、パナソニックETCはご逝去されました…(;_;) ボタン電池化もやってみたかったんだが…


 

2015/08/01[JRM−12ゲット!]

 徐々に、ETC搭載車と現金車の料金格差が無視出来なくなって来たのと、バイク用ETCの中古品が安く出回る様になって来た為、更新ネタも兼ねて、中古 のJRM−12を購入してみた!

 ま、約1.5万円と余り安いとは言えない価格だったが、ポイントが有ったのと、製造が2013年11月と比較的新しかったので妥協…

 今回も車体固定では無く、響子さんとMTで共用する為、電池式に改造してタンクバッグに入れて使うつもり。

 尚、電池は、軽くて高容量のラジヘリ用リポバッテリー(11.1V)を使う予定。

 電池がマダ届かないので、取り敢えず動作確認をして、裏の(ハンドル固定用の)プレートを剥がしただけだが、両面テープがキツくてカナリ手間だった…

[バッテリーが届くまでの暇潰し動画作成]



 


2015/08/07[バッテリー到着!]

 頼んでいたリポバッテリーが届いた!

 11.1V 容量900mAh 重さ64g 価格千円少々!

 容量が900mAhと聞くと小さい様に思うかもしれないが、それは測定方法が乾電池とは違うから。

 この小さなボディで、定格値25C( 0.9 × 25 = 22.5A )、瞬間最大値35C( 0.9 × 35 = 31.5A )の馬鹿げた大電流を流す事が出来る!

 なので、万一ショートでもさせようものなら一瞬で配線が焼き切れるし、十分に太い配線なら本体が発火するので要注意!(^^;;;

 いずれテスト※してみるつもりだが、ETCの様な小電力機器を繋げば、この倍以上の容量が使える筈!



2015/08/08[電源部作成!]
 初め は、プラ板を切ってケースを作るつもりだったが、暑くて熱中症になりそうだったので、プラ板に穴を開けて電圧モニターを嵌め込み、SWを両面テープ で固定し、裏側にバッテリーをハーネステープで固定しただけの超手抜き!

 大きさピッタシの市販プラケースでもあれば良いが、マズ無理だと思うので、もちっと涼しくなったらやり直すつもり。(バッテリーを含んだこの状態で重さ は丁度100gと超軽量!)

 ところが、テストしてみるとこれが上手く動かねえ…(;_;) ブレッドボード上では、ちゃんと機能したんで、自信があったんだがな〜…(;_;)ナン デヤネン?

 仕方が無いので、明日、もう一度配線をやり直してみるつもり…

※テストの結果、バッテリー直結の待機状態で約11時間しか持たなかった…<ほぼ定格通りの値。 調べてみると、例えばアルカリ電池とマンガン電池を比べ た場合、モーター 駆動の様な負荷の大きい機器だとアルカリの圧勝なのに対して、時計の様な軽い負荷だと両者の持ちに殆ど差が無いそうで、それと同じ事らしい。



2015/08/09[何とか起動成功!]
 配線を やり直しても、やはり同じで起動せず、放心状態でいたら、何故か10秒程経つと電圧モニターだけが正常に戻る事を発見!

 症状を箇条書きにすると、

1.ETCを繋がずにSWを入れると、正常な電圧が明るく表示される。
2.ETCを繋いでSWを入れると、1V以下の低い値が薄暗く表示される。
3.そのまま10秒程経つと、いきなり明るくなって電圧も正常に戻る。

 と言う事は、ETCが起動しようとするのだが電力が足りず、10秒程経つと起動を諦めて停止する為、再び電圧が復活するのでは無いかと推論。(SWの許 容量は、OKの筈なんだが…?)

 で、悩んでいても仕方が無いので、以前、軽登録のETCに使っていたSWを剥がして移植したら、見事に起動した!\(^_^)/

 多分、作業中に何かミスをして、SWを壊したんだろうな…(お陰で、040端子のオスメス合わせて10個近くを無駄にした…(;_;))

 後は、実際にバイクに積んでテストするだけなんだが、これだと結構嵩張るし見た目も悪いので、バッテリー直結にするかも?

