烏の濡羽色(記:1999年5月12日)
女の人の髪の色つやの誉め言葉に『烏の濡羽色』
っていうのがあると思うけど(なかったっけ?)、
今日会社の近くの小学校の校庭に2羽の烏が佇んでいて、
その羽根が太陽の光でツヤヤンと光っているのをみて、
本当に昔の人なら惚れ惚れするような色だなぁと思った。
真っ黒で(光まで吸い込まれそうなくらい真っ黒で)、
それでいてホントに濡れているみたいにツヤツヤしてるの。
ホントにああいう髪の毛の人がいたとしたら、
それは私の頭の中では源氏物語とかにでてくる女房で、
しかも飛び切りの美人だろうなぁと思う。
(本当にそういう時代では髪の毛の色つや長さは
美人の重要な条件だったんだよねぇ。)
今では真っ黒なんて流行らない。
老いも若きもみ〜んな色をかえている。
大昔の人はどうだったか知らないけど、
今時の普通の人はもともと真っ黒よりは茶色っぽい色だもんね。
私自身としてはより黒くみせたいところだけど、
今のところそんなところにお金をかける余裕もないので生まれたままの状態。
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