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![]() 合同会社エデュウス藤田 |
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言葉遣いは心遣い 何気なく言った言葉が独り歩きして,思ってもみない結果をもたらしてしまうことがあります.「言霊」とい うように,言葉には神様が宿っています.自分の言うことに責任を持ち相手に分かってもらうこと,そのた めには心遣いとコツが必要です. まず,聞き上手であることです.耳だけで聞くのではなく,目で,笑顔で,正しい姿勢で,心で聞きます. 相手に喜びがあれば一緒に喜び,残念なことがあったときは一緒に悲しむ姿勢を持ちます.相手の言う ことをしっかり聞くことで,人間関係の基礎を築いておきます. 次に話上手のポイントです.はっきり明るく話す習慣をつけること,相手に聞こえる音量と,適当な早さ を心掛けること.早過ぎると親切な印象になりません.相手の目を見て,ほほ笑んで話すことも大切で す. また,あいまい言葉は避けましょう.例えば,「多分大丈夫です」「一応やっておきました」「とりあえず○ ○です」「○○のほう」などです.特にこのごろ良く耳にするのが,「お会計のほう,よろしいですか」という 言い方です.決して丁寧ではなく,むしろ詐欺師が使う言葉といわれています. 「千円からお預かりします」という言い方も良く聞きます.「ご案内をいたします」「お願いをいたします」も そうですが,「から」や「を」は不適切な助詞で,不自然で耳障りな印象になります. 相手と口論は決してしないこと.気に障ることを言われたら,おうむ返しにして聞き返してみましょう.そ の真意を聞いてみる余裕を持ちましょう. 語尾をはっきりと言いましょう.「12月20日?」と語尾上げにすると下品な印象になります.「はい,12 月20日ですね.かしこまりました」と言うと丁寧で上品になります. 命令的な言い方は避けましょう.クッション言葉(恐れ入りますが,申し訳ございませんがーなど)を使 い,お願いするようにします.「電話してください」ではなく,「恐れ入りますが,お電話を頂けないでしょう か」と言うと,押し付けではなくなります. 否定的な話は,肯定型に変えることです.「あいにく○日は用事が入っていますが,○日でしたらお伺 いしますが」のように.せっかくのお問い合わせに,否定的な話ではがっかりしてしまいます.代案を探し ましょう.これで良い人間関係が保てます. 心遣いを,言葉と動作で表すことはマナーであり,コミュニケーションの基本となります. 戻る |