日々の気付きを記録しています

先月の気づき

2005年12月の気づき

12月31日
中国語クラスにタクシーで出向いた。結構道が込んでいて開始3分前に到着、来週からもう少し早く出ないとだめみたい。
昼、中山広場そばのカレー屋さんでカツカレーを食べた。こちらはブルーベリーカレー屋さんといい28元でサラダ、お茶、フルーツ盛り合わせが付く。清算時になにやら紙の束を持ってきて質問しているようだ、よくわからない、いらないというと奥からもう一人人を連れてきた。その方は日本人だったようでこれは宝くじだという。明日、テレビや新聞で発表するもので皆さんに配っているとのこと。理由がわかったので安心して一枚戴いた。

午後、かなり疲れて頭痛。日本から持ってきた頭痛薬をのんで静養。
夜、あちらこちらの広場で花火が上がっている。我が家のそばの交差点でも花火が上がっており驚いた。普通の交差点のど真ん中から花火を打ち上げている。

今年を振り返る。
新居で始めて過ごした正月、何とか仕事も生活もそのまま過ごし、無難に年末を迎えるはずだった。しかし、まさか年末に一人っきりで大連にいるなどということは夢にも思わなかった。驚きの連続、9月8日の予感は当たり、一番最初の茨の道を歩むことになったが冷静に考えると仕事はそれほど難しくなく何とか1年は過去の遺産、蓄積、経験で乗り切れそうな予感。
問題は中国語で生活すること、これがもっとも大きな問題。何とか日常会話の100％とは言わず60％くらいが理解できて、必要最小限な会話ができればよいのだが。元々文系ではなかった自分が悲しい、言語系に弱い自分に気づいた。来年（あした）もがんばって生きようと思う。

12月30日
長らくお世話になったホテルをチェックアウトした。　隣の部署の知人が正月二日本に帰った。すこし羨ましい。

新居に入居。2時にケーブルテレビの工事に来るとのことなのでまずは必要なものの買出しリストを作成。元気なうちに大物から片付けることにした。
買い物第1段は寝具。シーツ、式布団、かけ布団、布団カバー、枕、枕カバー、毛布　を電子辞書で検索しメモ。
目の前にあるカルフールの寝具売り場に出向いて見せたが案の定根掘り葉掘り聞かれる。売り場のおばさんも言葉が通じないのがわかったらしく突然筆談になったがあまりに難しい漢字でほとんどわからなかったがどうも最初に布団の大きさを聞いているらしく、目の前にあったベッドを指差し、手を広げて寸法をゼスチャーしたら通じた。リストを順番にチェックし毛布のところでこれはここにはないというような回答（？）のようだった。たぶん売り場が違うのだろうと判断して、それでOKマークを出した。デパートなので例によって見積書をもってレジまでいってお金を払い、売り場に戻ることになるが売り場のおばさんが心配してついてきてくれたので無事に入金完了。最後にしきりにベッド自体を指差してこれはつかないよという感じで目が訴えていたので、もちろん了解しいている旨のOKマークをだしてその場を離れた。結構な量になりかついて部屋まで戻った。2時少し過ぎてしまったので工事は完了していた。
少し休んで第2弾、台所、洗面、お手洗い関連の買い物に出向いた。第2弾もカルフールで買い物。
台所関連はお皿、ナイフ、フォーク、コップ、まな板、包丁、水切り籠、お盆、やかん、なべ、布巾、スポンジ、台所洗剤。洗面関係はバスタオル、フェイスタオル、スリッパ、ハンガー、トイレ洗いブラシ、モップ、トイレ洗剤。　とりあえず一人分は確保できた。　この時点でへとへと、腕は筋肉痛。
1階のエレベーター入り口で偶然　隣の部署に日本から派遣されてきている方とであった。お互いにびっくり、お住まいを聞くとやはり同じ建屋にお住まいらしい。日本から妹さんが今日遊びに来れれているとのことだった。お二人が並ぶとまさに美人姉妹だった。