 


2015/08/14[形状変更!]
 上積み 式だと、薄い方のタンクバッグに入らない事が分かったので、電源部を縦長形状に変えて、横平積み方式に変更!

 見た目だけなら前の方がコンパクトで良いのだが、実使用では、コッチの方が安定しているし、カードの取り出しも楽なんで、ま、結果オーライ!

 何処かの部品屋が、基本的な機能はこのままで、もちっと見栄えの良いETC用電源ユニットを出してくれんかな?(^^;;;

 ”ETC用!”なんて書いたら馬鹿に叩かれるだろうから、”アクマで汎用です!”とのスタンスを崩さず、でも、一目見たらETCに使えるのが分かる様な 形状の製品 を…(笑)

 って、いくら規約で縛った所で、こんな割高なパーツが中古で出回らない筈が無い訳で、資本主義経済を舐めているとしか思えない…つ〜か、分かっていても タテマエで縛りたがる馬鹿を減らさないと、日本の将来は危うい気がする…

 
2015/08/15 無事にゲート通過を確認!\(^_^)/




2015/08/18 自分の使い方を再検証してみると、500mAh(43g!)のバッテリーでも行けそうなので、更なる小型化と見た目の良さを目指し てみる事にした! 唯、手間が掛かるので、作業は、もちっと涼しくなってからだが…(今のバッテリーは、ラジヘリのプロポ用に使うつもり。)

2015/09/02 新神戸トンネルのクソ高い通行料を節約するのが主目的だったんだが、今日、カードの引き落としを確認したら610円で現金支払いと 同じ…??? HPで確認したら、やっぱ510円じゃん!…って、よく見たら横に妙な詳細ボタンが〜っ…

 って、おいおい、なんでETCなのに割増料金が追加されんだ…?凸(-"-) 

 折角購入して手を加えたETCだが、これでは意味が無いので、なんかやる気が無くなっちまったい…


  

2020/05/25[手直し!]

 5年近くが過ぎ、バッテリーと電圧計のパネルを固定していたマジックテープの接着面が劣化してバラけてきたので手直し!

 今度は少し手間を掛けて、2mm厚のアクリル板から切り出して、きちんとネジ止め固定にした。

 それと、タンクバックに入れた状態だと、グリーンLEDの点灯が確認し辛いので右下にアルミの反射板を設置。

 配線が見えるのがチトみっともないが、バッテリーの充電時に手間を掛けたく無いので、このままで行くつもり…(^^;;;











SJ4000は、GoPro HERO3 を越えたか!?


[初めに…]
 新しくパナソニックから出た、HX−A500に凄く期待していたのだが、YTで実際の動画を見てみると、1.無限遠のピントが甘い! 2.周辺部の歪み が(HERO3よりも遥かに)酷い! 3.バッテリーが交換できない!(寿命を迎えた時は、メーカーにて有償での交換!)と言ったマイナス要因が多い為、 チト様子見中!(もうちっと値崩れしたら買おうかな?)

 そんな中で偶然見付けたのが、SJ4000と言う怪しいカメラなのだが、どう見てもGoProのパチモン!(^^;;;(だから価格コムに出てないの かも?)

 でも、一応、念の為に…とYTの動画を調べてみて驚いた! GoPro…しかもHERO3+の黒とまるで見分けが付かない!(多分、レンズや映像エンジ ンまでパチってんだろうな〜…(^^;;;)

 確かに機能的には、4KやWi-Fiは無いし、使える解像度も4種類だけと少なく、フレームレートも選べない が、この高画質でLCDモニターが付いていて価格が1.2万円程度(aBayで本体と充電器だけのセットなら$80程!)となれば、そのコスパは驚異的!

