Eiko
先日、香坂直さんの本「走れセナ」のコマーシャルをさせていただきましたが、題名がまちがっておりました。。。Eikoが何かやると、こんなものです。ごめんなさい、Kさん!
「走れ、セナ!」(講談社、1300円)
でした。あのね、この間この題名を打ち込みながら、あれー、これって「走れメロス」やん♪ って思ったんです。でも、本を見せてもらったときに、そんな感じゼンゼンしなかったなー、って。読点とビックリマーク、付けるだけで、こんなに感じ変わるんだ、と今さらながらオドロキです♪
で、おととい、やっと手に入れて、昨日から今日にかけて読みました。ページ数も相当(モグラの本の倍♪それで値段はイッショ♪どっちが…??? う〜ん♪)なのに、スーッとセナちゃんになりきって読めましたよ♪ 後半にウッウッーときちゃうところもあって、とてもイイ読後感でした。。。♪
おとといは、先月お話ししたキャンプのEikoたちが行っていたころのリーダーのリーダー(スーパーバイザーっていうのだけど)のキャンプネーム「ター坊」(といっても70才前後のロマンスグレーで素敵な紳士♪お世辞ではない♪)が能面展に出品されているというので、観に行ってきました。
今年の面は「中将」。美男子の代表、在原業平の面です。彼の官位から、その名が付けられてる。ちょっとみると真っ白い顔、眉を寄せて困っているような泣きそうな顔の面。
Eikoは、その面、そんなにハンサムにも思わなかったけど平安貴族はうまく泣くのも一芸だったそうだから… この面つけて舞うと平安色男が完成するのかも♪
Eikoの好きな面は、昔から「猩々(ショウジョウ)」という面。お酒に酔って真っ赤な顔の童子の面♪ 妖怪の部類らしいけど。連獅子の時にかぶるようなのの赤い毛をつけて舞うの。よく植物とか動物とか、赤いものに「ショウジョウなんとか」というのが多いけど、たぶんこの猩々から由来してるんだと思うんだけど…???
それから狂言の面はユニークなのが多いから、見ていてとても楽しい♪
能面は、とにかく色を付けるのが大変らしい。トノコ?に漆をまぜて塗るので乾かすのに二三日かかるそう。それも湿度の高いところでないとヒビが入るんだって。で、少しでも白いところに指紋や他の色がついたりしたら、上から何を塗っても浮いてきちゃうらしい。
それで髪の毛や眉、目、鼻の穴、唇、それぞれ描いたり塗ったりする筆がタイヘン♪ いちばん高級なのは琵琶湖の葦のなかに住んでいるナントカネズミの赤ちゃんの毛。ものすごく死ぬほど細いんだとか。それでお値段は死ぬほど、目の玉が飛び出る、と仰ってましたから、Eikoなら目の玉だけでなく内蔵も全部出てしまうんだろうなー、って思いました。
ベテランさんになると40本くらいの筆を駆使して面に彩色していかれるそう♪ 七宝なら一本ですむのにね。。。
この能面展は、京都文化博物館5F、十月三十日(日)まで♪
それから、その夜は旅友だちが千葉から来たので、夕食をいっしょにしました。彼女とは15年前くらいのヨーロッパへ二三回ご一緒しました。でも、その後、障害が進行して首から下が動かなくなり、心筋梗塞にもなり、気管支切開もして一時は声も失っていたそうですが、今は声は復活♪ 京都の秋を楽しみたいとヘルパーさんと来られました。
彼女は今、千葉に来年四月に「障害者自立センター」を立ち上げようと、その代表もして、すごくアクティブに生活しています♪
彼女もEikoもおしゃべりなので、なんかいろんなことをしゃべりまくりました♪
彼女は頭脳明晰なので、きっと自立したいと思う障害者のために、いいアドバイスをしたりして、全力投球でアシストするだろうと思います♪ Eikoもがんばらねば、ね♪
また二週間後に京都に来るそうなので、また会おうね♪ って。たのしみ♪♪♪
Mog
こんなドジばっかりのおねえちゃんなのに、周りはすごいひとばかり…♪ どうしてだろう? 信じられな〜〜〜い♪
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