旧暦(記:2005年3月4日)



 先日、ラジオの番組(再放送)で暦について?やっていた。 で、なかなか面白く「へぇ〜」と思うようなことがあったので、それについて書きます。

 まず、「忠臣蔵」の赤穂浪士の討ち入りについて。 今は今の暦で12月14日になるとニュースとかでやるでしょ。 「今日が討ち入りの日です。」って。 でもこの12月14日っていうのは旧暦なんだって。 本当は(っていう言い方もヘンだと思うけど)1月30日なんだって。 (西暦1703年1月30日)
へぇ〜そ〜なんだぁ〜と思った。

 私は歴史とかそういうのにはあまり興味がないんだけど (なんていうのは本当はいけないことなんだよね。もっと自分の国、世界の歴史をしらなくちゃ・・・) ドラマとかで雪が降ってるじゃない?あれって東京でも雪って降るんだなぁ〜 昔はどこも雪が多かったんだなぁ〜って思ってたのね。 今は12月の中ごろなんてこの辺りでもまだ雪は降らないからさ。

 で、たぶんどこでも今と昔を比べれば絶対に昔の方が寒くて「根雪」もず〜っと本当に春になるまで残っていたと思うの。 (私が子供の頃を思い返してみても4月くらいまでは確実に残っていたような・・・) だから、今じゃ年内に1回雪が降るくらいになっちゃったけど、 昔は日本全国早々としかもジャンジャン雪が降ってたんだなぁ〜なんて、ものすごい勝手な解釈してたよ。 違うんだね。
確かに1月の終わりくらいなら今でも東京で雪が降ることあるもんね。
  

 で、似たようなことなんだけど、桃の節句なんかも西暦だと4月の十何日かぐらいらしい。 この辺りは月遅れでやることがあるんだけど(最近はあまりきかない) それも旧暦に合わせてってことらしい。 ものすごく納得。 確かに4月10日過ぎくらいなら暖かくなって桃の花も咲くかもって思う。 (この辺りはそれでもまだ咲かないかもしれないけど・・・)
 それから七夕も、7月7日なんて梅雨の真っ盛りでしょ。 旧暦だと8月になるらしくて、それなら梅雨があけてカラッと晴れた空に星が・・・ってのもわかる。 (七夕もこのあたりでは月遅れですることがある。最近はあまりないけど。)

 いやぁ〜、知ってる人が聞いたら当たり前じゃんってことなんだろうけど、 本当に「へぇ〜」って納得した。


 あと、「来年のことを言うと鬼が笑う」っていう諺があるでしょ。 これも西暦だと「意味不明」な感じがするけど、旧暦で考えるんだって。 なんでも旧暦だと閏月っていうのがあって来年のカレンダー?は11月だか12月に出来るんだって。 だからカレンダーも出来てないうちから来年のことを言っても「チャンチャラおかしい」ってことを言ってるらしいよ。
(元々中国?では庶民は11月だか12月になって初めて来年の暦をもらったらしい。)


西暦だともう来年のカレンダーもバッチリわかるから、このことわざもピンッ!とこないけど、 こういうのを聞くと「なるほどなぁ〜、そりゃそうだよなぁ〜」と思う。



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