 欠点と言えば、バッテリーの持ちが悪くて70分程度しか持たない事だが、バイク車載動画の様に外部バッテリーが使える環境下でなら何の問題も無い! (後、外部マイクが使えないのもマイナス…)



2014/08/01[SJ4000到着!]


 7月17日に、eBayにて$79で購入したのだが、丁度2週間掛かっての到着!\(^_^)/

 ても… 入っている箱がやけに小さい…???

 疑問に思いながら箱を開けてみると、入っていたのは、本体、USBケーブル、カーアダプターの3点だけで、本来入っている筈の、各種取り付けアダプター や取り説の類いが一切無い!

 てっきり騙されたと思い、慌ててeBayを確認したら、ページの下の方に小さくそう書いてやがった…(;_;)(だから安かったのかよ!?)

 まぁ、試し撮りの結果が良かったので許容範囲ではあるのだが、やはり取り付けアダプターの類いは欲しいし、違ったアングルから同時に撮ってみたいし、何 よりもこの価格なので、$100で一式揃った奴を追加購入!

 サイズ的には、HERO2よりも一回り小さくて、HERO3とほぼ同じ! 只、背面にLCD画面が付いているので、厚みではHERO3よりも分厚いが、 それでもHERO2より薄い事に驚かされる!(それで重量は僅か58g!…と、LCD画面の無いHERO3の76gを下回る!)

 メニューを見てみると、上書き(ドラレコ)録画や写真のインターバル撮影も出来るし、その他、HDR(黒潰れ&白飛びを軽減する機能)、動体検知(画面 上で何かが動 いている時だけ録画する機能)、タイムスタンプと言った(HERO3には無い)機能がテンコ盛り!

 操作性では、本体の右横にUP-DOWNのキーがあるので、HERO3よりも格段に操作し易くなっており、最近の中国製は侮れない!

 少し気になったのは、デフォルト設定のままだと1回の録画で40分しか撮影出来ない!事 で、ネットでは、カードをexFATでフォーマットすれば良いとの情報もあっ たが同じだった。(2014/09/01追記:昨日届いた新Verのファームでは、この欠点が改善されて40分のファイルが連続して作成される様になっ た!)

 対応策としては、上書き録画をONにしておけば(最長10分の)動画ファイルが順次追加作成される。(繋ぐのが面倒だが、各ファイル間には1秒の糊し ろ部分があるので動画が途切れる事は無い!)

 できれば、1ファイルの長さを30分程度に伸ばして欲しい物だが、余り1ファイルのサイズが大きくなるとコピーに手間取る為、これくらいでも良いかな? と…

 面白い機能としては、やはり動体検知録画だろう。

 良く監視カメラに付いている機能だが、その名の通り、画面内で動く物があれば録画し、何も動かなくなると録画を停止すると言う優れ物機能!

 TV画面でテストしてみると、画面が静止してから8秒経つと録画停止! 画面が動き出して1秒経つと録画開始!となる!(できればプレ録画で録画開始のタ イムラグを無くして欲しい所だが、こんなカメラにそこまでの機能を要求するのは酷かと…?)

 この機能を使えば、信号待ちのシーンを自動カット出来るかも!?…と思っていたが、信号待ちでは完全な静止画面にはならないし、万一突っ込んで来られた 時の 証拠にも なるので、この機能は、猫の生態観察にでも使ってみようかな…?

 後、GoProの1ボタン録画(<電源を入れると即録画を開始する!)に似た機能で、もう一歩先を行った機能に、CAR MODE と言う機能があり、これをONにしておくと(本体の電源が入っていなくても)USB経由で給電を開始すると同時に録画を開始し、給電をOFFにすると本体 の電源も落ちると言う優れ物!

 マダ届いたばかりで室内撮影しかしていないのだが、取り敢えず参考までに…

2014/08/06[近距離撮影とマイクのテスト]


[購入を決意させてくれた外国の紹介動画! 後半のサンプルが圧巻!]


