中国西安・敦煌・北京・上海紀行概要

旅行時期:

 2001年7月30日〜8月6日(8日)

旅行日程:

1日目名古屋→上海経由→西安
2日目兵馬俑坑→華清池→陝西歴史博物館→大雁塔
3日目西安→敦煌(鳴沙山・月牙泉)
4日目敦煌莫高窟→陽関→敦煌城
5日目敦煌→銀川経由→北京
6日目万里の長城「八達嶺」→天安門→故宮→景山公園
7日目天壇公園→祈念殿→上海(東方名珠タワー)
8日目上海→名古屋

 旅行概要:

 家族での海外旅行も5回目。長男が小学校最後でもあり久しぶりに海外旅行へ行くことにした。当初はインドへの旅を計画していたが、ちょうど出発希望日の飛行機がいっぱいで、検討していた2つのコースがいずれもだめとなる。子供がシルクロードへ行ってみたいと言うので中国への旅行に変更した。日本よりは遙かに歴史があり底知れぬ魅力を秘めた国で、しかも近年のめざましい発展を自分の目で是非見てみたいと以前から考えていただけに、期待を持って出かけた。
 今回行ったそれぞれの都市はそれぞれに特色があり、その歴史の深さをあらためて感ずることが出来た。また急激に近代化に向けて胎動している躍動感あふれる雰囲気をはだで感ずることが出来た。確かにそこには古い中国と新しい中国が混在し、入れ物は急速に新しく衣替えしているが、そこに住む人々の意識と生活とが新しい動きについていけないでいるのではと思われる姿も至る所で見られた。しかしそれは一時的なものであり、この国の大きさと今後の発展は遠くない将来確実に日本にとっても驚異であることを確信してきた。
 敦煌の砂漠地帯は相当暑いものと予想していたが、到着したその夜中に敦煌では珍しいほどたくさんの雨が降りむしろ肌寒いほどであった。日本の今年の夏は日照り続きで水不足と言われていたが、中国は我々の旅行中はどこの都市でも過ごしやすく大変助かった。
 また中国では、一般的にはものの価格が無く、店により皆異なるとのことであるが、外国人に対する2重価格をあちらこちらでいやが上にも感じられ、日本で買うのとさほど変わらないかむしろ日本より高いのではとさえ感じさせられことが少なくなく、結局最後まであまり買い物をする気になれないでいた。その交渉を楽しむという人もあるだろうが、今回は結局見ることを中心とした旅行となった。
 しかし旅行全体としては大変満足のいく充実した旅となった。