<ファンタジー>

ファンタジー
アラジン ―ALADDIN― 92年米作品
監督・脚本…ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
脚本…テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
アカデミー主題歌賞、オリジナル作曲賞
ゴールデングローブ賞特別賞(ロビン・ウイリアムズ)

声の出演…スコット・ウェインガー/ロビン・ウィリアムズ
リンダ・ラーキン/ジョナサン・フリーマン/ダグラス・シール

大人だって、きっと楽しめるディズニーアニメ。 とにかく全体を通して音楽が楽しく、CGには夢がある。映画のヒットで続編がビデオで出ています。 アラジンの声を演じているのは、 テレビドラマ『フルハウス』のD・Jの彼役をしている人ですね。

イーストウッドの魔女たち
 ―THE WITCHES OF EASTWICK― 87年米作品
監督…ジョージ・ミラー
脚本…マイケル・クリストファー
ジャック・ニコルソン/スーザン・サランドン
シェール/ミシェル・ファイファー
原作はジョン・アップダイク。ジャック・ニコルソンが悪魔の役を演じる 魔女伝説ものと聞いてどんなにか怖い作品かと思ったら、この人間に扮してあらわれた ダンディズムあふれる悪魔がなんともおマヌケでコメディタッチな作品でした。

ウォーターシップタウンのうさぎたち
 ―WATERSHIP DOWN― 79年英作品
監督・脚本…マーティン・ローゼン
原作…リチャード・アダムズ
平和に暮らしていたうさぎたち、そこに巨大なブルドーザーがやってくる。 乱開発の中で行き場をさぐるうさぎたち。ディズニーアニメのようなかわいいウサギたちではないけど、 うさぎたちの表情から感情までよみとれる作品。

エンドア 魔空の妖精
 ―EWORKS:THE BATTLE FOR ENDOOR― 85年米作品
監督・脚本…ジム・ウィート、ケン・ウィート
オードリー・ミラー/ウィリフォード・ブリムリー/ワーウィック・デイヴィス
緑の星エンドアを舞台にくりひろげられるイウォーク族の冒険活劇。スターウォーズの スタッフがてがけたSFXにワクワクします。帝国軍のAT-STも登場します。

王様の剣
 ―THE SWORD IN THE STONE― 63年米作品
監督…ウォルフガング・ライザーマン
原作…T・H・ホワイト
アーサー王伝説がもとになっいるT・H・ホワイトの『石の中の剣』が原作のディズニーアニメ。 魔法使いのマーリンが予言を信じて地方領主の下男のワートに魚になったり、 鳥になったりと教育をしていく時の言葉が、 なるほどと思えることばかり。

海の上のピアニスト
 ―THE LEGEND OF 1900― 99年米・伊作品
監督・脚本…ジュゼッペ・トルナトーレ
原作…アレッサンドロ・バリッコ
テイム・ロス/プルート・テイラー・ヴィンス/メラニー・ティエリー
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サンタクローズ
 ―THE SANTA CLAUSE― 94年米作品
監督…ジョン・パスキンス
脚本…レオ・ベンベヌッティ、スティーヴ・ルードニック
テイム・アレン/ジャッジ・ラインホールド/ウェンディ・クルーソン
エリック・ロイド/ディビッド・クロムホルツ
ある日屋根から落ちてきたサンタクロースと自分のかわりに次のサンタクロースになる 契約をかわさせられてしまった、仕事人間的な主人公がいろいろな葛藤やアクシデントに 巻き込まれながら、だんだん身も心もサンタクロースになっていくという素敵なお話。

3人のゴースト ―SCROOGED― 88年米作品
監督…リチャード・ドナー
脚本…ミッチ・グレイザー、マイケル・オドノヒュー
ビル・マーレー/カレン・アレー/ジョン・フォーサイス
ジョン・グローバー/ロバート・ミッチャム
チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』がもととなっている作品。クリスマス・イヴに守銭奴として 生きてきた主人公の前に三人のゴーストがあらわれて、彼に彼の過去、現在、未来をみせ生き方を 考えさせるお話。(ディズニーアニメのスクルージおじさん主役の『クリスマス・キャロル』もお薦め) クリスマスにこの作品をみるとみんないい人になれるかも。

