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脳性マヒ・二次障害レポート

Eikoのひとりごと
      Mogのつぶやき



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2004/05/26  ひさびさに展覧会報告♪
Eiko
ひさびさの展覧会報告なんだけど、ずーっと展覧会をご無沙汰していたわけではありません。先月は春の創画展、二科展、板谷波山展、マルモッタ美術館展、三月にはピカソの陶芸展、二条城襖絵展、と行ってはいるのですが、感想を書きそびれてしまったり、感想を書くのが辛かったり、だったのです。
 
でも、先日観た「藤原新也の聖地展」は写真と言葉で構成された展覧会でした。インド、チベット、北朝鮮、韓国での写真。きれいな写真もありましたが、ドキッとするもの、
 
例えば、インドで人間の死体をむさぼる犬たちの写真は衝撃でした。そこに書かれた言葉は「人間は犬に食べられるほど自由だ」と。
その犬たちの表情は、当たり前かもしれないけど、さもしくもなく、生きるための当たり前の情景として写真に収まっていることの不思議さ…、写真家の心情…、しばらくそこにたたずんでしまわざるを得ないなにか…
 
ガンジス川のほとりで逆立ちのヨガをしているひと。「あの人がさかさまなのか、わたしがさかさまなのか。」
こういう雰囲気の言葉、どこかで聞いた、って考えていて、ついさっき思い出した♪ 河井寛次郎の雰囲気だった。
 
そのほかにも、考え込む写真、思わずため息の美しい写真。ひとの顔ばかり並べたパネルなどなどなど…そして心がふるえたり、かたまったり、優しくなったりする言葉… いい展覧会でした。
 
きょうは「光風会展」。絵画と工芸。この会は1912年に結成され、ことし90回目の記念展だったようです。それでかどうか、とても見応えのある作品が並んでいました。
 
超写実も何点かあり、ため息まじりに見とれてしまいました。黒のウールジョーゼットのワンピースにシルクのショール、エナメルの靴、チョーカーはオニキスでベルベットのリボン、ブレスは金。それがひと目で解るという凄さ♪
 
「ローマの空」という作品も素敵だったんだけど、ローマの空はこんな色では絶対にない、って。もっと突き抜けるような青なのに、って、その絵に向かってクレームつけたけど、、、「こういう色にも見えるんだよ」って絵がね♪
 
「声」という作品も面白かった。蝶が一匹、女の人の前に幻想のように描かれていて、こういう表現方法もあったのか、と新鮮でした♪
 
♪お知らせ♪
「物語の風景」に「父の故郷」を追加しました。よろしかったら読んでみてくださいませ♪
 
Mog
五月は、あまり出かけなかったって言ってるけど、行くべきところへは行ってるんだ。

2004/05/21  台風が過ぎて、いいお天気です♪
Eiko
またまた、ご無沙汰してしまいました。
どうやらEikoのために一年間に用意されたイベントの大方が三月から四月にかけて、集中していたようです。
今月は仕事やカルチー以外で出かけた日以外は、メール書いたり、インターネットで調べものしたり、とにかくパソコンと遊んでばかりです〜♪
 
で、なにも書くことはないのですが、先週「葵祭」でしたので、そのお祭りのことをすこし書こうと思います。
 
Eikoは、京都三大祭りの中だけじゃなく、お祭りのなかでいちばん好きなのが「葵祭」です。
「優雅」「気品」とEikoの目指しているものと同じ雰囲気を漂わせる「お祭り」だからかな…♪
あちらこちらの資料からの抜粋なので、まっ、Eikoのお勉強にお付き合いくださませ♪
 
このお祭りは正式には「賀茂祭」といいます。今から約1400年前の欽明天皇の567年、凶作にみまわれ、賀茂の神々の祟りであるというので、勅命で、4月の吉日に祭礼を行い、馬には鈴をかけ、人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競(かけくらべ)をしたところ、風雨はおさまり、五穀は豊かに実って国民も安泰になったということで始まったそうです。
 
