アクアマリンにまつわる言い伝え

アクアマリンについては語源もラテン語の「水・Aqua」と「海・Marinus」に由来していることから
「水」「海」にまつわる言い伝えが多いようです。
今日はその言い伝えをいくつか御紹介します。
人魚の涙・・・船乗りの青年に恋をした人魚が叶わぬ恋に涙したところ、涙が海にこぼれおちて宝石になりその宝石になった石を拾った船乗りがお守りとして持っていた。

 

宝物・・・美しい海の底に住む精が持つ宝物が浜辺に打ち上げられその宝物が青い綺麗な宝石になった。 

 

お守り・・アクアマリンが海の力が宿った石と信じられていた古代ローマ時代に、
海に出る漁夫が海難事故防止の為に守護石として身に着けていた。

 

夜の宝・・・豪放で派手好きなロシア皇帝エカテリーナ2世(第8代ロシア女帝)が最も愛した宝石といわれているのがアクアマリンです。ヨーロッパ社交界が華やかな時代には暗い夜のオシャレには欠かせない宝石だったといわれています。
またアクアマリンのスッキリとした青は美しく、
夜の月灯りの下でもその輝きは失われることがないので“夜の宝石の女王”といわれていた。

 

などなど、諸説ありますがやはり「海」「水」に深く関わりのあるお話が多く、美しい伝説ですね。
こういった「言い伝え」からも古来から愛されていたアクアマリンの魅力を感じて頂けるのではないでしょうか?

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