ジャングル・ジョージ ―GEORGE OF THE JUNGLE―
監督…サム・ワイスマン
脚本…デーナ・オールセン
ブレンダン・フレイザー/レスリー・マン/トーマス・ヘイデン・チャーチ
アニメでむかし、むかし飛行機事故で赤ん坊がジャングルにとりのこされた・・とはじまります。 ブレンダン・フレイザーのひきしまったジョージはカッコイイ。ジョージの雄たけびを聞くと、 嫌なこともわすれられます。

ジャイアントピーチ
 ―JAMES AND THE GIANT PEACH― 96年米作品
制作…デニス・ディ・ノヴィ、ティム・バートン
監督…ヘンリー・セリック
原作…ロアルド・ダール
脚本…カーリー・カークパトリック、ジョナサン・ロバーツ
スティーヴ・ブルーム
声の出演…ポール・テリー/スーザン・サランドン
リチャード・ドレイファス/ディビッド・シューリス
突然のサイの暴走によって両親が殺されてしまい、そこに乗り込んできた、叔母達にいじめられながら過ごしている 少年がジャイアントピーチの中で暮らしている6匹の虫たちと冒険の旅に出かける。 冒険の中で知っていくこと、サイの正体、そして結末・・大好きな作品です。

卵の番人 ―EGGS― 95年ノルウェー作品
監督・脚本…ベント・ハーメル
スヴェレ・ハンセン/ヒェル・ストルモーン
レイフ・アンドレ/ユーニ・ダール/ウルフ・ヴェンガール
ノルウェーの深い森の中で静かで単調な暮らしを過ごしている年老いた兄弟、モーとファー。 その生活がファーの隠し子のコンラードが同居することになって崩れていく。 クリスマスツリーを飾るシーンからクリスマス、そして片づけのシーンはとても面白い。 ラジオから流れる音楽、ニュースもよく聴くといろんな発見が。

トイズ ―TOYS― 92年米作品
監督・脚本…バリー・レビンソン
脚本…ヴァレリー・カーティン
ロビン・ウィリアムズ/マイケル・ガンボン/ジョーン・キューザック/
ロビン・ライト/ドナルド・オコナー
オモチャ会社を経営していた父のかわりにやって来た新社長は 軍国主義者でオモチャ工場を軍事工場としようとします。 これに対抗して主人公のレスリーがオモチャの武器を使って戦うシーンが好きです。

