2009年2月21日: 世の中勘違いが多すぎる T.G. ![]() そもそもグリーンピアや、私の仕事館を見れば分かるとおり、天下り用の公益法人自体が国民にとってなんの利益にもならない存在であることが問題なのであって、そこへ天下りした役人に払う給料の多寡を問題にしているわけではない。 天下り役人を受け入れるためだけに、意味もない公益法人を存在させていることが問題なのだ。 勘違いも甚だしい。 勘違いでないとしたらなおさらたちが悪い。 現役の頃、仕事である省庁の幾つかの公益法人にさんざん出入りした経験がある。 税金を浪費しているだけで、どれ一つとして国民の役に立っていると思えた団体はない。 天下り役人の受け皿の公益法人など全廃して、12.6兆円はもっと有意義なことに使うべきなのだ。 この代議士の認識が自民党議員に共通しているとしたら救いがない。 さっさと政権交代させよう。 それにしても12.6兆円の1%は1260億円である。 これを役立たずの天下り役人にくれてやるのも業腹ではあるが。 ![]() 馬鹿も休み休み言え。 勘違いもいい加減にしろ。 日本はバブルの後遺症を国民が一致協力して10年かけて着実に治癒させたのであり、アメリカが見習うとしたらこの点だ。 日本が失われた10年から立ち直ったのは、小泉や竹中がやった銀行への公的資金注入によるものではない。 長年にわたるゼロ金利政策で、本来国民が得べかりし数十兆円の利子所得が銀行に掠め取られ、それによって不良債権処理が出来たのだ。 これはバブルの後始末に大蔵大臣を引き受けた宮沢喜一のゼロ金利政策と、10年間、文句一つ言わずひたすら我慢した国民の忍耐心によるものであって、断じて小泉や竹中の手柄ではない。 オバマは日本のように公的資金注入を躊躇せず、迅速に経済を立ち直らせると言いたいのだろうが そんなことで今の壊れたアメリカ経済が立ち直れるわけがない。 この男はどうやら口はうまいが経済は分かっていないようだ。 金融機関に注入する公的資金は税金か国債発行による借金だ。 いちどきに数十兆円もの増税など今のアメリカには出来っこない。 紙くず同然のアメリカ国債など誰も買わない。 不良債権処理に必要な“公的資金”は当時の日本にもなかったし、今のアメリカにもない。 日本は宮沢の“悪巧み”で国民を騙して利子所得を巻き上げ、銀行に移転した。 何と言っても日本国民の金融資産は世界一、1500兆円もある。 利子だけでも膨大な額だ。 銀行は掠め取らせてもらった国民の金でなんとか不良債権処理ができた。 アメリカも日本と同じことをやるしかないが、オバマにはそんな知恵も度胸もない。 もしやったら暴動が起きるだろう。 何と言っても日本とアメリカでは国民の出来が違う。 ![]() もし大手マスコミが政権交代を願うのなら、紙面できちんとした政策批判をすべきではないか。 それがジャーナリズムの使命ではないか。 酒癖の悪い中川はともかくとして、この5ヶ月、麻生政権が採ろうとした政策のどこがどう悪いのか、きちんと示すべきではないか。 同時に民主党の政策をも論じるべきではないか。 民主党に政権を取らせたら日本はどうなるのか、展望を示すべきではないか。 それもしないでスキャンダルをでっち上げたり、漢字の読み間違いをあげつらったりするだけでは、まともなジャーナリズムとは言えない。 何を考えているのか、勘違いも甚だしい。 おそらく彼らは民主党が政権を取ったら取ったで同じことを繰り返すのだろう。 揚げ足取りとスキャンダルで内閣をいじりつぶすのだろう。 この大手新聞の会長は、以前にも福田、小沢に大連立を仕掛けたり、政治ゴロまがいの行動を繰り返している。 マスコミがでかい面して政局を弄ぶ。 日本はたちの悪いマスコミを持ったものだ。 |