このお祭りは、平安時代以来、国家的な行事として行われてきたので、わが国の祭のなかでも、数少ない王朝風俗の伝統が残されているらしい。
 
賀茂祭が葵祭と呼ばれるようになったのは、一時すたれていたお祭りが、江戸時代の1694年(元禄7)にお祭りが再興されてから、当日の内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車(御所車)、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべて葵の葉で飾るようになって、この名前になったそうな。
 
「祇園祭」は別にして、葵祭は、明治維新になり、東京遷都が行われ、賀茂祭と宮中の関係がとぎれてしまうと、中断されました。しかし葵祭を、「古都」としての文化的「伝統」や歴史を保存、復興の動きと共に1884年岩倉具視の後押しもあり、再興されました。
 
天皇に変わりに上賀茂、下鴨の両神社に仕えた皇女の斎王も詣でた、といい、現在、斎王代と女人行列して1956年に創作されています。
 
「時代祭り」も東京遷都で寂しくなった京都にハッパをかける意味で、できたお祭りなのですが、これは新たに起こしたお祭りで、京都のお祭りの中では新しい部類です。
 
Mog
よく、お勉強できましたね。葵祭は、おとうさんとおかあさんの結婚記念日でもあるわけだから、知っておくのも悪くないかも…♪

2004/05/06  ゴールデン・ウィーク♪
Eiko
みなさま、お変わりございませんか?
ことしもゴールデン・ウィークが終わろうとしています。それぞれの会社によっては9日までつづく、という方もいらっしゃると思いますが…
 
あつかったり、さむかったり、大荒れのいちにちだったりの連休でしたが、みなさまはどのように過ごされたのでしょうね?
 
Eikoは4月29日いちにちだけ、母とデパートへ出かけた以外は、ずーーーっとお仕事でした。これは、ほとんど我が家の恒例になっているのですが…♪
 
4月30日。5月2日は教室だったのだけど、3日〜5日にかけては、朝ご飯も早々にすませて、それから、お茶も口にしないで夜の7時までぶっ通しで、七宝を創っていました。
 
なにしろ作業室は、たいてい母のお習字教室になっているもので、まとめて空くのは連休のときだけなので、このときに注文受けたものだけでも、カーーーッとなって創らせてもらわないといけないんです♪
 
でも2日の夜はNHKの芸術劇場でローラン・プティ振り付けの「ピンク・フロイド」をみました。
Eikoは、バレエが大好きなんですね。モダンもクラシックも、それぞれに趣がちがって、それぞれに、いいなあ、と思います。
「ピンク・フロイド」は、男性は上半身裸体で白のパンツ、女性も男性用の白い体操服みたいなモダンならではの衣装でした。
作品には、なんか東洋思想がふんだんに取り入れられているような気がしたし、群舞では、ひょっとして「曼荼羅?」と思うようなものもありました。
 
むかし、黒人と有色人種だけのバレエ団「アルビン・エイリー舞踊団」を観たときも同じように感じたことを思い出しました。アルビン・エイリーは、つねに黒人霊歌を背景に流していて、黒人の悲しみや寂しさや喜びなどを表現しているバレエ団なのですが、そのなかでも、群舞「叫び」は強烈に心にのこっています。
 
それが今回、ローラン・プティのアレンジで、品良く再生されたような感じもなきにしもあらず…
でも、ダンサーたちの、とくに男性ダンサーの複雑な筋肉の動きは、やはり人間は美しい、と感じたし、生きていることはスゴイことなんだなあ、って思いましたよ♪ 草苅民代なんかも出演していて、とても見応えがありました♪♪♪
 
Mog
おかあさんとデパート行って、甘いものばかり、、、ケーキ屋さんも二軒から買ってもらってたし、おまんじゅうもいろんなお店のを買ってもらってたんじゃあなかったかな???
それで、ダイエットなんて、チャンチャラおかしいぞ! フン!



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