サハリン釣行記G
ついに出会えた! ロシアの「シーマ」
2007 6.22(金)
今日も朝は冷える。すぐに支度をし、昨日目をつけていたポイントへ向かった。なんか今
日の川は雰囲気が違う。何かぴりっとした空気が川の中から伝わってきた。まるで力強い命
の生命力が伝わってきているような・・・。兄と少し離れて竿をふる。言い遅れたがこの釣
行には兄と参加している。だからいつも2人で行動していた。ガイドから「必ず2,3にん
で釣りをしろ。1人になると熊に襲われるから」と聞いていたので、必ずお互いが目に入る
距離で釣りをしていた。すると「ヒット!」という兄の声。見るとロッドが三日月のように
曲がっている。明らかに今までの曲がり方とはちがう。もしや・・・。まさに今回の釣行の
目的であるシーマ(日本ではサクラマス)だった。慎重によせて無事にネットの中へ。銀色
に輝く素晴らしい漁体だった。見とれていたが、私もすぐにポイントにルアーを投げ込んだ。
するとまさに一投目。ゴツンという衝撃とともにロッドがしなる。これもシーマだった。
重い。とにかく重い。最高のひきを楽しみながら慎重にネットに納めた。いや〜このひきは
釣り人にはたまらんね。そう思いながらシャッターを押した。
シーマ。大きさはそれほどでもないが、体高があるからパワーがすごい。最高のひきを楽しませてくれた。
兄とツーショット。熊の恐怖のなかでの釣りだったが、この兄、熊と戦っても勝つかもしれない・・・。
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ロシア・サハリン過酷な釣行記