ゆっくり走ろう 疲れたら歩いていいよ 他人と競争しなくていいよ 


チャレンジ富士五湖

2010年4月25日(日)
4月25日、「チャレンジ富士五湖」の100キロに挑戦してきました。
天候不順の今年ですが、私は晴れ男。
見事な晴れっぷり、富士山が神々しく見えました。
会場に着いたのは、4時15分位、まだ、薄暗い競技場から上を見上げると真っ青な空をバックに、真っ白な富士山が圧倒する姿で立っていました。思わず、「おおぉー」。感動するとあまり言葉はありません。これで完走は間違いなし。大好きな富士山にこんな歓迎をされたんじゃ、いやが応でも気持ちは高ぶります。寛平ちゃんのビデオメッセージがテヘランから送られてきて、気分をいっそう盛り上げてくれました。

いよいよスタート。
最初はゆっくり、ゆっくりと言い聞かせながら自分の気持ちに手綱をひきしめてです。スタート時の本部発表が気温零度、ひんやりした空気が適度に動かした身体にはかえって気持ちよく感じられました。最初の下り坂、後ろを振り返ると真っ白な富士山がどかっと座って「待っているから、必ず帰って来いよ」と、見守っているようでした。

今回の楽しみは途中の「忍野八海」。
畑では霜柱が立ち、水溜りは薄氷が張って、川には霧が立ち込めています。小学校唱歌のような風景でした。その唱歌を歌ったんだろう写真おじさん、おばさんが脚立を立て、富士山と桜を背景に日の出のシャッターチャンスを待っていました。まるで、記者会見の中を横切るかたちで、大会と合宿でよく知っている「山中湖」へ向かいました。

湖畔から見た富士山が鏡のような湖面に逆さ富士に写しだされてまた「おおぉ。」です。雄大な富士山とすっきりした背景に私のだらしない精神が洗われるようでした。その時までの記録は、65分/10キロで、いい調子でした。続く (渋谷)


富士山 戻る  HOME


NPO法人 Futures Running Club