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ファイトケミカルス 編
| №１ 【ファイトケミカルズとは？】 |
| №２ 【体の中のトラブルメーカー、活性酸素。毎日のケアが大切です。】 |
| №３ 【代表的なファイトケミカルス】 |
【ファイトケミカルズとは？】
植物に秘められた不思議な力、ファイトケミカルス！
優れた活性酸素吸収力を持つ、注目の成分です
ビタミンともミネラルとも違う、第７の栄養素。
それがファイトケミカルスです。
人参のオレンジ、トマトの赤、ブドウの紫、ほうれん草の緑・・・・
野菜や果物には、それぞれ色があります。
この植物たちが持っている天然の色の素となっている成分が
ファイトケミカルスです。
例えば赤ワインブームで一躍脚光を浴びたポリフェノールや、
トマトの色素として最近話題のリコペンは、代表的な存在。
現在ファイトケミカルスは、栄養学や医学など、様々な分野の研究者たちから、
注目されていますが、その理由は優れた活性酸素吸収力にあります。
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【体の中のトラブルメーカー、活性酸素。毎日のケアが大切です。】
活性酸素とは、私達が空気中から取り入れている酸素が、
体の中で変質し、攻撃的になったもの。
これは体の外から侵入してきたウイルスや病原菌を退治してくれる体に
欠かせないものである一方、増えすぎると、
老化や生活習慣病にも関係するといわれる恐ろしい存在でもあるのです。
その増加の原因は、私たちの生活の中にあるといわれ、
たとえば、栄養の偏りやストレス、喫煙や飲酒といった生活習慣などや、
紫外線や排気ガスなどの外からの要因によって、必要以上に発生してしまうのです。
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【代表的なファイトケミカルス】
ルテイン・・・緑黄色野菜やハーブの一種である
マリーゴールドなどに多く含まれる黄色い色素です。
リコペン・・・トマトやスイカに含まれる赤い色素で、
強い活性酸素吸収力を持つ事が分かっています。
ゼアキサンチン・・オランダガラシ（クレソン）やオクラなどに
含まれる成分でカロテノイドの一種です。
ケルセチン・・・玉ねぎの渋みの素となる成分で、わずかな量でも、
優れた活性酸素吸収力を発揮します。
アルファカロテン・・・人参に多く含まれる栄養素。
体内でビタミンＡに変化する「ビタミンA前駆体」です。
シリマリン・・・マリアアザミの種子から発見されたフラボノイドの複合体で、
お酒を飲む人におすすめの成分です。
クルクミン・・・ウコンの根に含まれる黄色い色素で、
お酒を飲む人におすすめの成分として知られています。
カテキン・・・お茶の葉に含まれる苦み成分で、
高い活性酸素吸収力を持つポリフェノールの一種です。
テアフラビン・・・お茶の葉が発酵する過程で生成される成分。
紅茶に含まれ、ついでウーロン茶に含まれます。
アリイン・・・ニンニク独特の匂いの素となる成分で、
ニンニクの幅広い有用性をつかさどる成分です。
ギンコライド・・・イチョウの青葉にしか存在しないフラボノイドの一種です。
高い活性酸素吸収力があります。
アントシアニン・・・ビルベリーやブルーベリー、赤ワインなどに多く含まれる、
青紫色の素となる成分です。
イソフラボン・・・大豆に多く含まれる有用成分で、とくに更年期の女性の
健康維持に有用なファイトケミカルスです。
ビオフラボノイド・・・柑橘系の果物に多く含まれる成分で、
ビタミンＣの有用性をサポートするといわれています。
ヘスペリジン・・・ミカンやレモンなどの柑橘類のとくに袋やスジに
含有量が多い成分です。通称「ビタミンＰ」
エラグ酸・・・化粧品に配合されるなど、とくに美容分野で注目されている成分。
ザクロやイチゴに多く含まれます。
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