帰宅したところへ会社から電話。人事関係でトラブル発生、しかし人事や関係者は今日は休みのようで不在。仕方がないので出社している仲間にいろいろ調べてもらい、電話で急場を凌いだ。不在にするとトラブルが発生する、この状態は日本とまったく同じで中国版マーフィーの法則も成立するらしい。
北の窓から遠くを望むと旅客機が右から左に低空で着陸しようとしているのがぼんやり見えた。周水子国際飛行場の方向らしい。

第3弾、食品関連。さすがにカルフールまでいくエネルギーが切れたので下のマイカル食料品売り場で買い物。フルーツ、パン、牛乳、水、その他もろもろを買って帰宅。
力尽きた。ビールを呑んで、買ってきたものを食べて就寝。

インターネットは来週の水曜くらいに工事が完了するとのこと。しばらくはネット中毒から解消される。

12月29日
朝5時におきて報告書を作成、PowerPointの調子が悪く再インストールしたら英語モード、まあいいかどうせ英語のプレゼン資料。
よく考えると4時間しか寝ていない！　　眠くないのはなぜ？

朝、雪が降っていたが、午後から雨。暖かい!
朝8時から会議、なぜか中国メンバーが会議に参加せず日本語での会議になった。久しぶりに日本語で会議ができたのであっという間に終了。
午後、大連外国語学院に出向いた。日本の留学生がかなりいるらしい。
副学長さんとお会いしたが話はできず、名刺交換のみだった。やはり中国語はしゃべれた方がよさそうだ。

夜、ホテルに帰りPOPサーバー経由でメールを試したら問題なくアクセスできた。やはりプロバイダー側の問題だったのかな？
明日はとうとう引越し、洗濯と荷造り。1ヶ月前に大連にきて、あっという間に1ヶ月。振り返ると仕事が忙しかっただけで自分自身はなにも変わっていない、これって大問題かも。深く反省！

12月28日
ParkCityのメールが復活できない。サーバー側のメールを内容を確認せずいったんすべて削除したがやはりエラーになる。しばらく苦戦しそうだ。一昨日から今日の朝にかけてメールを送られた皆さん、申し訳ありませんがデータをLostしました。

NECが出したワイヤレスUSB（μPD720170）が心をくすぐる。BlueToothよりこちらの方が魅力的だが我々庶民が手にできるのはいつごろなのだろう？

今日もメールアクセスができない。セキュリティのポリシーをParkcityNetが変えたのかもしれない。
朝から会議のはずが参加者がドタキャンが相次ぎ、断続的な会議に終始。結局仕事が終わらず9時ごろ退社、そのまま宴会になだれ込み（行った場所は不明、羊の串焼きを食べさせる店だったようだ???）。結局大連発の午前様帰宅となった。

まずい、明日は朝9時から会議…、時差が恨めしい。 1時過ぎに就寝。

12月27日
朝会社まで行くのに乗ったタクシーはわざと遠回りする卑劣なタクシーだった。いつもより5元高い、悪質！　こんな車がいると大連のタクシーの評判が落ちるのだ。
今度からこの手のタクシーのナンバーを控えておこうと思う。あまりひどいようならホームページに公開しても良いと思う。
ただし時間はほとんど変わらなかった。

朝、突然会議に呼ばれる。10数名の参加者のうち日本人は私だけ、当然中国語での会議になり内容はほとんど不明。途中から私の存在に気づいて英語での会議に切り替えてくれたが議論が白熱する、もしくは参加者から中国語で質問（？）が飛ぶと中国語の会話になってしまう。途中でギブアップして退席、結構つらい。
日本の市場は我々にとって大事、日本チームの成功が我々の成功だといっている割には私に冷たいのはなぜ? 日本語で会議などとは毛頭言うつもりは無いがせめて英語で少しは会議をしてほしいという願いは通じなかった。

