城東高校地学部勝浦化石採集

日 時

2006年3月18日(土)

採集地

徳島県勝浦郡勝浦町 中小家周辺・立川アゲノ谷

時 代

中生代白亜紀前期 羽ノ浦層・立川層

参加者

城東高校地学部 神原弘先生・川端幸奈さん・谷侑子さん・平岡優子さん・三宅明日香さん

案 内

鎌田誠一

全行程
8時50分城東高校集合で9時出発〜10時 中小家着。周辺探索11時30分まで〜移動〜12時 恐竜の里着。1時50分まで昼食及び休憩〜2時からアゲノ谷探索3時30分まで〜帰路

9時出発

8時50分城東高校集合の谷さん、三宅さん、川端さんで9時出発。途中、平岡さんが乗り込み全員集合。道中雨が降るが、神原先生運転の車で一路勝浦へ

中小家到着10時。最初の探索場所、ダム横の道を登り崖から落石した転石を探す。「ウワー」と歓声。それは大きなミミズ発見の歓声で化石の収穫は無しだった。

雨にぬれた岩肌は少々危険だが場所移動を提案、全員行きたいと答えが返り2ヵ所目の場所に移動。沢登と急峻な崖の木立につかまりながらの下山には苦労したがアンモナイトを手にした。感想はスリルがあって面白かったとのこと。

11時30分。再び車に乗り込み雨にぬれず食事ができる休憩所があるアゲノ谷の奥、町おこしグループがつくった「恐竜の里」に向かう。休憩所に到着しテーブルに座ったとたんまたもや「ウワー」と歓声。今度は小さなクモの発見だった。

昼食

あれやこれやと団欒30分。やっと鍋の湯が沸騰し、材料をほうり込む。そして待ちに待った化石うどんに舌鼓

「おいしい、おいしい」と食が進む。
左から神原弘先生・川端幸奈さん・三宅明日香さん。右は谷侑子さん

「味は最高」とピースサインの平岡優子さん

食後、恐竜神社前で神原先生を囲んで記念撮影

左から平岡優子さん・三宅明日香さん・川端幸奈さん・鎌田・谷侑子さん

2時からアゲノ谷を探索しシダ化石を少々。探索後、神原先生の車の前で記念撮影、帰路に着く

アゲノ谷のシダ化石は私が高校生の頃に比べると本当に少なくなった。せっかく案内したが良い標本が採集できなくて残念だった。雨の化石採集でこの日は場所選定に苦労、いたしかたなかったが、次の機会には良いシダ化石が見つかり、彼女らの化石発見の歓声が私の耳に届く秘密の産地に案内をと約束し、3時30分帰路に着いた。雨に降られ、また化石の発見も少なかったが楽しい1日だった。


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