2010年11月から草津市
60数年間住み慣れ親しんだ北海道札幌市から滋賀県草津市に転居いたしました。新地での模型人生に不安を感じないわけではありませんでしたが、未練をカナグリ捨てての決断であり、マンネリからの心機一転の思いが勝ったのかもしれません。
ですが、模型環境はかなり低下したのは事実で、軌道に乗るための時間を与えていただければ嬉しい限りです。
ご存じのとおり、ご当地草津は県面積の6分の一を占める国内最大の「びわ湖」の畔に位置し、また東海道五十三次の五十二番目の宿場町で東海道と中山道の分岐点でもあります。このような歴史豊かな地に小さいながら「ドンキー城」を構えることになりましたが、これまで以上精力的に情報発信していきたいと思います。
道標:右東海道いせみち、左:中山道みのぢ 大河ドラマ「江」の舞台:桜咲く長浜城
2010年10月まで札幌
ごあいさつ
初めまして、私は札幌市に住み鉄道模型を終生の友とし、工作に生き甲斐を感じている模型人め林 英俊です。
大好きな鉄道模型工作を続けるためには、泰一に「心身ともに健康であること」、第二に仕事は勿論のこと家庭においても「手を抜かないこと」と言う大きな課題を掲げておりますが、工作という目的を除いて課題の実行には少し難があります。さらにホームレイアウト造りやホームページ開設を目標に追加しましたが、いずれも現実出来ずに現在に至っております。最近になって運転会の必要性に鑑み、組立レイアウトを先行して製作したのが前進といえましょう。
いずれ仕事から解放され、毎日が日曜日となる日がやってきます。その時には、ホームページを手掛けようと思っておりましたが、インターネットによる情報交換が主になっている今日、前倒しでホームページ開設を手掛けることにしました。これまでパソコンを含め近代メカの操作などは、戦前生まれの私にとって苦手なモノの一つで難儀は覚悟の上でした。パソコンと格闘の日々、叱咤激励の連続の末、何とかオープンすることができました。情報公開でこれまで以上に皆さんと密接な交流が生まれ、模型人生に幅が出来きることを望んでいるものです。どうぞよろしくお願いいたします。
ドンキーとドンキー城
「トンキー」という言葉の響きに魅かれ使っていますが、ある辞書によれば「うすのろ、のろま、間抜け」などと訳され、ロバの通称名のほか最後には「馬鹿者」とまで記されております。
背中を丸くして糸ノコを引く、息を殺してピンバイスを回す、“ごはんだよ〜”と呼ばれても平然と半田を温めたうえキサゲを済ませ、みそ汁が冷めた頃に食卓に座るのが当たり前と思っている。“な〜んだ、これじゃあ自分もロバと同じでトンキーじゃないか”と認識したのも事実で、自分に与えられた称号との思いで「ドンキー(Donkey)」と「ドンキー城鉄道」を名乗っているのが正直なところです。
鉄道模型が今ほど市民権を得られていない時、キットやパーツはもとより素材などの入手が困難な時がありました。そんな時には雑誌などむさぼり読んで満足していたことを覚えております。このような中、家族の暖かい励ましと熱い思いやり、同趣の仲間との出会いがあり、お蔭さまで中座せずに続けることができました。
「ドンキー城」は、ドンキーが住んでいる所を強がり的に称しているだけで存在しておりません。城を目当てに訪ねてきて目的を達することはできませんので、念のため申し添えます。でも、優しく、理解のある、素敵なカミさんが住んでいるところを尋ねれば、きっと天守閣と称している工作室、地下牢と称しているレイアウトルームがある「城」に辿り着くことでしょう。
世界一のわがカミさんと素晴らしい仲間の皆さんに“ありがとう”の毎日を送っています。
ドンキーのプロフィール
名まえ・・・・林 英俊(通称名はDonkey)
生まれ・・・・1941年
住まい・・・・滋賀県草津市・10年10月まで札幌市
工作処・・・・ドンキー城・天守閣(6畳)
運転処・・・・今はなし
いまは・・・・仕事は卒業、年金生活
事始め・・・・1969年から(1987年〜1995年休止)
ご連絡・・・・コチラです