旅行記5 また行くよ釜山

6 MAR 1999


韓国の温泉&サウナに挑戦!
この旅館は、部屋に温泉が引いてあるほか、2階と3階に大浴場がある。昨日の夜、大浴場に入ろうと、男湯は2階なのか3階なのかフロントに聞きに行くと、ちょうど誰も日本語ができなかった。そこで、2階と3階のマークのところで手で○をつくって、ジェスチャーで聞いてみた。すると、3階でうなずいて2階で首を振るので、男湯は3階だと言うことはわかったのでが、時計を指さして手で×を作った。たぶん、もう遅いからダメなんだろうと思い、朝、大浴場が開いていれば入ってみることにした。

風呂に入ろうと朝早めに起きてみたものの、大浴場が何時から開いているのかわからない。まだ6:30だったので、とりあえず部屋の風呂に入って眠気を覚まし、とりあえず朝食を買いに外に行こうとしてフロントに行くと、ちょうど日本語のできるおばさんが居た。「お風呂はいった?」「あさごはん?」と聞いてくるので、なぜかとっさに「お風呂」と答えてしまった。すると、入湯券とせっけん、そしてタオルをくれて「3階だよ」と教えてくれた。

3階に行くと、もうすでにかなりの人が風呂に入っていた。係りの人にチケットを渡して、ロッカーに着替えをいれていざ大浴場に乗り込んだ。

大浴場は日本の銭湯を少し大きくしたような感じ・・でも温泉ランドとまではいかないという大きさだったが、風呂の入り方は全く一緒だった。ここまで文化が似ているとは全く驚きだ。しかし、いくつか使い方のわからない、奇妙な形の湯船もあった。ハングルで説明が書いてあるが、僕には読めない。よく見るとコップが置いてあったので、飲用泉だったら困るなと思って、とりあえず別の湯船に向かった。

温泉は大繁盛と言った感じで、朝7:30だがかなり混雑していた。よくみるとサウナもついていたので、湯船で暖まった後、早速サウナに挑戦してみた。サウナに入ってみると、日本のサウナよりなんだか感じが違う。そう、よく温度計を見てみると、なんと90度もあった。とりあえず椅子にこしかけて、砂時計を倒してじっとしてみた。今まで経験したことのない、異様なほど、汗が噴き出してくる。

砂時計が終わったので、別の人と一緒にサウナから出ると、彼は隣の水風呂に行って、頭まで浸けて水風呂に潜りだした。気持ちよさそうだったので、僕も意を決して水風呂に潜った瞬間、「うっ」となるにおいをかいでしまった。微妙に水がキムチのような匂いだったのだ。(韓国の町中でもよく嗅ぐにおいだけど・・)

すぐさま水風呂から出て、今度は普通の温泉に浸かって、体を洗ってから脱衣場に戻った。よく見ると、浴場のの片隅にはあかすりコーナーもあって、あかすりしている場面もこの目で見ることが出来た。(実はやってみたかったけど、時間がなかったし、あの格好をするのはちょっと・・)

脱衣場のとなりには理髪室もあって、2人の客が髪を切ってもらっていた。これから会社!というビジネスマン風の人も何人か居た。
チャガルチのおばちゃんパワー
チェックアウトは12:00だったので、フロントで荷物を預かって貰って、バスに乗って釜山市内に行ってみた。そして、まずチャガルチ市場に行ってみた。

チャガルチの周りは、さすがに市場だけあって活気がある。たくさんの人がリヤカーを引いたりして行き交っている。食堂からもおいしそうなにおいがしてくる。 10:30だというのにまだ朝食を食べていなかったので、食堂があるという市場の2 階に上がってみた。その瞬間・・・・・5人ほどのアジョンマに取り囲まれて、「さしみー」「おいしいー」など日本語を連発しながら腕をつかまれ、座席まで強制連行されてしまった。

さて、困ったものだと考え込んでいると、「さしみ?」と聞いてきたので、「マグロ丼」と答えると、顔をしかめてわからないという感じになってしまった。そこで、面倒だったので「さしみ」と言うと、「ヒラメ?」と聞いてくる。ヒラメって確か高いよな?と内心思いつつも、日本で滅多に魚屋に行かないので、魚の名前なんてあまり知らない。仕方ないので「いくら」と聞くと「3万ウォン」と行ってきたので思わず「高すぎる!!」と叫ぶと、「ならば2万5千ウォン」と言って少し値下がりした。まだまだ予算オーバーなので「もっと安く」というと、「2万ウォン。あたまスープもつけるね」と言ってきたので、まぁ仕方ないかと2万ウォンでOKしてしまった。あぁ・・。

すると、おばちゃんは特大サイズのヒラメを目の前に持ってきて、「これ3万ウォンのヒラメ、2万ウォンにするね。おいしい。あたまスープね」と言って、そのまま調理場にもって行った。

しばらくすると、皿一杯の刺身と、食べきれないほどの付け合わせと葉っぱがでてきた。早速日本式にしょうゆにつけて食べていると、おばさんが割り箸を折って刺身を一つ取って、葉に乗せて韓国みそ??をつけて巻いて、「こうやるとおいしいね」と言って出してきた。葉が出てきた時点で見当はついたけど、まさか刺身まで焼き肉方式で食べていたとは知らなかった。