昼、いつもの5元定食で腹を満たし午後てきぱき仕事をこなす。
夜、南山路にあるイタリア料理屋さんでスパゲッティを食す。アルデンテで歯ごたえがありおいしかった。しかし2名で150元は結構高いかも。

夜、メールのPOPサーバーがタイムアウトで繋がらずメール確認ができない。Parkcityのホームページで障害情報を探したが見当たらないので何が原因かは不明。他のFreeなメールサーバーからはメールが読み出せるのでかなりの確立でParkCity側の障害のような気がする。

BLUEHOLYという缶ビールを呑んだ。はっきりいっておいしくないので記録に残す。

12月26日
Office Close（年休の強制取得日）の日だったが普通どおり山のように人が働いていた。
間接部門の人たちは誰も出社しておらずその部署だけ暗かった。朝から晩まで日本にいるメンバーと電話会議、さすがに耳が疲れた。

夜、星海広場のそばにある割烹清水に仲間と出向いた。カツどん定食（カツどん、味噌汁、茶碗蒸し、漬物、サラダ、フルーツ（葡萄、スイカ、蜜柑）で30元、ビールが18元（？）で日本から見ると破格、こちらの金額では高額定食だった。久しぶりにカツどんを食べたが味は普通だった。量は多い！

12月25日
午前中、部屋でぼんやり過ごす。

これではいけないと心機一転、散歩に出かけることにした。行先は大連一の繁華街といわれている勝利広場のデパート群。マイカルに入ったところここは日本のデパート？と勘違いするぐらい雰囲気が似ていた。違うのはやたら店員が多いこと、中国語での会話が飛び交っていること。地下の食料品売り場も日本から輸入したもの満載、ここであれば間違いなく不自由しない。
次に向かったのはニューマートとよばれる巨大デパート。さすがにクリスマスシーズンだけあってすごい人ごみ、中に小さなスケートリンクもあり驚きの連続。一日いたら疲れるの必至。

帰宅してチーズでビール（銘柄　北京ビール）を呑んだ。結構これもうまい。
疲れていたのかそのまま昼寝になった。

12月24日
先週に引き続きピンインの学習。語学学校で４声の学習に入った。何とかzh,sh,chはクリアできた。

日本から持ち込んだ新生銀行のカードを試すべく、目の前にあった銀行のATMに恐る恐る差し込んだ。
中国語の表記はわからないが英語でガイドが出たので暗証番号を入力し残高を確認すると元で残高が無事に表示された。多分引き出しも可能だろう。円貯金が元表示されるので直感的にいくらなのか分からないが多分金額はあっているのだろう！

昼はホテル横の「寿庵」、天ぷらうどん（海老2匹、茄子天ぷら）、お稲荷さん3個、梨、漬物で40元、久しぶりに胃が休まった。うどんは関西風でだしがしっかり効いた透明なだしだった。

午後、新居に大家さんを尋ね予約金5000RBMを支払った。30日に入居できそう。

夜、日本から差し入れられた「博多あごおとし」でビールを呑んだ。辛子明太子とビールが以外に良く似合う。
夜、SKYPE経由で「チャングムの誓い」を見た。新居に行けばもう少しスムースに見ることができると期待したい。

12月23日
久しぶりにのんびり仕事、夕方突然電話が入り会議。早口の英語で一方的にしゃべる中国のお姉さんに対抗する元気も出ずほとんど頷いて無難に会議をこなす。こちらに余計な仕事は発生していないはずだが人のいうことを聞く耳をもって聞いてくれていたか疑問が残る。

夜、ホテルそばの「かっちゃん」というお好み焼きやさんで食事兼宴会。広島風お好み焼き、トンペイ焼き、豚キムチ焼きとビールを頼んで2名で150元。微妙な値段だが味は大変おいしかった。

