ロシアの民家で昼食


 ある民家の前でバスが止まると、老夫婦が出迎えてくれた。「この家は、いったいなん

なんだ・・・」誰もがそう思っていた。

見慣れたサハリンらしい質素な建物の中に入ると人数分の席が用意されていた。

家具は意外にも近代的なものがそろっている・・・。

そして

テーブルには数多くの食事が・・・。

聞くと、ここはガイドの知り合いの家で、帰りに寄る予定を立てていたらしい。

そうは言っても予定外の16時間のビバーク。

そのおかげでこの老夫婦は長い時間待たされていたのだろう。しかしそんなそぶりも見せず

笑顔で迎えてくれた。久しぶりのまともな食事である。

しばらくして、不思議なことに気が付いた。

ロシアの民家での食事だが、何となくアジア的な食事なのである。

それに気が付いたのは空腹から解放されて、身体も心も落ち着いたときだった。

ふと部屋の装飾品やカレンダーに目をやると・・・

なんだこれは・・・。


驚きを感じるとともに、ここで悲痛なサハリンの歴史に触れることとなった。


私が見て驚いたもの・・・・なんだかわかりますか・・・・?


民家のキッチン。家の中は意外にもきれいだった(失礼だけどね・・・


リビングには人数分の席が用意されていた。


久しぶりのまともな食事。レストランでは味わえない素朴で心のこもった暖かい食事
だったな・・・。

どんな高級レストランよりもおいしく感じたね。ビールもうまい




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