発刊物等(11〜20)
指導書(1〜10) (11〜20) (21〜30) (31〜40) (41〜)
発達の遅れたこどもの
ことばと生活の指導 柚木 馥(岐阜大学) 平成12年6月発行 |
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・ 「遅れの子どもたち」へのことばの指導について、理論から具体的な指導の仕方までを述べている。 ・ 特に、5の「ことばの具体的な指導法の例」はページを多くとり、お母さん方が実際の場面でお子さんとどうかかわりことばを増やしていくかを具体的に記している。 |
ことばの育つ土台 谷 俊治(東京学芸大学) 平成18年10月発行 |
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・ 最初に3つの事例を紹介しています。 ・ 最初は1歳2月から1年間の指導事例、次は4歳6月から小学校入学までの事例、最後は小学校3年生の事例です。 ・いずれも、初診時の様子からお母さんへの助言、その後の経過等について詳細に記述されています。 ・ 後半は、ことばの育つ土台として何が必要か、何が土台かなどを理論的に記述されています。 |
ことばを育てる 暮らしと育児 大石 益男(国立特殊教育総合研究所) 平成8年7月発行 |
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・ 「言葉は暮らしの中で育つ」では、二つの事例を踏まえて「子どもがことばを話すこと・子どもがことばをわかるようになるため」のいくつかの条件を示しています。 ・ 「子どもさんとの楽しいやりとりの成立のために」では「ことばが育つための条件、子どもと係わりを持つ環境・お母さんやお父さんがどのように子どもと係わるか」について記されています。 ・ 「幼稚園や保育所での受入れ」では「この章は幼稚園・保育園で、ことばの発達が遅れた子どもと一所懸命にお付き合いしてくださる先生方に読んでもらってください」と呼びかけて、園で心がけていただきたいことを短くまとめています。 |
ことばを育てるやりとり遊び 長澤 泰子(広島大学) 平成8年7月発行 |
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・ ことばが育つ条件とは、目と耳のはたらき、ことばを発する器官(口、舌、声帯等)のはたらき、周囲の状況を分析する統合能力(認知能力、知的能力、集中力)そして、人との交わりを楽しむ心が大切です。これが言語の基礎的な装置のようなものですと述べてられています。 ・ 実際に、6つの事例について、遊び方、遊びのねらい、遊びを通して変化した様子について詳しく記述しています。 |
お母さんの教育実習 小川 仁(東京学芸大学) 平成10年3月発行 |
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・ 「ことばには、習う時間と習ってから使う時間という区別がありません。強いて言えば、習うだけの時間はなくて、使うことがそのまま習うことです。ですから、ことばを身につける時期の子どものことばの先生は、終始子どもと一緒にいて、あれこれおしゃべりし合う関係の人でなくてはいけません。それには、お母さん以上に適切な人はありません。」と著者は提言します。 ・ 「ことば」に関する基礎的なことについて20ページほど、その他はすべて「実習」で22項目にわたって述べられています。 |
手づくりで遊ぼう 白川 信生(千葉県特殊教育センター) 平成17年10月発行 |
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・ 手づくりのおもちゃで遊ぶことの意義、そして手づくりでおもちゃの作る場合の準備と道具、そして実際の作り方が「ミニペープサートと型はめ」をはじめ5種類ほど用意されています。 ・ このおもちゃを使っての遊び方も、ねらい、教具、備考と整理されて提示されています。 ・ そのほかに、資料として多くの図版(ワークシート)が用意されております。 |
ことばと心を育てる親子遊び 狩野禅司他(新潟県新星学園 他) 平成4年3月発行 |
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・ 子どものことばの発達を促すことをねらった身体を使った親子遊びがたくさん掲載されています。 ・ 「ことばの遅れた子ども」について乳幼児期、歩きはじめ、しつけ、ことばの3原則、集団保育への係わり等々について基本的に理解すべきことが述べられています。 ・ 身体を使っての「親子遊び」は約70例を示し、そのねらいと見やすい図が適切にそして豊富に掲載されています。 |
家庭における子育ての基本 跡部 敏之(北海道・星槎国際高等学校) 平成12年6月発行 |
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・ 子どもの成長とことばについて、基本的な考え方、子どもとのかかわり方、そして家庭における指導の実際について(9項目)など、詳しく述べられています。 |
ことばの伸び方・心の成長 内須川 洸(昭和女子大学大学院) 平成13年12月発行 |
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・ 「ことばは、一定の年齢になると自然に生まれるものではありません。ことばは学ばれるもの、だからです」の書き出しで始まり、ことばを話すようになるための準備期間、幼児期のことばの伸び方と心のこと、親子関係、友達関係など多岐にわたることばの育つ環境についてのお話し、そして学童期、思春期までのことば関するあらゆることについて記述されています。 |
ことばの相談と指導 行木 富子(千葉大学) 跡部 敏之(星槎国際高等学校) 平成17年2月発行 |
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・ 「ことばは人に教えられ、習って覚えるものですが、先生が教科書を使って教えるものとは少し違います。なぜかといいますと、普通の親子の場合、ほとんど日常の生活の中でいつの間に習い覚えていたということ・・・ほとんどのお母さんが育児学を専攻したわけでもありません・・その秘訣はどこにあるのでしょうか?」と著者は語りかけます。 ・ ことばの基礎的なことがらそしてことばの障害にかんすること、子育ての事例、教師の手記まで網羅しています。 |