改善事例４

■凹円背■

「肩、首、背中、腰全部疲れた。痩せているのに、おなかぽっこりが気になる。最近ジーンズがきつくなった」

　背骨のＳ字状カーブが強まり骨盤は前傾が強くなっていました。通常は30度ですが、40度はあるでしょうか。頭の位置も前に出て首への負担があります。疲れやすい姿勢です。
　疲労しコリのある筋肉をすべてもみほぐし、背骨にかかる張力を軽減しました。更に腰のカーブを緩める運動法、ストレッチ、骨盤調整を行いました。

　全身の疲れがとれ、おしりもおなかも引っ込んで姿勢が良くなりました。頭の位置も重心に乗って疲れにくいゆるいＳ字カーブになりました。
さらにジーンズがゆるく感じたそうです。

■ぎっくり腰■

「まさにギクッときて1日寝ていたが、まだまだ仰向けから起き上がる時に激痛はするし、前屈も後屈できない」

　疲れが限界に達している時にひねりなどの動作をすると発生しやすいです。まずは腰の疲労をとることですが、直接触ると激痛。ハムストリングスや殿筋、背中上部など離れている所からほぐしていきました。直接触れるようになると、軽い擦りから揺らし押圧と徐々に力を込めていき揉めるようになりました。できる範囲で運動法、ストレッチ。
　仰向けで起き上がるときに痛いということは、おなか側の筋肉も痛んでいます。大腰筋です。おなか側からほぐし、大腰筋の運動とストレッチにより痛みを取っていきました。

　筋繊維の微小な断裂や損傷があるので完全には痛みは取れませんでしたが、ゆっくり起き上がれば痛みはなくなり前屈・後屈も出来るようになりました。1日安静にしていたことが良かったのです。怪我をしたのと一緒ですから、受傷直後にいろいろ動かすとよけい痛くなります。（血行が良くなり傷がズキズキ痛む）
　すぐに仕事しなければならない（デスクワークですが）とのことでしたので、キネシオテープで整体の効果が長続きするように対策しました。
　