私のレッスンのモットーは、基礎からきちんとということです。
ピアノを弾くということは、楽譜を正確に音にすることであると思われがちですが、実はそうではなく、もっともっと奥の深い世界なのです。ピアノを弾くことによって音楽の三要素である「リズム」「メロディー」「ハーモニー」を感じ取って表現する事ができる力、ピアノで歌うことのできる力、ステージで集中した演奏ができる力など、真剣に練習を積み重ねることによって驚くべき能力がどんどん開発され、聴く人に感動を与える演奏ができるようになっていきます。特に近年は幼児期のピアノ教育の重要性がいろいろなメディアでも取り上げられています。ピアノというアコースティックな楽器で、自分の指のタッチによって生の音色の変化を感じ取ったり、ハーモニーによって楽しい、悲しいなどの感情を表現することで、右脳の刺激や情操教育の面からもバランスのとれた脳の発達を促すことができると思います。私は、ひとりひとりの個性を尊重しながら、それらの力を引き出していくことに全力を注いでいます。
ピアノを弾くことと並行して、読譜、耳の訓練、音楽を感じる心を育てるために、年齢や各々のレベルに合わせて、楽典やソルフェージュの指導もしています。楽典は小学生ながら大学受験生のレベルに達している生徒もいます。ソルフェージュは、基本的な「歌う力」「聴いたメロディーや和声を書き取る力」を着実につけていきます。とくに、高校の音楽科受験や音楽大学受験生の指導は多数の合格実績を上げています。
ピアノ上達のカギは、なんと言っても家庭での練習量と練習内容です。
原則として、週に1回のレッスンで1週間の練習成果を確認し、指導を受けて帰宅します。
自分の演奏を修正し、それを弾き込むことでピアノを弾く力がついていきます。
そのため、初歩の段階では保護者の熱意と応援が必要です。
以上の内容に同意され、毎回のレッスンに保護者の方が付き添われることを
レッスン条件とさせていただいております。
もちろん、レッスン日時につきましては相談に応じさせていただきます。