 

2014/08/31[完全版到着!]

 到着が余りに遅いので心配したが、丁度、1ヶ月掛かって完全版到着!\(^_^)/(今度の奴は白!)

 見ての通りで、GoProだと別売になっている各種の取り付けアダプターがほぼ全て揃っており、これで1万円なら破格値と言って良いだろう!

 私の様に、4KだのWi-Fiだのが不用な人間に取っては、正にオーダーメイド感覚のカメラである!

2014/09/01[紹介動画2作成!]
 新しい奴をチェックしてみた所、ファームがVer.UPされており、前Verで気になった、「デフォルト設定のままだと1回の録画で40分しか撮影出来ない!」件が修正され ており、「40分のファイルが複数個連続して作成される!」 仕様に改善されていた!\(^_^)/

 後、720P60fのフレームが重複しているのは相変わらずだが、新たに(私が一番多用する)720P30fが選択出来る様になったのが嬉しい!(しか もビットレートが、13Mbpsとカナリ高い!)

 作成動画では、面白い機能(動体検知、カーモード)に付いても簡単に説明しておいた。

2014/09/01[新Verの改良点と特殊機能!]


 
2014/09/14[SJ4000サンプル集!]


 

2014/09/15[黒い方は偽物だった!]

 黒のファームもアップしてやろうとしたら、全然動かなくなった…(;_;)(アップデートの仕方は極一般的な、空のカードに新ファームを入れて電源 ONって奴!)

 完全に動かない訳では無くて、電源を入れると起動音が2回連続で鳴るし、試しにカード無しで入れても同じ鳴り方をするので、何らかのアラームみたいな感 じ。

 なのでブラウザの翻訳機能を頼りに検索しまくった所、下記の動画で全く同じ現象を発見!\(^_^)/



 そうか… コイツが安かったのは、偽物だったからか…

 ところが喜んだのも束の間… 記載されているリンクが切れてて、肝心のファームが見付からない…(;_;)

 で、又もや出ていた形式名[SD28]を頼りに検索しまくって、やっと[ココ]から新ファームをダウンロードして無事に解決!(圧縮形式が、 [.rar]なので注意!)

 いや〜、本体だけだから安いのだとばかり思っていたが、偽物なので安かった訳ね…(eBayにて安いSJ4000を購入する際は、要注意! アクセサ リー類無しの安物は避けた方が無難!)

 って、そもそも、SJ4000自体が、HERO3のパチモンなんだが、流石に中国製は奥が深いわ…(^^;;;

 
2014/09/23[SD28リカバリー手順動画]




2015/11/25[又も偽SJ4000を買ってしまった動画…]


 

2017/05/07[SJ4000 Wi-Fiを買い足し!]

 AMAZONにて、SJ4000 Wi-Fi が8599円で出ているのを見付けたので、即、ゲット!

 この価格で国内で本物が手に入れば文句は無い!(eBay よりもホンの僅かに高いだけ…)

 Wi-Fiにしたのは、手持ちの画角の違うレンズを使う際のピント合わせに重宝するので…

 ついでに外部マイクが使える様に改造したのだが、手順を動画にしようと思ったら、既に同じ動画が多数アップされていたので断念した…(^^;;;(誰し も考える事は、同じか〜…)

 とは言え、猿じゃねんだから、ペンチで純正マイクをむしり取るなよ!>改造動画

 因みに殆どの動画はケースの横にミニジャックを付けていたが、Wi-Fiモデルだとその位置にフィルムアンテナがあって邪魔なので、そのまま外に引き出 した。(バイク車載がメインなので、その方が都合がイイ!)

 尚、その際に外した純正マイクは、(上の動画で紹介している)音の小さな偽SJ4000に移植。(音質的には余り変わらなかったが、音量アップ!)

 mini X だと確かに音質は良いのだが、嵩張るのでツーリングだと使い辛いんだよね〜…(テスト動画は、又、後日!)