ナイトメア・ビフォー・クリスマス  ―THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS― 93年米作品
製作・原案…ティム・バートン
監督…ヘンリー・セレック
脚本…キャロライン・トンプソン
声の出演…ダニー・エルフマン、クリス・サランドン、キャサリン・オハラ
「ファンタメーション」と呼ばれる人形アニメで描かれている作品。ハロウィンタウンの 住人のジャックがクリスマスタウンに迷い込んでそのクリスマスシーンをみて、ハロウィンタウンでも クリスマスを祝おうとするお話。一度聴いたら忘れられなくなるテーマ曲、 クリスマスに観たい映画の第一候補です。
南部の歌 ―SONG OF THE SOUTH― 46年米作品
製作…ウォルト・ディズニー
監督…ハーブ・フォスター
アカデミー主題歌賞
ジェームズ・バスケット、ボビー・ドリスコール、ルアナ・パットン
子供達に話して聞かせるリーマスおじいさんの童話で、進んでいく実写とアニメの合成作品。 小さい頃から何度も観たお話なので、主題歌の「ジッパ・ディ・ドゥ・ダー」も歌いだすと〜こりゃ、 なんともいい日だ〜と続いてしまいます。夢と教訓たっぷりの素敵なお話です。
ネバーエンディングストーリー  ―THE NEVERENDING STORY― 84年西独作品
監督…ウォルフガング・ペーターゼン
原作…ミヒャエル・エンデ
脚本…ヘアマン・ヴァイゲル
ノア・ハザウェイ、バレット・オリヴァー、タミー・ストロナッハ
ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」の映画化作品。この作品はSFXで作られた たくさんのクリーチャーたちも印象的だけど、ジョルジオ・モルダーのテーマ曲(歌・リマール)や 静かな流れの曲と、胸躍るような、クラウス・ドルティンガーの力強い音楽が好きです。 特にクラウス・ドルティンガー(U−ボートの音楽担当)の「喜びの飛行 HAPPY FLIGHT」は大好きです。 いじめられっ子だった経験もあるわたしは、最後のシーンは夢の中で描いたファンタジー溢れる表現で好きです。
ネバーエンディングストーリー3  ―THE NEVERENDING STORY 3― 94年米・独作品
監督…ピーター・マクドナルド
原作…ミヒャエル・エンデ
脚本…ジェフ・リーベルマン
ジェイソン・ジェームズ・リクター、メロディ・ケイ、ジャック・ブラック、 フレディ・ジョーンズ、ジュリー・コックス、トニー・ロビンソン
ネバーエンディングストーリーは1〜3まで観ていますが、2だけは他の2作に比べて あまり好きではありません。ロックバイダーとジュニアが買物に出かけるシーンでかかる 「イージーライダー」の曲がなんともいい感じです。 SFX製作に携わったのは「セサミ・ストリート」のマペットをつくりだしたジム・ヘンソン(90年に急逝)の 設立したジム・ヘンソン・クリーチャー・ショップ(アニマトロニクスSFX製作)で、あたたかみのある クリーチャーたちが魅力的です。
パウダー ―POWDER― 95年米作品
監督・脚本…ヴィクター・サルバ
メアリー・スティーンバーゲン、ジョーン・パトリック・フラナリー、ランス・ヘンリクセン、 ジェフ・ゴールドプラム
母親のお腹に中にいたときに落雷を浴びたために色素や体毛のない姿で生まれてしまった パウダーのお話。異形のものを差別する描写が悲しい。パウダーが食堂でスプーンやフォークを 集めてしまうシーンがかわいいです。最後は感動的、雷がなると時々パウダーの最後のシーンを思い出します。
ビアンカの大冒険ゴールデンイーグルをすくえ  ―THE RESCUERS DOWN UNDER― 90年米作品
監督…ヘンデル・プトイ、マイク・ガブリエル
原作…マージェリー・ジャープ
脚本…ジェム・コックス
77年のディズニーアニメ「ビアンカの大冒険」の続編にあたる作品です。 ネズミのミス・ビアンカとバーナードが密猟者の手によって捕まったゴールデンイーグル(オオワシ)と 少年コーディを助けるために活躍します。思わず胸があつくなるシーンや笑い出してしまうシーンがたくさん。
ピノキオ ―PINOCCHIO― 40年米作品
製作…ウォルト・ディズニー
監督…ベン・シャープスティン
原作…コッローディ
脚本…テット・シアーズ、オットーエングラングー、ウェッブ・スミス、 ウィリアム・コットレル、ジョゼフ・サボ、エルドマン・ペナー、オーリアス・バタグリア
アカデミー主題歌賞
だれでも知ってるゼペットじいさんが作った木の人形が、流れ星に願いをかけたゼペットさんの 願い通り生をうけて人間らしい気持ちを学びながら数々の冒険に巻き込まれていきます。 マッコウクジラの出てくるシーンが好きです。
ピノキオ  ―THE ADVENTURES OF PINOCCHIO― 95年米作品
監督…スティーブ・バロン
