バタワース駅の改札から(上)
バタワースの桟橋よりジョージタウンを望む(下)
02 Mar 1998


そうこうしているうちに、列車はバタワースに到着した。23時間半もの時間を過ごしたこの列車とも、もうここでお別れだ。愛着が沸いた車両とお別れするのはつらかったが、駅の桟橋からジョージタウンを眺めていると、いつしかいままでの寂しさが、まだこれから続いてゆくシンガポールへの旅への期待感に変わっていった。

(第1部END)

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