龍子の引き出し－想うこと（勧誘電話）

勧誘電話（記：２００２年１２月７日）

　勧誘電話ですごくムカつくことってない？

　私は今年の春（新年度が始まって少したった４月か５月頃だったと思う）、勧誘電話にキレたことがあった。
　それは子供の教育っていうの？勉強に関するヤツで、内容はだいたいこんな感じ。
「他でやっているのと違って教材とかテキストとかそういうものではありません。勉強の仕方（方法）を御知らせするものです。とても良いと各方面（偉い先生方を含む）から評価をいただいております。今回、１週間の予定でそちらの地区をまわって説明させていただくことになりました。説明は無料ですので、明日（または次の日曜日）の午後に御時間いただけないでしょうか？」

　私はなんというか、あまり教育熱心な母親ではないから、今まで『家庭教師』とか『教材』とか、そのての勧誘電話は全て断っている。たまに直接自宅に来て教材の説明をする業者もいるけど、そういうのも全て断っている。
（断るのは非常に大変。最初に
「必要ないです。」
と断っても
「そうですか。」
とすんなり帰る業者は今のところひとりもいない。
「説明だけでも・・・」
と延々と話しをする人が多い。）

　で、話しを戻すけど、実はその電話はその時が初めてじゃなかったんだよ。２月か３月頃に１度と、問題の電話の２週間くらい前に１度電話があったんだよね。当然その２回とも断った。２月か３月の頃の電話は男性（若そうな感じ）で、２週間くらい前の電話は女性（中年以降という感じ）だった。
　１回目の男性の時はいつものように「必要ありません」と断った。この男性はあんまり押しの強い感じでなくて結構アッサリと断れたんだけど、次の女性は結構しつこい感じでようやく断った。
「何度電話していただいても、今現在、家としては必要ありません。必要になりましたらこちらからお電話致しますので今後電話は必要ありません。」

　で、２週間後に電話してきたのは２月か３月頃に電話してきた男性だったんだよ。（彼は断られたことも忘れていたようだった。というか事務的に電話しているんだろうから自分がどんなふうに断られたかも覚えてないんだろうな。）
　私はその日、なんとなくムシのいどころが悪かったんだよね。そこへきてまるで、今回が初めてみたいな感じで電話してきたから、話しを聞いてるうちにものすごくハラがたってきて、
「２週間くらい前にもお電話いただいてお断りしました。何度も何度も同じようにお断りしなくちゃならないのは非常に迷惑です。電話も必要ないとお断りしたんですけど、そういうことは社内で徹底していただかないと困ります！」
なぁ～んてほとんど叫ぶような調子（ヒステリー？）で一息で言いきった。

　その男性は私のあまりの剣幕に非常にビックリしたようだった。
（だいたいそういうマニュアルにないような反撃されたら対応に困るのが普通でしょう・・・）

　電話を切ってから、なんか言い過ぎっていうか・・・見苦しかったかなぁ～と思いつつ、まぁこれでもう電話はないだろうって清清した覚えがある。

●　●　●
　その後も結構色々な勧誘電話はあったんだけど、久々に頭にくる勧誘電話を受けた。

若そうな女性の声で
「御忙しいところ恐れいります。通信販売の○○といいます。・・・」
という具合に話し始めたから（私は結構色々な通信販売を利用している）また期間限定のキャンペーンかなんかの案内かなぁって思ったんだよ。で黙って聞いていたら
「この度そちらの地区で各家庭にパンフレットを配っていただく方を募集しております。」
（？つまりチラシをポストに入れるヤツのこと？）
「申し訳ありませんが、そういう時間はありません。」
「スーパーへの御買い物の帰りにちょっとご近所に配っていただくだけでいいのですが・・・」
「無理です。」
「そういう時間もありませんか？」
「無理で・・・」
「す」まで言い終わらないうちに ガシャン！ と切られた。

　たぶん ヒマそうな主婦 だと思って電話してきたんだろうけど、主婦って世間で思われてるほどヒマじゃないんだよ。
　エラそうなことは言うつもりはないけど（っていうかどこの主婦もだいたいこんなもんだと思うけど）朝の７時前後から（朝はちょっとゆっくりなのね、私の場合）夜中の２時前後までそれなりに働いてるつもり。そりゃぁその間テレビ見たりとか新聞読んだりとか通勤とか、転寝したりとかっていう時間があるのは認めるけど、自分としてはこれで精一杯なんだよなぁ。

　そういう仕事を希望している人にすればうれしい電話かもしれないけど、とにかく人の言葉も終わらないうちに受話器を置くなんて、 なんて失礼なヤツだ！
って非常に不愉快。

　ホント、久々に アタマニキタ 。　

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