伝蔵荘日誌
             【伝蔵荘日誌】

2017年12月16日 年の瀬いろいろ T.G.

 広島高裁が稼働中の伊方原発の運転差し止めの仮処分判決を出した。判決理由がふるっている。海を隔てて130キロ離れた阿蘇山が9万年に一度の大噴火を起こすと、火砕流が海を隔てて四国まで届き原発が壊滅するからだという。東大法学部出の裁判長は六法全書の勉強しかしてこなかった法律バカで、世の中のことを知らず、歴史も経済も自然科学も知らない。火砕流が四国まで届く大噴火が起きたら、九州四国はもちろん西日本が壊滅する。人も死に絶え、数万年は住めなくなる。下手すると日本がなくなる。そうなったら原発の心配などしても始まらない。日本の裁判官はしばしばこういうアホな判決を出す。彼らは世の中がどう動いているか知らないのだ。裁判官には法律だけでなく、金融経済や自然科学の履修を義務づけたらどうか。裁判官になる前に、世の中のことを実習させたらどうか。そうでないとこういう愚かな司法独裁が繰り返され、日本が壊れる。憲法9条問題も右に同じ。

 中年のテレビタレントの奥さんが不倫騒動で話題になっている。火元は相も変わらぬ文春砲。今年は政治家、タレントの不倫がワイドショーを賑わせたが、人の情事を盗み見るのはいい趣味ではない。かって不倫は文化だと喝破した好色タレントがいたが、もっともである。源氏物語など多くの文学作品は不倫から生まれた。一盗二婢と言う四文字熟語がある。不倫相手のベストは親友の奥さん、二番目が女中と言う意味である。そういうわけで不倫は昔から掃いて捨てるほどあった。最近は女も男と同じことをする。性欲盛んな好き者であれば、男女を問わず不倫はする。不倫は悪いことではない。元気な証拠、文化の源だ。不倫なんて熟年男女の半分はやっている。嘘だと思う輩は胸に手を当てて考えてみよ。下を向くしかなかろう。文藝春秋は、週刊誌は不倫の覗き見、月刊誌は根拠不明の安倍叩きで売る、実に低俗でえげつない雑誌社だ。買って読む気がしない。

 沖縄の普天間基地に隣接する保育園にヘリの部品が落ちた。飛行の際は取り外す部品で、米軍は落下を否定している。2チャンネルでは反対住民のやらせともっぱらの噂。次いで小学校に米軍ヘリから窓枠が落下した。今度はご丁寧に落下の映像が添えられている。やらせ否定の証拠のつもりだろう。保育園も小学校も、なぜか滑走路先端のフェンス際に建てられている。運動場のすぐ向こうが滑走路である。実に危ない場所だ。国は予算と土地を用意して別の場所に移設を奨めているが、辺野古と同じ、プロの市民活動家の反対でいつまでたっても移設が進まない。普天間基地は戦後間もなく作られた。当時周囲に人家はなかった。その20年後に出来た小学校や保育園は、わざわざ基地のフェンスに隣接して作られた。最初から基地反対運動の手駒なのだ。幼児や子供が反米左翼の人質にされている。そのことを日本のマスコミは報道しない。一緒になって基地反対をあおり立てている。沖縄の基地反対運動には、中国が活動資金を注入していると言うもっぱらの噂である。むべなるかな。

 マンハッタンの隣、ニュージャージに慰安婦像が建ったと新聞が報じている。人口2万7千人の小さな街だが、韓国系移民が3割を占めているという。祖国を捨ててアメリカ人になっておきながら、反日韓国人であり続ける。トランプが移民締め出しに動くはずだ。このまま国に忠誠心のない、おかしな移民を受け入れていると、アメリカが壊れる。
 韓国の大統領が中国へ行き、習近平にへつらって南京大虐殺記念日の提灯持ちをした。挙げ句に三不(三つのノー)を言わされた。三つのノーとは、THAADの追加配備はしない、米国のミサイル防衛網には参加しない、日米韓の軍事同盟化を行わないの3点である。もはや宗主国に土下座して許しを請う属国である。大統領から国を捨てた棄民に至るまで、中国にすり寄って反日属国を貫く。100年前と同じように、この国は近いうちになくなるだろう。哀れな国だ。

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