サハリン釣行記�E

謎の大群の正体は・・・なんと！　そしてロシアの不思議１

2007 6.21（木）�A

　もっと河口近くまで移動した。するとなにやら不思議な光景が目に飛び込んできた。

みんなのロッドが一斉に曲がっている。なんだなんだと近寄ってみると、ドリーバーデン

（日本でいうオショロコマの海降型。日本ではせいぜい３０ｃｍ程度らしい）の大群が目

の前に・・・。まさにワンキャストワンヒット。とんでもない数である。しかもでかい。

５０〜６０ｃｍを越えるものまでうじゃうじゃといる。何匹釣っただろう。途中から小さ

いサイズが煩わしくなり、ルアーを大きくして大物だけをねらった。それでも次から次へ

とヒットしてくる。なんてところだ・・サハリン。この日はルアーのテスト会となってい

た。

　いいだけ釣り上げ（もちろん食料にする以外はリリース）一休みしているとなにやら

人間の気配が。後ろを見ると小屋が何棟か建っている。こんなところに人が？疑問に思

いながらガイドに聞いてみると、ロシアのほとんどの川には川を見守る（監視する？何

をやっているのかはよくわからない）人が数人住んでいるらしい。食料は月に一度ヘリ

が持ってくるとか。これまた訳のわからないロシア的な考えだ。ロシアに来て驚くこと

には慣れてきたが、本当に毎日のように驚きに出会う。飽きることがない国である。

　ベースキャンプに戻り夕食。魚スープも飽きてきたなと思っていたら、ロシア釣行に

慣れている方が醤油を持ってきていた。醤油とマヨネーズをご飯にかけると卵かけご飯

になるらしい。まさかと思って試してみた。・・・・・・ん？・・・・ん〜〜〜　う、う

、うまい！抜群にうまい。こんなところで卵かけご飯（らしいご飯）に出会うとは。ビー

ルもすすみ、いい気持ちで就寝。ガイドが日本人好みのビールを用意しておいてくれたの

で、ビールもうまかったのである。醤油マヨネーズ。皆さんも一度お試しあれ




ドリーバーデン。口がワニのように曲がっていた。





日本人好みのロシアビール。ウオッカもいいがやっぱりビールだ！






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ロシア・サハリン過酷な釣行記