2017/05/14 追記
 偽SJ4000の動画をエレメンツに読み込むと、極僅かにだけど絵と音がズレる事が判明!

 でも、本物SJ4000だとズレ無いのは、何故?(AVCHD形式の動画も問題無し!)

 ネットを検索してみて一番信頼出来そうな情報だと、ムービー形式の動画には、ビットレート可変とビットレート固定の2種類があり、エレメンツは可変ビッ トレートの動画に対応していないとか…?

 ズレを無くすには、ビットレート固定に変換しなきゃならんそうで、となると結構時間を喰う訳で、エレメンツの中で絵と音を分離して調整した方が良さそう だ。

 

2019/03/02[SJ4000の外部マイク化!]

 上で外部マイク化したSJ4000の差込ジャックが接触不良を起こして音が録れなくなったので別のジャックに換えようとしたのだが、これがヘマをして基 盤を痛めてしまい完全に音が録れなくなった…(T_T)

 なので、新しく買った、SJ4000 4K AIR を外部マイク化する時の練習がてら、古いSJ4000を外部マイク化してみた…

 コイツはWi-Fiじゃ無いので、本体に直接差込ジャックを付けてみた所、配線が邪魔にならず、凄く使い易い!

 差込ジャックも中華製の小型の物が手に入ったので、これならWi-Fiモデルにも使えそうだ。



 

2017/06/04[ステムマウントを作ってみた…]


 今までの様なシールドマウントじゃメーターが映らないし、かと言ってタンクマウントじゃタンクバッグ(ETC)が使えない…(;_;)

 なのでステムマウントホルダーを作ってみたのだが、流石に振動をモロに受ける位置なのでブレが大きい!

 ステーの材質や強度、ゴム質等を色々と変えて改良しないと…


 

2017/12/25[SOLOSHOT3購入!]

 一昨年の11月にプレオーダーした、ソロショット3がやっと届いた…凸(-"-)

 それも注文していた[Pro]の完成にはマダ掛かるとの事なので、止む無く少し高い、[Optic 25]に注文変更した物…

 まぁ、プレオーダー割引がそのまま使えたのがせめてもの救いか?

 どんな機械かと言うと、GPS信号を使って追尾してくれる自動カメラだとでも言えば良いのかな?

 これの前モデルのソロショット2は、撮影前のセッティングに30分近く掛かるわ、撮影位置を変えたら、又、やり直しだわ、デカイわ高いわの酷い代物 で、とても買う気にはなれなかったのだが、コイツは買う気にさせてくれる!

 GPS信号を使っている為、野外で空の開けた場所でしか使えないのが難点だが、現在、室内撮影の出来るパーツが開発中なので、完成したらそれも欲しい!

 尚、写真に写っている上部のマイクは、以前に購入していた物なので、一応、念の為!(内蔵マイクは付いているがモノラルなので…)

[ソロショット3紹介動画]


2018/01/01追記
 カメラの下にある外部マイクジャックなんだが、今日テストしてみた所、手持ちのバスパワーのマイクなら録音出来たのだが、何故かセルフパワーのマイク (写真でレンズの上に付けてる奴)だと音が録れなかった… まぁ、たまたまかもしれないが、一応。

2018/01/02追記
 上記の原因は、セルフパワーマイク(写真の奴)の電源SWの接触不良と判明! で、それは直したのだが、再テストした結果、ステレオじゃ無くてモノラル な事が判明…凸(-"-) 勿論、スペック上は、ステレオなんだが、左右の波形がまるっきり一緒…(^^;;; これじゃ使い物にならないので、モチっと マシな物を買わねば…


 

2018/01/21[チャリとバイクのテスト動画!]


 AI搭載!…って訳じゃ無いので、使い熟すまでには、カナリの試行錯誤が必要だな…

2018/10/12 9月26日に最新アップデートあり!