自転車のパンクを修理する(チューブ交換編)

部品配置の記録と分解


先ずは,段取りが重要です。工具と,パンク修理セットを用意しましょう。

パッチ修理が困難なら,チューブ交換,タイヤ交換となります。

←まずは,ホームセンターなどで,補修部品を購入します。左がタイヤチューブ,右がパンク修理セット。パンク修理セットは,パッチ修理〜タイヤ交換で必要です。セットになっていて割安です。

これらの中には,修理のための説明書が入っていますが,タイヤの外し方までは書いて有りません。以下の写真を参考に分解してください。 →

←最初に,後輪各部をビデオで撮ります。デジタルカメラでも良いですが,ビデオだと,音声も長々と撮れるので,観察した様子を声の記録として取っておけます。

 特に,部品の配置(ワッシャー,ナット,カバーなどの順番)は,しっかり記録してください。車種によっても多少違うようです。→

←まず,左側から外していく事にします。右からでもかまわないとは思いますが。

最初に変速機のカバー(右上の黒いカバー)を止めているネジを外します。

 15mmのスパナを使ってナットを外します。なお,ここは力が必要で,モンキースパナでは辛いです。私は,15mmのスパナを新規に購入しました(\1000)→

←次に内装の変速切り替えパーツを外し,スタンドも外します。

 最後に泥除けカバーの,支持ステーを外すと,フリーになります。→

 

←次は,左側のブレーキを外します。

最初に,+ドライバーで連結部を外します。ネジが回らないときは,CRCなどのスプレーを吹きかけてみると緩くなる場合があります。

 ネジが外れたら分解します。部品の上下関係が重要なところは,組み立てる時に備え,ビデオに撮っておきます。→

←ブレーキワイヤーを止めているナットを外します。この位置は重要なので,マジックなどでマークを付けて置いて,後で,元の位置に正確に戻せる様にしておきます。

 以上で,左側は完了です。変速機(左)と,ブレーキ(右)のワイヤーが外れました。→

 

←次は,右側です。黒いカバーを外します。

 15mmのスパナでナットを外します。→

←手で回してナットを取ります。

 泥除けカバーの,支持ステーを外します。→

←車軸押さえのナットを外します。ここの位置も重要なので,ナット位置をマークしておきます。

 チェーンを外します。私の場合,チェーンカバーを外さないとうまく外せませんでした。チェーンをさわるときは軍手を忘れずに!→

←チェーンが外せれば,フレームからタイヤを引き抜くことが出来ます。

 以上でタイヤを外すことが出来ました。

15mmのスパナが大活躍でした。→

ビデオは撮れましたか?

次はチューブ交換です。

 


チューブ交換,組立,点検