12月22日
朝8時から夜まで会議の連続。数えたら5本の会議が断続的に続いた。これでは日本にいるのとまったく変わらず疲れる。

天気予報では今日は曇りか雪のはずだったが一日青空で快晴だった。こんな日は珍しい。

夜、ホテルそばの炭火亭でラーメンを食べた。ビールのジョッキー8元、ラーメン23元、合計32元。ラーメンは結構うまい。

12月21日
小雪、うっすらと積もった。風が冷たい。

新しく住む予定のアパートの申し込みを行った。西安路と黄河路が交わるところにあるアパートを押さえることができたのは安心。ADSLは２Mで2400元/年とのこと。結構、というかものすごく高い。まあ国際電話代を考えると安いかも。

会社で携帯電話料金を精算してもらうため、別の電話番号を登録する必要が出てきた。同じ部署のアシスタントに同行してもらい中国移動通信に出向き新しい電話番号をGet。これで会社に必要経費を請求できることになった。

東京のサイトにSSHでのアクセスが可能になった。uptimeを見ると20日くらい動き続けている。おかしい、毎日Rebootするように設定したはずなのだが…

SeagateがMaxorを買収！というビッグニュースに驚いたがそれに加えgoogleがAOLと業務提携、あちらこちらで変革が起き、大きな波が発生している。

12月20日
先日のIH,暖房、食器乾燥機の同時投入で発生した停電の影響でネットワーク機器がすべてRebootしたらしく東京のサーバーに接続できるようになった。理由は不明だがめでたいことである。おかげでこのページも復活した。

大連は午後雪、うっすらと道に雪が積もった。
夜、寿庵を訪れた。あたかも日本に戻ったかのような和やかな雰囲気とおいしい料理に大満足。

12月19日
暖かい日だった。（最高気温0℃）
日本のメンバーと断続的に電話会議。国際電話である事をわすれ1時間半くらい話し続け、あたかも日本で会議をしているような雰囲気になった。

夜8時過ぎに退社、隣のグループに来ている日本人出張者と宴会。日本食鉄板焼き屋、要するに目の前の鉄板でいろいろな物を焼いて食べさせてくれる店に入った。一人105元位でビールを飲み、ステーキを食べ、海鮮を食し、十分なご飯だった。

12月18日
「花より男子」にはまり午前中録画したビデオを見た。漫画を忠実に再現しているとのことで面白い。

午後、家探しを継続。1年で50000元、120㎡の2ベッドルームは結構高いが時間が無いので妥協。

夜、近所の韓国焼肉店で宴会。帰りにカルフールによって帰宅。のんびりした日曜だった。

12月17日
風が強く、耳がちぎれそうに痛い日だった。日本は大雪らしい。

語学学校1日目、そり舌音のzh,ch,shがまったく発音できない。日本人には難しいらしく来週までの宿題となった。
その足で王様カレーというカレー屋さんでカツカレーを食べた。カツカレー、サラダ、スープ、コーヒーで38元。結構高いがまあまあ美味しかった。

温度計＋湿度計を買いにデパートへ出向く。オンドケイで通じた！
デパートで買い物をするときはその売り場でお金を出すのではなく、見積もり表のようなものをその場で書いてもらって会計するところまでその紙を持っていく。それと一緒にお金をだすと入金証明のようなものをくれるので最初の売り場にもって行くとその紙と引き換えに品物をくれる仕組みだった。顧客のたらいまわしが平気な国らしい。
外の温度はマイナス9℃だった。

Ｓｋｙｐｅ 2.0ベータを試す。ネットワークの大域が狭いせいだとおもうが画像がカクカク動き、音声が途切れる。　カメラをテレビに向けてもらって久しぶりに「チャングムの誓い」を見た。韓国名「大長今」、やはり面白い。

12月16日
今までのツケを処分すべく書類作成、事務処理に没頭。中国語での入力はきわめて困難、まずその漢字の読みやピンインがわからず変換ウインドウに入力できない。自分の生産性が10分の1に下がった感じがする。

