サハリン釣行記C

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やっと到着。熊の足跡がお出迎え・・・怖〜

2007 6.20(水)A

 やっと目的地に着いた。いや〜長かった。クッションのない軍用車で24時

間。おしりはかなり鍛えられたようだ。足元を見るとでかい熊の足跡が・・。

こえ〜、こえ〜よ。ちょっとビビリながらすぐに支度をし、川へ

向かった。ちなみにベースキャンプとなる場所は食事用テント一基、宿泊用テ

ント2基である。釣りの準備をしている脇であれよあれよという間に軍人さん

2人で作りあげた。さすが軍隊、無駄な動きがない。釣りを始めたのが午後の

四時。6月の北はサリンは日没時間が10時を過ぎるのでまだまだ釣りができ

る。とりあえず様子を見るために近くのポイントでロッドをふった。初めはな

かなか魚を見ることができずに焦りを感じたが、20分ほどたった頃手応えが

あった。小さなイワナである。その他何匹か釣ったがどれも小さいサイズだっ

た。まあ、初日の試し釣りなのでよしとしよう。




 ベースキャンプに帰ると夕食が用意してあった。この旅にはロシアのコック

がついてきている。何が出てくるのかと思いのぞいてみると、なんと白米(日

本とあまり変わらない)にフレンチドレッシングがかかっているようなサラダ

をかけて食べるとのこと。ロシアではこうやってたべるらしい。なんとも想像

しがたい組み合わせである。おそるおそる口にしてみた・・・ん〜〜〜・・・

まあまあかな。思ったほどびっくりする味ではなく、おいしいと感じた。っと

いうより、あまり食べるもののないサバイバルの旅なので何でも食べられるも

のがうまいと感じる身体になっていたようだ。夕食を取りながらウオッカで乾

杯。もちろんストレート。ロシア人は何度も乾杯をする。その度にまとまった

激しい刺激のウオッカが身体を駆けめぐる。あまり酒が強くない私は気をつけ

て飲んでいたが、なんとこのウオッカがうまい!疲れた身体に力がみなぎって

くるようである。ロシア人は毎日こうやって飲んでいるのだろう。身体ががっ

ちりしているわけだ・・。納得納得・・ウンウン。

 どんだけ〜っっっ 飲んだかわからないが、身体がほてったところで就寝。

何もないサハリンの山の中で、夜は冷え込む空気にロシアを感じながら眠りに

ついた。










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ロシア・サハリン過酷な釣行記