カトリック宮原教会は、五島列島の下五島に当たる福江島にあります。
福江港から県道162号を北上し、五島の宣教の拠点ともなった
堂崎教会 付近を過ぎ、
更に北上して
宮原教会 付近を過ぎ、
県道162号から脇道へ入ると、車1台通れる程の細い山道を抜けて、半泊湾にある
半泊集落へと下りてきました。
狭い山道をドキドキしながら走ってきましたので、目の前に半泊湾の海が広がったときには感動しました。
半泊は、外海から移住してきたキリシタンが、土地が手狭であったために、半数は別の地に移住し、
半分が留まったところから、この地名が付いたと言われています。
1922(大正11)年に、アイルランドからの寄付と信徒の労働奉仕によって、
鉄川与助の施工で三廊式の教会堂が建てられました。
教会は、寄付に感謝してアイルランドの守護の聖人・聖パトリックに捧げられています。