山羊(記:1999年4月13日)
昔、実家で山羊を飼っていた。私が中学生か高校生になるくらいまで。
”アルプスの少女ハイジ”っていう話があるでしょ。
あそこに出てくる山羊はとっても優しい山羊なんだけど、
どういうわけだか家で飼っていた山羊はとっても凶暴なの。
(私が覚えているだけで2,3頭位。歳をとってお乳の出が悪くなると?山羊を代えるから)
ほんと、子供なんかが山羊小屋の中に入ったら殺されてたと思うよ。それくらい恐いの。
実家の母でさえ乳搾りを嫌がっていたような・・・。
だから”アルプスの少女ハイジ”の山羊は、あれはお話の世界の山羊だな、
なんてウソつきなお話だろう(山羊についての部分が・・・)って思っていたの。
でも大きくなるにしたがって、テレビとかで本物が出ていたりするのをみると、
あっちが本当で家に来た山羊達だけが特別恐い山羊だったんだなぁと考えを改めてきた。
あ〜、今思い返してみてもやっぱり恐い山羊だったなぁ〜。
全然方向が違う話なんだけど、
山羊とか牛っていうのは目の前に餌があると際限なく食べ続けるって本当?お腹がいっぱいでも、
あると食べちゃうって聞いたことがあるんだけど。
例えば乾燥した豆(なんて食べるのかな?)
なんかは食べるとお腹の中で水分を吸収して膨らむんだけど、とにかく食べ続けるから、
お腹が破裂して死んじゃう。
だから人間がちゃんと量をみてあげないとだめだとかって聞いたことがあるんだけど・・・。
(ダンナ曰、「そんなことあるわけないじゃないですか。放牧してあって、
その辺で草を食べてるのが死んでるのなんて見たことないですよ」)
確かに考えてみるとその通りだよね。
でも、その辺の草は自分一人だけのものじゃないし、
一度食べた場所は少し間をあけないと食べられるまでにならないから”かろうじて”
死なないでいるんじゃないのかなぁ〜とも思う。
(本当はどうなの?)
ところで、
キリスト教で神の使いっていうのは羊なんだけど、
悪魔の使いっていうのは山羊なんだよ。
なんでかっていうと、
山羊の目(瞳)っていうのは四角い
からなんだって。
他にも理由はあるのかもしれないけど、この理由はなんだかすごい説得力があると思う。
だって四角い目の動物ってパッと考えてみた時、他に思い浮かばないもの。
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後日談(2002年12月2日)
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昨日だったかテレビを見ていたら瞳が四角いのは山羊だけじゃなくて他に羊
(これは神の使いじゃんか・・・)とか馬とかの草食動物もそうなんだって。
それじゃぁ、山羊が悪魔の使いだってのの理由になってないじゃん。
実家には山羊しかいなかったので羊の目は見たことがないんだけど馬みたいに
(日本人みたいに?)瞳の周りが茶色とかで瞳が目立たないのかなぁ。
山羊の瞳のまわりは黄色っていうかレモン色っていうか、とにかく瞳が良く目立つ色なんだよ。
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