草原の朝 02 Mar 1998
翌朝、注文を取りに来た食堂車のウェイトレスさんに起こされる。よく考えてみると、自分もよくこんな車両で眠れたなと思う。きっと疲れ切っていたんだろう。朝食を食べながら車窓に見る、農村の朝。女学生は荷台に乗って学校に向かい、町の人々はバイクにまたがり、踏切で列車の通過を待っている。まだ自分がタイに居るということに、なぜか安堵感を感じる。
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