2011年9月11日: 福島は死の町 T.G. ![]() 女は度胸、男は愛嬌である。 男の器量は顔で分かる。 女の器量は顔では判断できない。 虫も殺さぬ楚々とした美人顔の悪女はいくらでもいる。 男の場合は顔と言ってもイケメンのことではない。 顔からにじみ出る知性、人品骨柄のことである。 この判断が間違ったことは70年の経験で一度もない。 顔が駄目な男は、間違いなく頭も人柄も駄目だ。 その意味で、この鉢呂と言う男の顔相は最低である。 就任式のテレビ映像を見たときからこれは危ないなと思っていたが、予想通りであった。 野田がどんな政治理念を持って総理になったか知らないが、こんな一目で分かる駄目男を、財務、外務と並ぶ主要省庁の大臣にするようではお里が知れる。 そもそも経産省の天敵、日教組上がりの元社会党議員が、大臣になって日本経済を仕切れるわけがないだろう。 お前は馬鹿か!(野田のことです) これらのニュースの出所は記者会見が発端だから、新聞テレビでいろいろ報道されている。 紙面によって取り扱いのニュアンスが微妙に違っていて面白い。 読売、産経、日経はおしなべて批判的である。 読売は、「経産相の進退論拡大…首相が本人から聴取へ」と批判的である。 「進退問題に発展する可能性がある」という与党議員の談話を載せている。 日経も、「経産相、進退問題に発展も 放射能発言に与党から批判 」と言う、さらに突っ込んだ記事を載せている。 民主嫌いの産経は、「鉢呂氏、首相との会談「昨日今日考えることを話したい」」と、さらに進んだ話を書いている。 これら3紙はもはや鉢呂氏の辞任を想定して記事を書いているようだ。 その中で、朝日新聞だけは論調が曖昧である。 「鉢呂経産相、首相と会談へ 「考えていることを伝える」」といかにも傍観者的である。 失言そのものにはあまり触れず、鉢呂経産大臣は空洞化対策で頑張っているとか、リチウムイオン電池工場を視察したとか、いかにも経産省のリーダーシップをとってっているかのようなヨイショ記述が大半である。 常々民主党政権は朝日が作ったと豪語している新聞としては、火消しに躍起にならざるを得ないのだろう。 と、ここまで書いてきてテレビを点けたら、「鉢呂経産相辞任」と報じている。 何という電光石火の早業。 就任期間たった8日のお粗末大臣誕生である。 日誌をつらつら書いている暇もない。 さすがの民主応援団長、オーナー気取りの朝日新聞も、どうにも庇いきれなかったようだ。 ![]() 冗談はよしてくれ! 日本は法治国家じゃないのか。 今さら法律について考えたり整理したりする必要がある素人人間を、なぜ法務大臣ににするのか。 今さら法律を勉強しなければならんど素人を、なぜわざわざ法務大臣にするのか。 法務大臣は、法律学者でも法律評論家でもない。 法治の最高責任者である。 法治の最高責任者が法律を守らなくてどうする。 死刑について勉強したいなら、大臣になる前にやってくれ。 死刑を廃止にするのは、法務大臣の仕事ではない。 そうしたければ、その前に国会できちんと議論して立法する手順を踏め。 それが法治国家の議会制民主主義というものだろう。 ![]() さあ野田は鉢呂の後にはどんな奴を経産大臣にするか、見物である。 鉢呂が彼のとりあえずのベストだったとすると、次はそれよりちょっと落ちるベターに違いない。 アホ鉢呂よりさらに劣る経産大臣なんて、考えただけで目の前が暗くなる。 まずは顔を見て判断してみよう。 |