■坐骨神経痛(梨状筋症候群)■
「立っているとお尻からもも裏にかけてしびれがある。後屈するとしびれが顕著になる。」
馬尾症候群の一つ。腰から下肢にのびる馬尾神経が何らかの原因で圧迫をうけて起こります。この場合はおしりの奥の筋肉、梨状筋がコリ過ぎてすぐ隣を走行する神経を圧迫していたようです。梨状筋を重点的にほぐし、足腰他股関節前側もほぐしました。
足腰が軽くなり、後屈してもしびれは出なくなりました。更にお尻のストレッチを提案しました。
■股関節前部ともも前側のだるさやしびれ■
「題記のとおり。ももを上げると、そけい部に痛みや引っ掛かりがある。」
腸骨筋のコリによるもの。その筋肉にそって神経・血管・リンパ管が通っています。筋肉のコリによってそれらを圧迫して違和感が出たようです。
股関節を回すと内旋で痛みが出ました。もみほぐしと腸骨筋の運動法を行いました。
だるさやしびれがとれて、ももが軽く上がるようになりました。整体前には前屈で指先が床に届かなかったものが届くようになりました。
ここに挙げたものは顕著な例ですが、座っている時間が長い人には軽度な症状が多く見られます。この逆として腸骨筋を酷使する人(サッカー・バレエ・格闘技など)にも症状がでます。
・・・症状別改善事例5・・・