【伝蔵荘日誌】

2007年7月22日: 夏野菜を収穫する。

 庭の片隅の畑で、茄子とキュウリとトマトを収穫する。 夕食に茄子はしぎ焼きとキュウリ揉み、トマトはサラダにして食す。 採れたて夏野菜を堪能する

 昨年の春、近くの園芸店でミニトマトの苗を一本だけ買い、庭の隅に植えてみた。ほとんど世話もしなかったのに勢いよく生い茂り、夏頃には年寄り夫婦には食べきれないほど実が成った。 これに味を占めて、今年はミニトマト一本、普通のトマト一本、茄子三本、キュウリ、ピーマン各一本を植えてみた。 トマトはあまり水をやってはいけないと聞いていたので、雑草を取る程度の世話しかしなかった。 6月中旬頃からポチポチ収穫出来るようになった。 最初の収穫は茄子、ピーマン、続いてキュウリ、トマトの順である。 ピーマンは隣の茄子の葉に覆われてやがて実がならなくなった。

 7月はじめに北海道旅行で一週間ほど留守をした。帰宅したら畑は野菜達の生存競争の真っ最中である。 初めのうちいちばん勢いのよかった茄子がトマトとキュウリの葉ですっかり覆い尽くされている。 その下に幾つか実が付いているが、花は萎んでしまいもう実がなる気配が無くなっている。 ピーマンは見る影もない。 トマトもおかしな方向に枝が伸びて、ジャングル状態である。 最初はいじけていたキュウリがそこら中にツルを伸ばして、今ではいちばん勢いがよい。 要するに密植のし過ぎなのだ。 花壇のように畳一畳程度の広さに7本も苗を植えたのが間違いなのだと気がついた。 来年は畑をもう少し広げて、計画的に作付けしよう。 

 写真は今夜の食材、トマトとミニトマト、キュウリ2本、最後の茄子2個。 茄子はもう出来る気配がないが、トマトとキュウリはしばらく八百屋で買う必要がなさそうだ。    

目次に戻る