その後、かしらの部分を取りに来て、「からい頭スープおいしい」と言ってくるのでうなづくと、数分後に赤いスープに頭が丸ごと入ったスープが出てきた。この熱いスープが、朝の空きっ腹にはたまらなくおいしく感じられた。そして、スープだけをすすっていると、またもや箸を出してきて、頭にある身を出してスプーンに乗せてくれて、「ここがおいしい」と言ってきた。またまた保育園児気分だった。
プサンタワー
満腹になったところで、内心高いと思いながら2万ウォンを払って市場を出て、今度は釜山タワーに向かった。チャガルチからタワーまでは意外と近く、釜山の町の中心部は思ったほど大きくないということがわかった。タワーの前に居た日本の大学生と一緒に、早速タワーに登った。

タワーからは、青空の下、すばらしい港の風景が見えた。埠頭には、いつかは乗ってみたいと思っている関釜フェリー「はまゆう」が停泊していた。港と反対側には、よくぞここまで・・と思うほど雑然とした町並みが広がり、チャガルチのおばちゃんと相まって、釜山のパワーを感じてしまった。

関釜フェリー「はまゆう」 海の向こうは日本

タワーに登ったところですでに時刻は11:30。飛行機は16:00発なので、14:00には海雲台からKALリムジンに乗る必要があるけど、まだおみやげを買っていない。そこで、急いでロッテデパートまで行っておみやげを買いあさり、走って釜山鎮駅から海雲台行きの急行バスに飛び乗って、海雲台に戻った。汗でびしょびしょになった。
韓国でDPEを頼んだら・・
実は昨日の夜、旅館の向かい側に写真館をみつけて、「これだけ物価が安い韓国だから、日本で現像するより安そう」と思って、ヨーロッパで撮ったフィルム全4本計120枚のプリントをお願いしておいた。頼んだのが夜の10:30だったけど、無理してお願いして朝11:00までに仕上げて貰うことにしてあった。早速バスから降りて、写真屋に向かった。

写真屋に行くと、すぐにわかったようで、できあがったプリントを出してくれた。しかし、よーく見ると、サイズが日本よりも一回り大きい。そして、な・なんと APSなのに、ネガはカートリッジではなくネガシートに入っていた!!

昨日の夜「急ぐとインデックスプリントはできないよ」と英語で言われ、まぁいいやとOKしたけど、まさかこんな状態になって帰ってくるとは想像もしていなかった。

とりあえず料金を聞くと、現像料が1本あたり1000W(100円)で、プリント代が1枚あたり400W(40円)だった。合計で約4万3000Wだったので5万Wを出すと、1万W のお釣りをくれた。写真を受け取り、「スゴハセヨ」と言って店をでた。(このネガシートには、東京に帰ってからさんざん困らされました・・)
学割チケット
旅館で荷物を受け取って、予定通り2時にリムジンバスに乗って、空港に向かった。途中の道は渋滞していたが、高速道路に入ると順調に飛ばして、2:50頃に金海国際空港に着いた。

ソウルまではすでに日本で発券した航空券を持っていたけど、韓国には学割があると聞いたので、国際学生証を出して英語で学割ある?と聞いてみると「ある」とのことだったので、日本発券の正規チケットを学割に変更したいと申し出てみた。

日本発券の国内航空券

すると「この券は海外発券だから、国際線カウンターでしか処理できない。予約は消しておくから、ソウルで払い戻して」と英語で言われ、新しく学割チケットを買い直して、予定より30分早い15:30発の便でソウルに向かうことにした。
また来るよ釜山!
発券カウンターで発券してもらった後、今度は国際線接続チェックインカウンターで、成田まで通しで荷物を預かってもらった。先ほどの学割航空券と、日本で買った格安航空券、そしてパスポートを出して少し待つと、2枚の搭乗券と成田までのバゲージタグが出てきた。

搭乗券

そして、荷物にタグをつけて貰って搭乗券を受け取るとき、「ソウルに着いたら C19カウンターで荷物のリコンファームをしてください」と言われた。荷物にリコンファームが必要なんて聞いたことがなく、何のことかよくわからなかったけど、うなづいて搭乗券を受け取った。

飛行機は初めて乗るA300-600型機で、Window Sideと言ったのが通じたようで、席ちゃんと窓側だった。いざ飛び立って眼下の町並みを見ると、釜山ではいろんな出会いがあったせいか、この旅で初めて「離れるのがつらい」という気持ちになった。


(END)
おまけ ネガシート入りAPSネガのその後
今回はいろんな場所で「写真送るよ」と約束したので、とりあえず焼き増しをしようと近くの写真店に行き、「これお願いします」と言って海雲台の写真屋でもらったネガを差し出すと、「えっ!これはできないよ。やってもいいけど手焼きだから1枚500円だよ」と言われてしまい、大ショックを受けた。

なんとあの海雲台の写真やでもらったネガは、日本の写真屋に置いてあるAPSプリント装置には入らないそうで、数件の写真屋を回ったがどこも断られてしまった。

しかし、断わられた写真屋のうちの一つで、「写真屋さん45ならば、あのタイプを処理できるかもしれないよ」という情報をもらい、早速電話番号を調べて電話して聞いてみたところ、「1枚35円でできますよ」という返事が来たので、早速家から自転車で10分ほどの場所にある「写真屋さん45」に行ってみた。

行ってネガを出してみると「では20分後に出来ます」という返事で、びっくり仰天。20分後に行ってみると、ちゃんと焼き増し分が出来ていた。ヨカッタ!!
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