夜、チームの仲間と初めて大宴会、とても気持ちの良い仲間でよかった。
10人で目いっぱい飲み食いして601元だった。　６０１元ｘ15円＝約9000円。
ビールよりお茶の方が高い店だった。

12月15日
朝8時から会議、夕方終了。これで今週の会議は終了した。
夕方から街中のホテルで期初のキックオフパーティがあった。中国パワーに圧倒された。

日本の閉塞感とはまったく異なり、開放的で拡大、強化されのびのび生きている組織があった。

12月14日
今日も朝から会議。　
夕方、業務知識を身につけるため上司から各種業務ツールの説明を受けた。上司は中国語で書かれた規則を英語に翻訳しながら説明してくれたが、業務内容がかなり厳しく複雑で閉口。同じ業務内容なのだが日本の方がはるかに簡単で進んでいる。同じ会社なのになぜこんなに国がことなると仕組みが違うのだろう。
仕事が完全にスタック、破綻しかかっている。何とか建て直しを図らないと公私共にあぶない。

12月13日
朝から会議、目いっぱい疲れた。
夜、旧大和ホテルのレストランで地元の会社と食事会。豪勢な食事に舌鼓、すばらしい食事だった。

レストランで仕入れた”LOOK大連”、”ビブレ”、”COMPASS”を読んだ。日本人がいけそうな食事どころの情報が満載でつかえそうだ。

12月12日
朝から雪、時々吹雪、いつもならタクシーで30分の通勤が50分かかり少し遅刻。　今日は一日雪で大事になると思ったが何とかやんだ。
朝から一日会議、英語と中国語の混在でほとんど理解できず。　辛い！

夜、上司、仲間と中華料理（当たり前か？！）で大宴会。月曜から酒盛りして今週は大丈夫だろうか？

12月11日
大連駅のあたりをうろつき、新華書店で地図を購入。その後、労働公園の脇をとおり広い池を抜けてホテルに戻った。
書店は大連で一番大きな店らしくすばらしい品揃えだった。特にAVRチップ関連の書籍が5種類くらい出ていた。残念なのはすべて中国語の書籍だったこと。
寒いけど適度な運動になり大変良かった。

夕方日本から6名の仲間が到着、Mixiで紹介されていた寿庵さんに足を運んだが、残念なことに工事をされており入店不可だった。しかたなくそのままシャングリラホテル2階の西村という和食料理店で大宴会、久しぶりに仲間内で宴会がができて楽しかった。

12月10日
のんびり起床、昼過ぎから近所の語学学校で体験学習をさせていただいた。あっという間の40分でピンインなるものの半分を教えていただいたが夕方にはしっかり忘れている。来週から2時間づつ教えていただくことにしたがかなり不安。予習、復習が大事だが頭が錆付いているのどうなることやらである。

寒空（多分零下）の中を中山広場に出向く、そのまま地図を頼りに歩こうと思ったがコンパスを忘れ方向が微妙に違っていた。まったく違うところに出てしまい、さまよっているうちにわが宿舎が遠くに見えた。そちらに歩いていったらなんとカルフールを発見、温まるために入ったはずが食料品売り場で1時間くらいぶらぶら歩き果物やお菓子などを買いあさってしまった。面白かったが、果物を買うとき、自分で袋に入れ秤で重さを計り値段を決めてくれるお姉さんのところに出向くのだがその秤に自分の果物を乗せられない。後ろから来たおばさんがすばやく肩越しに自分の袋を秤に載せてしまう。バトル状態、自己主張、リーダーシップ、積極性、しにもの狂い、すべての要素が必要なことを習得しやっと購入できた。中国パワーの源やすごさの一部を垣間見る一日だった。
家族とSkypeで世間話、1時間があっという間に過ぎた。よい時代になったものである。

