第9回日本自費出版文化賞表彰式参加 

 大都会の東京は私の性格には似合わないが、受賞という名誉を頂き表彰式に参加することにした。東京までの足は、化石採集ならどこまでも自家用車を駆使して行くのだが、今回は直通バス。理由は飛行機が大の苦手、自家用車では経費がかかり過ぎるの2点。自分がハンドルを握らなければ酔ってしまう弱点は、早々にバス会社に予約を入れ右側運転席のすぐ後ろの席確保で解決した。

 7月14日(金)松茂21時5分発 夜行便EDDY号に乗車
 15日(土)東京澁谷(マークシティ)5時40分着

渋谷駅前の忠犬ハチ公像

 渋谷駅前の忠犬ハチ公像見学後、山手線代々木駅乗り換えで市ヶ谷駅着7時。
 千代田区九段にある会場のアルカディア市ヶ谷(私学会館)周辺の散策と朝食を摂り時間をつぶす。

アルカディア市ヶ谷6階会場
周辺の風景

 会場受付開始11時からで、自費出版者交流会(出版本の交換や展示作品本の見学)が始まる。

入賞作品
入選作品
展示作品
作品本の見学

 14時30分 NHK文化センター自分史講師・元主婦の共編集長藤田敬治氏による記念講演
 16時 自費出版アドバイザー認定式
 16時15分から日本自費出版文化賞表彰式が始まる。

表彰式が始まる
中山千夏さんのご挨拶
表彰式

 会場では2組の方との出会いがあり、今後交流させて頂くお約束をした。

「画集 切り絵・創作アプリケ」でグラフィック部門入賞の山田利一さん、眞智子さん御夫妻(愛知県・左のお2人)

「無位無官を愉しむ ー私とメディアのめぐりあいー」で個人誌部門入選の島守光雄さん(青森県)

「太古の生命・化石を求めて ー出会いと感動 悠久のロマンを求めた我が人生ー」で個人誌部門入選させて頂いた私

 17時30分から会場をかわり懇親会が始まる。

作家で自費出版ネットワーク代表理事でもある中山千夏さんと(懇親会にて)

中山千夏さんが所属する花林舎の代表取締役・鈴木敬子さん(懇親会にて)

 19時30分 終了。
 帰りはタクシーで澁谷までと考えていたが時間に余裕がありJR市ヶ谷乗車で渋谷駅まで帰り、バス到着時間まで渋谷駅周辺散策。澁谷マークシティ21時45分夜行便EDDY号に乗車、16日(日)6時15分松茂着。

徳島に着き、すぐその足でヒサヱさんとチビちゃんを訪ねた。生前、私を陰ながら支えつづけてくれた彼女と愛犬。他界していても、彼女と愛犬は出版にむかって取り組む決意と力をくれた。そして本の完成・出版・入選の名誉までも導いてくれた。頂いた表彰状は最初に、彼女が眠る墓前に供えた。

 会は華やかでとても楽しく、スピーチもさせていただいた。そして作家の中山千夏さん・花林舎代表取締役の鈴木敬子さん・入選作品「無位無官を愉しむ」の島守光雄さん(青森県)・入賞作品「画集切り絵・創作アプリケ」の山田利一さん、眞智子さんご夫妻(愛知県)・入選作品「三角兵舎の月」の前橋竹之さん(神奈川県)を始めとした多くの人々との出会いがあり、思いで深い1日となりました。
しかし道中と人ごみには疲れた。私にはやはり、ゆっくり流れる時間と野山と化石採集が一番性に合っているようだ。

 
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