文:写真:イラスト/まん丸(無断掲載、使用は禁止よ〜)
フリー走行でパニス(だったかな〜)がクラッシュ。大きなモノではなかったけど、クルマをチッと壊す。決勝直前。メカニックも大変だ〜。今回なんか、事故が多い。こういうのってなんかやだな〜って思っていたら、フォーミュラ・ドリ−ムで大事故発生。前のマシンに乗り上げて後続のマシンが宙を舞う。縦に数回転した後、フェンスに手前に落下。その模様はモニターで見たのだが、カメラに向かってくるようにマシンが舞っていた。カメラマンは?観客は?ドライバーは? ピットにいたF1のメカニックたちもモニターを見つめる。幸い観客、カメラマンは無事。ドライバーはヘリが用意され、搬送される。あとで現地に入った情報では、意識は回復してきたが、頸椎にダメージがあるとのこと。頸椎・・・。難しい怪我だ。フォーミュラ・ドリームの決勝は本来10周だけど、この2周目の事故で、そのまま中止となってしまった。せっかくの晴れ舞台だけど、F1の決勝が控えているのでは、しかたないかも・・。
ドライバーズ・パレード。エディ様が目の前を通り過ぎる。今回、ピットがあまりに遠いので、姿を間近で見れたのはこのときくらい。左の写真がパレードで手を振るエディ様。 |
●トークショー(大当たり〜)! パレードが終わると問題のお昼頃になる。暑さでからだだるいけど、頑張ってBMWブースへ向かう。ちょっと後ろだけど、ステージに向かって中央の位置をキープ。しかも日陰。ふう〜〜。ちょっと落ち着いた。
■ベルガー、トークショーその1 以下、記憶している限りのトークの内容ですが、頭スパークしていたので、微妙なところは忘れてます。だいたいの意味はあっていると思いますので、そのつもりでお読み下さい。ちなみに私はベルガーのタオル・マフラーを、ステージから見えるように小さく持ってたけど、ベルガーから見えたかな〜? 司会「ラルフとモントーヤ。性格の違うドライバーをうまくコントロールしているコツは?」 あれ? こんなに短かったっけ? 全然覚えてない〜〜。 去っていくベルガーの後ろ姿。いや〜、ホントに肥えていた。背中が丸いんだモン。しかもベルガーってさ、V字にハゲているの! 鋭角にハゲているの! 昔はソリが入っていたみたいにハゲてたから、「出島ハゲ」とか「半島ハゲ」とか呼んでたけど、出島がすっかりなくなっていました〜。開国してしまったの?ベルガー? |
●いざ!決勝!
スタート。目の前はPPのシューマッハ。シグナルを見て、シューマッハを見て、シグナルを見て、シューマッハを見て、を繰り返す。レッドシグナルが消えた瞬間。一斉にしてマシンが動き出し「あっ」という間に目の前から20台のマシンが走り去っていった。ホントに一瞬、風の様でした。一瞬でかかるG、すごそうだ〜。
期待(?)のジャガーはとにかくストレートが遅い! どのくらい遅いかというと、トップ・チームに比べて、ヘルメットが見分けやすいのダ。これじゃあな〜。 サトー君が5位まで上がると、あとは祈るような気分だ。だってホンダの他の3台はすでにリタイヤしている。もうエディどころの騒ぎではない(ごめん、エディ)。止まらなければそれでいい、もう無理はしないで〜って、多分ほとんどの人が思ったはず。後ろからはトップのシューマッハが迫ってくる。「抜かれた方が周回数が一周少なくてすむ」と場内放送。でもシューマッハももう無理はしないから、抜かれることはなさそうだ。どっちも大事に大事に。そして最終ラップ。またしてもシューマッハは最終コーナーでスピードを落とすが、今度はバリチェロもちゃ〜んとご主人様の後ろに控え、2台縦(!)に並んで、ゴールした。そしてサトー君がゴール。5位入賞。そりゃ〜もうスタンドは大喜び。立ち上がって拍手を送る。サッカーW杯といい、今年は日本人が地元で活躍する年だったのかな? いろいろ苦労した年だったけど、良かったね、サトー君。
ピットはお片づけ。友人が気が付いたのだけど、マクラーレン、ウイリアムズはテキパキと動いて、メカニックがピットを片づけていく。が、フェラーリは中央に集まってモタモタ、モタモタ。おかしかった。国民性の違いでしょうか? あちこちのピットでは、順にテストのようにエンジンをガンガン回している。それをいちいち他のチームのメカニックが見に行くんだけど、あれはなんだろう。最終戦恒例の行事なのかな? どっかのチームがエンジン音の高低差を利用して「聖者が街にやってくる」を演奏していた。お見事! パチパチパチ〜。 とっぷり日が暮れた頃、鈴鹿をあとにする。また来年ね、鈴鹿。また会おうね、ベルガー、エディ、サトー君! 来年が微妙な連中好きのまん丸であった。 |