さあ旅立ちだ
モーリシャスまでの道のりは簡単なものではない。日本からの直通便はなく、ドバイ経由(エミレーツ航空)と上海経由(モーリシャス航空)があるらしかった。
今回の旅行はエミレーツに乗ってみたいという希望もあったのでドバイ経由にした。といっても、日本の旅行会社のツアーはほとんどがドバイ経由のエミレーツ航空使用である。
成田からのフライトは21:00過ぎ。夕方に成田空港に入ったが、時間的に人はまばらで、これから海外旅行をしようという私たちの高ぶる心を落ち着かせてくれた。
エミレーツ航空のカウンターでチェックイン。無事、夫婦で隣の席を確保できた。夫婦で隣同士って当たり前だと思われるかもしれませんが、この件が後ほど大きな事件と発展するのです。(お楽しみに・・・
ドバイまでは約10時間のフライト。席は思っていたより快適でした。少し広いのかな・・・?
映画の充実していて飽きることはありませんでした。機内食もうまい。今回はカレーとグラタンのような・・・う〜ん忘れた。
消灯になると天井には星空が現れました。神秘的な雰囲気で就寝。
エミレーツは寒いという情報があって気にかけていましたが、私はそんなに寒くは感じませんでしたね。
しばらくすると窓からものすごい光が見えてきました。
ドバイだ。
その光はすさまじく、夜3:00とは思えないものでした。
そしていよいよ到着。
そうそう、今回の旅行のメインはモーリシャスですが、ドバイにも1日寄ることにしていたのです。なぜかというと、乗り換えまで約10時間待つことになるので、だったらドバイ観光してしまえ。ということでした。
つまり、UAE入国。
ここからは・・・
ドバイ旅行を計画している方に向けて細かく説明します
ドバイ空港は世界最大規模の広さ。日本からの飛行機はかなり離れたところに到着します。そこからバスに乗って約20分。空港内を20分って、だいたい広さが想像できますね。
バスを降りると、入り口が2つあります。
向かって左が「入国」。右が「乗り換え」。
です。もちろん私たちは左の入国の入り口へ。すると、だれもこちらに来ないでほぼ全員が乗り換えの入口に入っていきました。
「へえ〜、入国する人少ないんだな」
と思いながら入国審査へ。案の定並んでいるのは6人ほど。日本人は・・・いたかな。入国し荷物受け取り場所まで行きました。なんと
広大な空港に誰もいない。
近代的な巨大建造物の中に数人しかいない状況はなんとも不思議な状況でした。
なんと空港の時計がロレックス
荷物を待っていると・・・ 「ん?」 なんだなんだ。
荷物がたくさん回っているのです。でも入国したのは数人。ベルトコンベアの前で待っているのは私たち2人だけ。でも荷物はたくさん。
後からわかったことですが、入国の人たちもほぼ全員乗り換えの入り口に入ってしまったらしく、その後かなり時間がたってから、あわててたくさんの人がやってきました。
前の人について行ってしまったんですね。私は飛行機を降りるときにCAさんに聞いていたので間違いなく入ることができました。
私の海外旅行のモットーは 「すぐ聞く」 こと。めちゃくちゃな英語でも何とかなるものです。
ロビーに行くと名前のボードをもっていた1人の男性が。その男性の口からは
「お疲れ様でした」
流ちょうな日本語で話しかけてくれ、安心した気持ちになりました。
ホテルまでは車で移動。少し外に出ることになったのですが、とにかく暑い。そして空気が重い。さすがは中東である。
ホテルに着くと部屋にはなにやらケーキと日本語で書かれたカードが。新婚旅行のプレゼントらしい。しかも日本語で。
このホテルには日本人のスタッフがいるらしく、それでここに決めたのですが短い滞在だったため、会うことができませんでした。
ベランダに出てみるとなんと朝4:00になのに気温33℃。
ひえ〜 これから何度になるんだ。
そんな不安を抱きながらしばし就寝したのです。お休みなさい。
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