謎の男現る。いったいこの男は何なのか??
そういえば、後々この旅の重要な鍵を握る出来事があったことを紹介することを忘れて
いた。この場所に来る途中、こんな事があった・・・。道を間違えたりしてかなり時間が
かかったことは前回の紀行文に書いたとおりだが、近くの街を離れてから数時間が経った
頃の山の中、どうしても理解できない出来事に出会ったのである。数時間も山の中を走っ
ていたある時、急に車が止まった。休憩にしては中途半端な場所である。何だと外を気に
してみると、今まで聞いたことのない男の声が・・。すると知らない男がいきなり乗って
きたのである。驚いたのは急に乗ってきたことにではない。ここは隣町から数時間も離れ
ている山の中だ。しかもこの男はランニング姿、車で来た形跡もない、水も持っていない。
「この男はこんな山の中で何をしていたんだ?」そんな疑問で頭の中がいっぱいだった。
どう考えても
理解できない。疑問を抱きながら2時間ほど走るといきなりその男は「スパシーバ(ありが
とう)」と言って車を飛び降りた。おいおいここはどこだ?こいつは何者だ??ここに
何があるんだ???結局訳のわからないままこの男が走る去る後ろ姿をただ眺めるだけだっ
た。ロシアはわからん・・・。実はこの旅の終盤でこの男が再び現れ、何者かが明らかにな
る。その正体は・・・・後ほど・・・ヒヒヒ
この男がいきなり乗ってきた。しかもこの姿で・・・。
しばらく経つと飛び降りる男。
お礼を言って走り去る男。いったいどこに行くのだろう。そして、この男はどうやってあの山の中まできたのだろうか・・・。さすがはロシアだ。
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ロシア・サハリン過酷な釣行記