水晶(クォーツ)について

水晶の和名は 「石英」 といいます。
地面の奥深くに水晶の素であるケイ酸の溶け込んだ温泉の脈があります。
温泉の温度や圧力が低くなるとケイ酸分は中に溶け込んでいられなくなり結晶となって出てきます。
その出てきた結晶が長い時を経て成長したものを水晶といいます。

水晶には構成されている鉱物が肉眼で見分けられる程度に大きい「顕晶質」と顕微鏡を用いても、
結晶の区別がつかない「潜晶質」があります。
顕晶質のクォーツにはアメシスト(紫水晶)・ローズクォーツ(紅石英)・シトリン(黄水晶)・クォーツキャッツアイ・スモーキークォーツ(煙水晶)・タイガースアイ(虎眼石)・アベンチュリン・ロッククリスタル・プレーズ・ホークスアイがあり、潜晶質のクォーツにはカルセドニー(玉髄)・アゲート(めのう)・クリソプレーズ(緑玉髄)・ヘリオトロープ・ジャスパー・カーネリアン(紅玉髄)・モスアゲート(苔瑠璃)・オニキス・サードがあります。
水晶は世界中どこででも見る事の出来る石です。

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