種子島化石採集旅行記

日程

1999年4月15日〜1999年4月20日

採集地

鹿児島県種子島 島内の3ヶ所

(1)

北部 西之表市住吉形之山  形之山層  新生代 第四紀 更新世  魚類 貝類 植物 旧象

(2)

中部 中種子町 犬城海岸  茎永層群河内層  新生代 新第三紀 中新世  ビカリア・センニンガイ・カキ 

(3)

南部 南種子町 島間海岸  増田層  新生代 新第三紀 鮮新世  トウキョウホタテ

 参加者

 横山泰造  伊藤博次   鎌田誠一  築出ヒサエ

 

種子島 概様

九州の最南端 佐多岬から南東50kmの洋上に浮かぶ、長さ72km、幅5〜12km、周囲150km、面積450キロu、最高海抜282.3mの比較的低い平らな段丘地形からなる島。長軸の方向は北北東―南南西。
種子島には、古第三紀中期の熊毛層群、新第三紀中新世の茎永層群、鮮新世の増田層、第四紀の長谷層、竹之川層、形之山層やローム層が分布している。
地質時代に海進・海退が繰り返され、現在の種子島の地形ができあがったのは、
新第三紀鮮新世から第四紀更新世のころと考えられている。


行動記録

1999年
4月15日

AM 8.00発

徳島〜鳴門 横山向え

AM 10.00

明石大橋〜神戸 伊藤向へ

AM 11.30発

中国自動車道〜下関 関門橋〜

4月16日

AM 0.00

九州自動車道〜

AM 1.00

桜島パーキング着 休憩

AM 4.00発

桜島パーキング〜鹿児島

AM 7.30

九州商船フェリー着

AM 8.30

九州商船種子島行フェリー乗船(写真1)

PM 0.30

種子島西之表着
西之表市立博物館、西之表北部のメヒルギ(マングローブ植物)
自生地見学(写真2)

PM 3.00〜4.00

形之山調査

PM5.30

民宿 白南風(しらはえ)荘 榎本元久 氏
鹿児島県熊毛郡中種子個町野間
                                                             「行程 1078km」

4月17日

AM9.00〜12.00

形之山 化石採集(写真3) 植物のみ 〜移動〜

PM1.00

長浜海岸立ち寄り海岸にて昼食。

PM1.30 〜2.00

全員移動

PM2.00〜5.00

島間海岸 化石トウキョウホタテ採集

4月18日

AM9.00〜
PM5:00

島間海岸 最高干潮 PM2.31分の為AM10.00まで1時間ボタンボウフウ(海岸近く砂地に自生する植物で新芽を食する。ちなみ にハマボウフウは地下茎。テンプラ、酢味噌和えが美味)の採取。トウキョウホタテ標本10〜15採集 ブロック標本1採集(写真4)。
現世のウニ、貝類 採取

4月19日

AM9.00〜10.00

種子島宇宙センター観光(写真5)

AM11.00〜
PM5.00

犬城海岸(ビカリア産地)PM5.00まで(写真6)。
意気投合した漁師さんに、とこぶしを頂く。鹿児島県熊毛郡中種子町増田 村瀬 時徳 氏

4月20日

AM9.00〜10.00

種子島飛行場 売店にて土産買い物・鹿児島県熊毛郡中種子町野間 馬場 訓
石井町まで宅急便をことずかる。偶然にも受け取り先が私の父の知り合い(世間は広いようで狭い事を実感する。)

PM1.30発

西之表 種子島フェリー鹿児島行乗船

PM6.00発

鹿児島〜

4月21日

AM9.00

徳島着。「 行程 1004キロ」
                                              「全行程 約2250キロ(島内行程含む)」

写真解説

写真1

フェリー船中にて
鹿児島から種子島西之表港まで4時間、寝る間も惜しんで採集地の勉強

写真2

メヒルギ(マングローブ植物)自生地

写真3

西之表市住吉形之山 形之山層 新生代 第四紀 更新世
魚類 貝類 植物 旧象

写真4

南種子町島間海岸 増田層 新生代 新第三紀 鮮新世
トウキョウホタテ化石産地の様子。
防潮堤より満潮時の海岸を望む。

干潮時、海岸に降り産地を目前にする。

足元にはトウキョウホタテを含む化石層、
密集状態の様子。

ブロックで採集掘り出し作業の様子。

縦50p 横60p 厚さ20~30p ブロックで掘り出した状態。

背負子にのせて搬出準備、50~60kはあると思われる化石を背をって7~8mの高さのある防潮堤をロープ一本で上がる。

採集中のしばしの休憩、地元の漁師さんと化石談義に花が咲く。

大きな獲物を手に入れての後、飲むコーヒーは格別。
大漁 大漁

写真5

種子島宇宙センター入り口

基地内ロケット展示

写真6

犬城海岸 ビカリア化石産地風景
茎永層群河内層 新生代 新第三紀 中新世
ビカリア センニンガイ カキなど

海岸波打ち際の為風化が激しく慎重に掘り出す。

採集後すぐ風化、破損止め処理を現場で行う。



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