12月9日
昼、会社下の食堂でカレーライスを食べた。塩辛く日本のカレーとは程遠いものだった。雰囲気は似ているのだが…　肉は多かった。
妙に雑務や事務処理が多く、自分の仕事に手がつかない。場所が変わると仕事の内容も劇的に変化する。ひょっとすると今まで自分がしてきた仕事の内容自体がおかしいのかも、と考えてしまう。わからないことだらけで新入社員のような状況だ、これって転職した人が味わう雰囲気や苦労と同じなのかと思ってしまう。同じ部署のアシスタントさんと近所のスーパーマーケットへ買出し。大連にきて初めてスーパーマーケットに入ったが、広くて物が豊富、値段が安いのに驚いた。ホテル近くのコンビニとは大違いである。

会社に外国人就労証と1年間の居住VISAが届いた。1年間働くことが100％保障された。

夜ホテルに帰ったらメールが届いていた。Amazonで発注していたLUMIXが調達不可能のためキャンセルになったとのこと。DMC-LS1が製造中止になったことを暗黙のうちに知った。

12月8日
朝8時からの会議にあわせて7時に出社、途中でバスとトラックの衝突事故あり。すごい町である。
昼、ちげ鍋定食15元を食べた。味はまあまあだがやはり量が多い。

トラ技1月号が家に届いたらしい、2月から年間購読料が値上がりするとのこと。駆け込み購読で運がよかった。

12月7日
朝、語学学校の見学。体験学習を土曜に受けさせていただくことになった。まさかまた学校に入るとは思っても見なかったのでかなり心配。
その足で就労許可証と居留許可のVISAを取りに当局（？）に出向いた。就労許可証はあっという間に入手できたが居留VISAは3日くらいパスポートを取り上げられて宅急便で送られて来るらしい。
その後、家探しで7軒ほど見て歩く。
最初の1軒目は会社に簡単に通勤できる幸福e家のマンション、3000元、新築らしい。が、壁にひびが入っている。日当たり良好、Two Bedroomでこじんまりしたよい感じの家だった。会社までバス一本で簡単にいける、静か、周りで買い物も可能と3拍子そろっているが静かすぎて怖い。
2軒目、アパート群の一室、独身がすむよな狭く汚い部屋で北向き、2000元。バス停まで歩いて5分、範疇外。
3軒目、カルフールの左上、20階、ワンルームの広い部屋、3000元、ベッドとソファーが置いてあり無口なおじさんとおしゃべりなおばさんが家主だった。中途半端に狭く却下。しかもこのビル、廊下は狭く、薄暗い。
4軒目、同じ建てやで23階、南向き。抜群の眺望で二部屋のベッドルーム付、4000元。
5軒目、隣の建てやで20階、眺めは４軒目より悪い。4000元。
6件目、同じ建てやだが一回り狭い、却下。
7件目、マイカル西安路店の横（というかほとんど上）。広いベッドルームが二つ、クローゼットもありリビングも広い。シャワールームも別に完備されている。なによりも廊下が明るく広いのがよい。買い物も簡単、ただし年50000元なので月4200元くらい。家具や必要なものはすべてつけてくれるらしい。　どうしよう？？？

12月6日
仕事の遅れを挽回するため、朝8時前に出社するも仕事ははかどらず残務が増加。このままだとつぶれる。
先日の会議が継続、参加者が次々にスケジュールを変更したり、勝手に参加を放棄したりと大混乱で夜8時過ぎまでドタバタ劇が続く。
タクシーでクタクタになりベッドに倒れこんだ。

会社の同僚に聞いたところ、最初の1ヶ月は土日が無い位忙しかったとのこと。

12月5日
雪道を心配して7時過ぎに会社に出勤、タクシーのおじさんが何を言っているかわからなかったが何とか会社に到着。中国語の勉強が最優先課題であることを改めて認識した。
一日会議、日本と同じ状況に閉口。9時に開始し、終了が9時少し前。
外に出ると道がアイスバーン上になっておりかなり危険な状況だった。上司曰く、少なくとも20年くらいはこのような大雪はなかったとのこと！波乱を呼ぶ幕開けとなった。

