ダイアモンドのカットV

今日もファンシーカットのダイアモンドについてお話します。

エメラルドカット

5月の誕生石「エメラルド」によく用いられる長方形のように見えるカットのことをいい、
名称からもエメラルドの輝きを最も美しく引き出すための屈折率が計算されています。
50面体のカットで外周に沿って平行にファセットが並んでいるので
それが階段のようにも見えることからステップカットと呼ばれることもあります。

 

バゲットカット 

テーパーカット

ステップカットの代表的なカットがエメラルドすがカットでその他には、
センターの石を飾る脇石として用いられることが多い。
長方形のバゲットカットや長方形の一辺が細くなっているテーパーカットがあります。

プリンセスカット

上から見ると正方形になるようにカットされているものをいいます。
カットとしては1970年以降に出てきた新しい方法で、
四角い形状を利用して光を引き出すことにより強い輝きを放ちます。
又プリンセスのような気品溢れる女性にふさわしいカットということで
プリンセスカットと名付けられたといわれています。

メレーダイアモンド

フランス語で「小粒石」という意味があり0.20ctよりも小さいダイアモンドをメレといいます。
メレダイアモンドは中石(センターストーン)をさらに引き立てるように両サイドにセットしたり周囲に散りばめます。
またはパヴェとしてリングの腕部分に敷き詰めるなど脇役として使われるますが、
リング全周に並べたりパヴェセッティングしたリングも多く見られメレダイアモンドは主役としても使われます。

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