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〒682-0023 鳥取県倉吉市山根532

漢方薬の煎じ方

当院で処方する漢方薬は全て煎じ薬です。

以下に煎じ方を説明します。最初から上手に煎じることができる人は少なく、出来上がりが多くなったり少なくなったり、忘れてて焦がしたり、いろいろあると思いますがすぐに慣れます。
  煎じ方を白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)を例にとって説明します。
この煎じ薬は、体の熱を冷ましたり、のどの渇きを癒す作用があります。また、かゆみにも効果があります。
成分は石膏15g、知母5g、粳米8g、人参2g、甘草2g、が基本で、全身状態をみて調整します。

※写真が煎じ薬になります。当院では2日分を1袋としてプラスティック袋に入れてお渡しします。
 
土瓶(雪平)、ホウロウ鍋、ガラス鍋に取り出し、約500mlの水を加えて沸騰するまで中火で煎じます。

※鉄、銅、アルミ製のナベは金属成分が溶け出し、漢方薬の有効成分に影響を及ぼすことがあるので避けてください。

※当院では専用鍋の販売も行っております。
 
  沸騰したら弱火にして煎じていきます。
  200ml程度になるまで20〜30分煎じます。
  こしきでこします。

※煎じ終わったらすぐにこしてください。煎じ終わった後に生薬を浸しておくと有効成分が生薬に吸収されたり、アクが強くなったりします。
  1日3回から4回に分けて服用します。
残りは冷蔵庫に入れて服用前に温めると効果的です

※漢方薬は吸収をよくするために空腹時(食前30分か食後2時間ぐらい)に内服するのがよいとされていますが、当院では服用時間にはあまりこだわりません。食後でも十分効果はあると考えています。

ふくらクリニック
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