脚本…ドナルド・クシュナー、ピーター・ロック
マーティン・ランドー、ジョナサン・テイラー・トーマス、 ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、ベベ・ニューワース、ロブ・シュナイダー
人形製作をジム・ヘンソン・クリーチャー・ショップ(アニマトロニクスSFX製作)が 担当したアニマトロニクスを使った実写版ピノキオ。冒険の末にピノキオが人形から人間の子供に 生まれ変るシーンは感動的です。
ピーターパン ―PETER PAN―  53年米作品
製作…ウォルト・ディズニー
監督…ハミルトン・ラスク、クラウド・ジェロニモ、ウィルフレッド・ジャクソン
原作…ジェームズ・M・バリー
脚本…ビル・ピート、ジョー・リナルディ、ラルフ・ライト、ミルト・バンタ、ビル・コットレル
ピーターパンは大人にあこがれながらも、いつまでも子供でいたいと願う永遠の夢物語。 だれでも一度は空想したことがあるようなネバーランドへの旅。子供の気持ちを理解してくれない 大人に対しての逃避の空想旅行。飛べると思えば飛べる・・・。子供のころの夢に出会える作品です。
フェアリー・ティル  ―FAIRYTALE-A TRUE STORY― 97年英作品
監督…チャールズ・スターリッジ
原作・脚本…アーニー・コントレラス
原作…アルバート・アッシュ、トム・マクローリン
フロレンス・ハース、エリザベス・アール、ピーター・オトゥール、ハーヴェイ・カイテル
1917年の”コティングリー妖精事件”をもとにした作品。とにかく美しい映像の作品です。 誰の心の中にも妖精は住んでいます。ただ、その妖精の存在を必要とするか、その存在を信じるかの 違いだと思います。この作品を観たら、きっと自分の信じる妖精に出会えるんじゃないかと思います。 メル・ギブソンがカメオ出演をしています。
フック ―HOOK― 91年米作品
監督…スティーブン・スピルバーグ
脚本…マリア・スコッチ・マーモ
ロビン・ウイリアムズ、ジュリア・ロバーツ、ダスティン・ホフマン、 ボブ・ホスキンス、マギー・スミス
ロビン・ウイリアムズ演じる40歳の弁護士ピーターはかつて”ピーターパン”だったという設定。 自分がピーターパンだったとを忘れたままダスティン・ホフマン演じるフック船長に誘拐された子供達を 助けるためネバーランドへ旅立つ冒険のお話。グウィネス・バルトロウも出演しています。
メリーポピンズ ―MARY POPPINS― 64年米作品
製作…ウォルト・ディズニー
監督…ロバート・スティーヴンソン
原作…P・L・トラバース
脚本…ビル・ヴォルシュ、ドン・ダ・グレディ
アカデミー主演女優賞、編集賞、特殊視覚効果賞、作曲賞、主題歌賞
ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク、デヴイッド・トムリンソン
パメラ・L・トラバースの児童文学の映画化作品。仕事人間堅物でお金がすべての銀行家バンクスさんと 選挙活動に夢中の夫人。そんな中でマイケルとジェーンの乳母となったメリー・ポピンズがおこす数々の愛と 夢の魔法。どんな時でも「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」という言葉をとなえると 不思議な気分に・・・
ロジャーラビット  ―WHO FRAMED ROGER RABBIT ?― 88年米作品
監督…ロバート・ゼメキス
原作…ゲイリー・k・ウルフ
脚本…ジェフリー・プライス、ピーター・シーマン
アカデミー編集賞、視覚効果賞、音響効果賞
ボブ・ホスキンス、クリストファー・ロイド、ジョアンナ・キャシディ、フランク・シナトラ、 キャスリン・ターナー
1947年当時のハリウッドの撮影所近くに漫画の世界の住人達の住むトゥーンタウンがありました。 そこでおきた殺人事件・・・実写とアニメの合成による作品です。たくさんのアニメキャラクターが登場します。
ロビンフット ―ROBIN HOOD― 74年米作品
監督…ウォルフガング・ライザーマン
原作…ケン・アンダーソン
脚本…ラリー・レモンス
森の義賊ロビン・フッドの話を動物たちに置き換えたアニメ作品。 キツネのロビン・フットとクマのリトル・ジョン。長い間、ロビンフッドはキツネだと信じていました。 とても分りやすいお話です。
ロビンフット ―ROBIN HOOD― 91年米作品
監督…ジョン・アーヴィン
脚本…サム・レスニック、ジョン・マッグラス
パトリック・バーギン、ユマ・サーマン、ジェローン・タラッペ、 ユルゲン・プロホノフ、オーウェン・ティール
12世紀、シャーウッドの森にこもり、無法者や流れ者の人たちと一緒に、 ノルマン人に戦いをいどんだロビンフッドを描いた作品。派手さはないけど、 時代考証のしっかりした作品です。

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