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活動記録
サクラソウトラスト地の生き物ギャラリー

☆ヒメアカタテハ
 8月7日撮影   
 世界各地に分布していてその範囲がチョウ類のなかで最も広いことから「国際チョウ」とも呼ばれています。
 このようにごく普通種ですが、飛んでいる姿や色彩がすてきなチョウです。
 食草(チョウが卵を産む植物のこと)はヨモギなので、ヨモギが無くなるとこのチョウも滅びてしまいます。

☆ギンツバメ
 8月7日撮影  
 ガの仲間。とても涼やかな色彩をしています。ガの仲間は夜行性が多いのですが、ギンツバメは昼間も動き回っています。
 幼虫はガガイモの葉を食べます。私たちの活動地の江川の川岸では在来種を増やす管理を進めていて、今年はじめてガガイモ群落が形成されています。これからはガガイモに頼って生きている昆虫が増えそうです。 

☆アサマイチモンジ(埼玉県「絶滅危惧U類」)
 8月14日撮影
 イチモンジチョウにそっくりですが、「前羽根の白斑の現れ方と複眼に毛が生えているか否かによってイチモンジチョウと見分ける」と図鑑に書いてあります。生き物の識別点の一つに「毛が生えているかいないか」が重要だとよく聞きます。ちょっとばかりユーモラスだと思いませんか。ちなみにこのチョウの複眼には毛が生えていないそうです。

☆ホシヒメホウジャク
 8月28日撮影
 ガの仲間です。川岸のガガイモの花で休んでいました。
 仲間のホシホウジャクは住宅の花に蜜を吸いによく訪れます。食草はヘクソカズラだそうですが、ありふれていたこの植物もだいぶ少なくなったように思います。
(C) Saeko Ogawa 2005

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