正直働きすぎかも。PCの中に入れてきた日本の音楽で心を和ませた。

12月4日
早朝、小雪のちらつく瀋陽を発ち大連に戻った。行きと同様に電車の中では地球ゴマを売る青年、それに加えて破れない靴下を売り歩く男女の若者がいて面白かった。靴下を伸ばして竹製のフォークのようなもので靴下を目いっぱいシゴきまったく問題がないことを見せて販売する作戦らしいが、見向く客もおらず少しかわいそうだった。
大連駅到着、雪が15cmくらい積もっておりボタン雪が降り続いていた。寒いが瀋陽ほどではない。

仮の宿にたどり着いたら偶然同じ会社の方とエレベーターで遭遇、お連れがいたように見えたが見ぬフリをするのも大変だった。
よく考えたら今日は日曜日、普通は土日の連休なのになぜ働いているの→自分？

周りに食料品を扱う店が発見できず、そばのコンビニ？で牛乳、ヨーグルト、ビール、パン、カップラーメンなどを買い込んだ。

家から持参したあさげ（インスタント味噌汁）がうまい！　やはり私は日本人だった。

12月3日
先日の続き、大学の学生と打ち合わせ。十数人の学生と話していたらかなり疲れた。
昼食は大学の近所にある中華料理店、ここもめちゃくちゃ料理が多く食べきれない。
教室はめちゃくちゃ寒い！
夜7時過ぎに大学を出たが、昨日よりはるかに寒く多分マイナス10℃以下になっているだろう。
ホテルに帰ってその中の中華料理店で夕食、さすがにうまかった。

12月2日
朝7時に上司にPickupされ電車駅へ、約4時間の長距離特急汽車（電車ではないようだ）にゆられ瀋陽へ。
高級車輌で大連から瀋陽まで87元だから1000数百円で4時間の特急にのれた。普通車輌は半額くらいとのこと。
汽車の中ではお湯をポットで配るお姉さんや、カップラーメンにお湯をそそいで食べる若者、地球ゴマを販売にくる乗車業務員など多彩な顔ぶれで面白い。
瀋陽に到着し現地のマネージャと昼食、ひるから中華料理で腹いっぱいご馳走になる。ビールはどうだと勧められたが当然断る（多分冗談）。
午後から現地の大学に出向き学生と歓談。疲れた！
学校の中も寒いが、昼間の気温を聞いたらマイナス9℃だったらしい。夜8時過ぎに大学を出たころはもっと寒く、多分マイナス十数℃。
上司と韓国BBQ（要するに焼肉やさん）に出向いたが量が多く質が最悪、サービスレベルも限りなく低い。上司が激怒し文句を言っていたが言い疲れて途中であきらめたらしい。
そのままホテルに帰って熟睡。明日はもっと寒いらしい。

12月1日
朝から二つの銀行で口座開設、保険関係と給与関係で別に口座が必要とのこと。
その足で隣のショッピングモールにいって携帯電話を購入、ICカードに不具合が
あったようで購入まで30分くらい時間がかかった。怪しげな中国メーカー製で
100元の通話料が含まれて1200元だった。日本の携帯電話と比べて使い勝手や
ユーザーインターフェースが貧富、使っていて疲れる！

昼ごはん、地下の食堂でご飯とおかず3品選択、スープ付山盛り定食で５元（75円位？）だった。
食堂のクレジットカードは月水金しか販売しておらず、持っていないと現金生産の長い列に並ぶことになり大変らしい。もっていなかったので同僚に借りた、ちょっとなさけない。

その足で会社に出向いたが連続して会議に巻き込まれ自分の仕事に着手ができず、
その影響で来週の月火も会議ですでに時間が押さえられていた。不覚だった。

夜、日本から一緒に行った同僚と中国側の責任者と宴会。疲れてきた。