Eiko
哲学の道の桜も五分から七分咲きになってきました。
きれいな桜並木のそばに住んでいるので文句は言えないのですが、それでも人出はすごく、歩きにくくなってきました。あの小さな道を横断するのがたいへんです。。。
さて、本当なら、Eikoはきょう、地球一周に出発の予定だったんですけどね。。。
でも、4/1に乗り込む船の見学会が神戸であったので、友だちに付いてきてもらって行きました。
船は1953年生まれ。イギリスのエリザベス女王のために造られたものだとか。外側は白くてとてもきれいだけど、中のエレベーターなんかはクラシカル♪(はっきり言えば古い!) でも、趣のあるお船でした♪
船室も見て回りましたが、やはり窓のあるお部屋はいいな、と思いました。でも三人部屋を見たときのあまりの狭さに、贅沢だなと思っていた一人部屋が「正解」に思え、窓がなくても100日暮らすならここしかない、と納得して帰宅しました♪
でも、ひょっとしたら旅の計画自体をやめなくてはならないかも知れません。
はっきりとしたことは明日決まるのですが、実は母の調子が良くないのです。
ずっと足を痛めていることは前にお話していましたが、その母の足に三日前、激痛があり、その原因が脊髄にあると判明しまして(それも相当ひどい状態らしく)手術を覚悟しなくてはならないようです。病名は「腰椎すべり症」とかいう聞き慣れなものなのですが…
そうしますと、家事と母の病院のこと、父の世話をEikoがしないといけないことになります。
父のことは「知っているひとなら知っている」とボイラーのCMではありませんが、性格的に問題の多々多々多々多々多々ある人物ですので、とにかく一緒の家に住んでいるというだけでたいへんなのです。
ご存じでない方にご理解いただくため申し上げますと、
以前に軽い脳梗塞をしましたが、毎日歩けば足も普通にいられるものを、歩くのがイヤ、という理由だけで歩かず、よって今は歩行困難になっているという、それでも身体障害者の親か、と言いなくなるひと♪
手術しなければならないであろう母は「出来ることは、出来る限り自分でしないとダメなんだよ」と父に噛んで含めるように言っても「わかった… (そして自分が一番くず入れに近いのに、Eikoに自分の手にあるティッシュを渡し)これ捨てて…」それから「そんなイヤなことは言わんといてくれ」。。。
日常の彼は、自分の意に添わないと、物であろうが、ひとであろうが、自分自身であろうが、ひとりで怒鳴り散らしている♪ それに母やEikoには「愛してる」とか「かわいい」とかリップサービスも激しい♪ので、その騒音たるやものすごい!!
しかし、それを黙認し、甘やかし続けたのも我々家族の責任なのですが…
まあ、母が書で日展に入選するほどになったのも、Eikoが七宝でひとさまに認めていただけるようになったのも、この父の怒号や言葉から精神的に逃れるため集中したからで、それなりの意義はあったのでしょうが、、、♪♪♪
本当に、この母の事態は、我が家が始まって以来の
「世紀の一大事!」なのであります。
しかし、ヘルパーさん(今から申請しますが)に手伝ってもらいながらなんとかやっていけそう気もしているので、まあ大丈夫でしょう♪
そして、母は不幸中の幸いで、別に内臓に何かができてどうのこうの、という病気ではないので、最悪、歩けなくなるか、寝たきりになるかで、命には別状がないので、それだけは安心しています♪
だから、今回の船旅は今更ながらにキャンセルにして正解だった、という感じです。
母と「絶対に何かが起こるから、神さまがキャンセルにされたんやわ」と話していたので「やっぱり、やったなあ…」と。。。
本来なら今日出発なのですから、母がこんな状態になってるので行くに行けないし、今キャンセルなら全額キャンセル料になるので、やはり神さまはおられるのだな、とつくづく思いました♪
しかし、そんなこんなで、お花見どころではなく、誘ったり誘われたりしていたものは、すべてキャンセル。童話の教室も今期と来期くらいはお休み。せっかく春物のお洋服を買ったのに、ジーンズにスニーカーで動き回らなければ… あ〜あ つまらない♪
まっ、Eikoの体調が元に戻りつつあるので、それたげでも「よし!」としよう♪
でもね「病気をしたら何より本人が一番つらいんだから」って、よく言いますが、Eikoは「本人」にしかなったことがなかったので、「本人は≪まな板の鯉≫で仕方ないけど家族はたいへんやん」って思ってました。
でも今回、介護するひとになって、Eikoの場合は助けてもらう手段が多いからかも知れないのですが、痛い目をしたり、手術をしないといけない「本人」はやっぱりたいへんなんや、とつくづく思ってしまいました。
と、まあ、ブツブツと長く書いてしまいました。ごめんなさい。。。
ところで、桜の季節といえば桜餅♪ みなさんは葉っぱのまま召し上がりますか? それとも葉っぱは残されます?
Eikoはね、だいたいは残す派。たまに食べると美味しく感じるときがありますが♪
今年のEikoのお花見はさしづめ、花より団子、でがんばりますわ♪
Mog
これだけ書けば、おねえちゃんもスッキリしただろう。
ぼくは甘党一本だから、もちろん桜餅の葉っぱは残す!
それから、このHPの掲示板、おねえちゃんのおともだちのおかげで新しくなりました。おねえちゃんは「私の好きなロイヤルコペンハーゲンの雰囲気がする♪」ととても喜んでいます。
おねえちゃんのおともだち、いろいろお世話をおかけしました。ありがとうございました。
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