音楽
小学生の頃、ピアノを習っていましたが、音楽を心から楽しめるようになったのは高校生の時、ラジオの深夜放送で井上陽水に巡り会ってからです。もともと、ミッシェル・ポルナレフのような高音の美しい歌手が好きでした。そのほかビートルズ、イーグルス、エルトン・ジョン、高中正義、ロン・カーターなども、よく聞いています。
映画・芝居
映画は大学生の時によく行きました。最近は、衛星放送、レンタルDVDなどで古い作品やアジア映画を楽しんでいます。ミュージカルも結構好きで、「雨に唄えば」は気分転換に最適です。芝居は、高校生の時、演劇評論家を兼職していた古文の先生に連れて行かれた、つかこうへいさんの「熱海殺人事件」が面白かったのですが、その後、アトリエ劇とは無縁となり、歌舞伎が気に入っています。特に強い印象を受けたのは、先代勘三郎の「夏祭浪花鑑」と猿之助の「義経千本桜」です。いずれも、もう再演されないのが寂しいですね。
座右の銘
「少年老いやすく学成り難し」
非アルコール類・非魚介類の好物
山芋、牛丼、峠の釜飯、焼だんご、安倍川餅、道明寺
自慢の種
中学2年の時よりWWF(財団法人世界自然保護基金; http://www.wwf.or.jp/)会員
専門は日本経済史です。ですから、いうまでもなく歴史好きですが、読書の幅は比較的広く、歴史の専門書はもとより、小説や文芸評論にも時々目を通しています。ただ、明確なポリシーを持たず、たとえば小説の場合、レイモンド・チャンドラーのハードボイルドに痺れる一方で、浅田次郎さんの作品ようなウェットな小説も好むという、いい加減な性格です。大学院の時の先輩の影響で、ミステリーもよく読みます。アーロン・エルキンズ、ジョン・ダニング、高橋克彦さんなどが気に入っています。東洋大学卒業生の内田康夫さんの作品も好きですね。
読書以外では浮世絵も趣味の一つです。その場合にも一貫性がなく、江戸時代では、雄大な自然を直視した北斎に心酔しているにもかかわらず、明治時代では、“明治の広重”と呼ばれる叙情的な小林清親が好きです。ついでに私のコレクションの一部をご紹介しましょう。
読書と趣味