新西海橋(さいかいばし)は、長崎県佐世保市針尾島と西海市西彼町の間にある 針尾瀬戸(伊ノ浦瀬戸)に架かるアーチ橋です。
有料道路「西海パールライン」に、2006年(平成18)3月に完成した薄い水色のアーチ橋で、 全長は約620mです。
車道の両脇にアーチが施されているデザインで、車道の下には歩道があります。
車道は有料道路上にありますが、歩道は無料で通る事が出来ます。 周囲の西海橋公園に幾つか駐車場があり、遊歩道などを通って新西海橋の歩道に入る事が出来ます。
「西海橋」と「新西海橋」は並行して架かっているので、 お互いに正面から美しい姿を望む事が出来ます。
また新西海橋からは、美しい海と緑の景色の向こうに、 第二次世界大戦の開戦を告げた「ニイタカヤマノボレ」を送信したと云われる 針尾送信所 が望めます。

新西海橋の歩道は、当然落ちない様に鉄柵で覆われていますが、潮風が吹きっさらしなので、 夏場以外は思った以上に寒いです。 そして絶景の海の上を歩いて、急潮の中に渦潮を眺めていると吸い込まれそうな気分になり、 なかなかスリリングです。
歩道の中央部分には休憩スペースがあり、ベンチが置かれています。 そして歩道全体は足元は見えない造ですが、 中央部分の床に4つだけ、丸いガラス窓があり、足元が見える様になっています。