令和1年7月発行 No.6 フード・セーフティー
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今月はお米について調べました
物心ついた時から私たちは、お米にお世話になっています。縄文時代晩期(紀元前4世紀頃)に我が国に伝来した稲作は、日本の気候・風土に適した作物として次第に広まり、弥生時代中期には北海道を除く日本列島各地で栽培されるようになりました。現在、稲作水田の作付面積は、総耕地面積の約4割に達し、農業総産出額に占める米の割合は、全体の約3割に達します。そして稲作農家の数は、全販売農家数の約9割に達します。日本の文化、産業、歴史、体型と人々の体質までもが強くお米に影響を受けています。
そんなお米に関係ある漢字をまず、あなたはどのくらいお読みになれるでしょうか?(45文字)
米・籵・籾・粁・粂・粃・粉・粋・粹・粍・粐・粭・糘・料・粒・粕・粗・粘・粟・粢・粤・粥・粧・糊・粱・粲・粳・粽・精・糀・糂・糅・糎・糒・糖・糜・糞・糟・糠・糧・粮・糯・糲・糴・糶
日本とアメリカの1人1年間の食品消費量の比較
米の種類 世界のお米は米のサイズから
3種で区別されています。
長粒種 中粒種 短粒種
日本人を長寿に導いたお米 不安定な食の時代になっている現代だからこそ、今見直されている穀物摂取 ひとつには話題の『五穀飯』:日本最古の歴史書・古事記にも出てくる『五穀飯』は“神様のくれた五色飯"とも呼ばれ、長寿の為の食物として感謝され、重要視されていたのです。
五穀とは米・麦・豆・あわ・きび(または、ひえ)をさし、日本人が昔から主要穀物としたもので,『五穀豊穣』の『五穀』でもあります。普通の精白米に比べ、現代では不足しがちな各種ビタミン・ミネラル・食物繊維等がたっぷりと含まれた穀物達なのです。昔ながらの智恵、『医食同源』を実現してくれる五穀米は、美味しく食べながら健康にも良い、理想の食材です。
米の構造と精米
米の構造
7時代が作り出した 無洗米の登場(米を研ぐ必要が無く、環境にもやさしいお米の登場)
精米する前の米 一般の精米 無洗米技術により精米
1最後にプレゼント 美味しいご飯の召し上がり方
●一番美味しい水を使って米を研ぐこと。
●3合を90〜100回ぐらい研ぐのが目安。
●研いだ米は、一旦ザルに上げさっと乾かす。湿気のある時期は15分くらい置く。
●お釜の中のご飯は決してかき回したりほぐしたりしない。
●しゃもじはサクっと縦に入れ、掘り起こすようにご飯を持ち上げる。
●炊き立て熱いうちに食べること。ご飯が残ったら、アツアツのまま小分けにラッピングし冷蔵庫へ。
(食べる時は必要な分だけ電子レンジで温める) 山本増博氏のエッセイより
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